タトラス TATRAS 2022/23秋冬 新作ダウンコレクション
素材ごとに、今シーズン発売されたタトラス新作モデルの特長などをまとめてご紹介させていただきます。
2022/23 秋冬シーズンTATRAS(タトラス)ラインナップ
BILY(微光沢ナイロン)
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22秋冬シーズンからの新素材。
タテ糸に撚りのない20D(デニール)ブライトナイロンの生糸、ヨコ糸に20D(デニール)ブライトナイロンの仮撚糸を使用したタフタ生地。
タフタ生地は平織りされた、光沢やシャリ感が特徴の素材です。
デニールは繊維の太さを表す単位で、タイツ等に使われる極細の繊維。
ブライトとは、ナイロンの中でも一番光沢がある生地です。
ヨコ糸に仮撚糸を使用することで、少し落ち着いた光沢とソフトな風合いに仕上げています。
※撥水あり
ベージュ /
ブラック /
ネイビー
2年前にあったタトラスのダウンベストのモデル POSEIDONE(ポセイドン)からのリモデルバージョン。
元々のモデルから身幅を1サイズアップして、着用の幅を広げています。
肩幅は全体のバランスを取るため修正せず元々のサイズをキープ。
ダウンステッチを少し広めに取っているのでレトロな印象ですが、上質な生地とタトラスらしいコンパクトなサイズ感にすることで都会的なアイテムに昇華しています。
フードはファスナーによる取り外しが可能で、外した時はファスナーが見えないよう隠せる仕様。
ポケットの袋が起毛素材になっており、ナイロン素材特有の冷たさがなく手を入れたときから温かく過ごせます。
MAKO(マットナイロン)
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22春夏シーズンから継続して採用されています。
20D(デニール)セミダルナイロンの仮撚糸を使用したタフタ生地。
セミダルとは合成繊維の艶(光沢)を表す言葉。程よい光沢感のナイロンで、最も採用されることの多い素材です。
裏面に特殊薄塗コーティング「サイレントコーティング」を施しております。
微多孔湿式puコーティングで身体が出す湿気を外に通す事が出来、コーディングも極限まで薄膜化しており生地の軽さとストレッチ性を損ないません。
その為、ナイロン素材特有のシャカシャカ音を抑えた手触りと柔らかな着心地が特徴です。
※撥水あり
ブラック /
ネイビー /
チャコールグレー
3年前まであった切り替えダウンモデルのTARO(タロ)のリモデルバリエーション。
より都会的でタウンユースモデルになり、以前にはなかった胸ポケットが追加されています。
身頃だけにダウンを使い、袖にはダウンを使わずストレッチ性のあるジャージ素材を使用。
最低限保温性を保ちながら袖の可動域を十分確保しています。
ステッチの幅も少し狭くすることでダウンの膨らみを抑え、アウターだけではなくインナーダウンとしても使い方も可能。
止水ファスナーでスポーティーに演出しつつ、ファスナーも袖のロゴ入りタブも同色で揃えることで都会的で洗練された印象にデザイン。
着脱可能なフードはファスナーでの取り外しではなくプラスチック釦での取り外し。
軽量化でき着脱が楽になるため、都会的でタウンユースなダウンに仕上がっています。
EPL(フェイクファー)
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75D(デニール)のリサイクルポリエステル糸を使用した、繊細で柔らかいタッチのフェイクファー素材。
発色の良さと、ボリューム感のあるビーバー調の毛足が特徴です。
ブラック /
ベージュ
21秋冬シーズンに大好評だったボアブルゾン・WOMA(ウォマ)をベースに、1サイズ小さくしたモデル。
フェイクファーのような高級感のある素材にバージョンアップ。
ファスナーも生地に合わせてラッカーニファスナーを採用しています。
素材の特徴を活かすため、胸ポケットや裾のパイピングも取り除いてシンプルなデザインに。
STRW-PLAIN(ロロピアーナ ウール)
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21秋冬シーズンより継続して採用されています。
LORO PIANA(ロロピアーナ)のスーパー150'sのウール糸を使用した素材。
スーパー150'sとは原毛の細さ。非常に細い素材を使用しておりますので独特の艶感としなやかさがあります。
また、この繊細な表情を崩さないように糸の段階で撥水加工を施し、ダウンとしての機能もプラスしています。
シルクも5%配合し、艶やかな高級感を演出する素材です。
ブラック /
ライトグレー /
ベージュ
TATRASのダウンジャケットの中でも定番かつ一番人気のモデル。
着丈を長めに設定し、スーツ・ジャケットの上からも楽しんでいただけます。
ロロピアーナのウール素材が持つ上品さと合わせて、TATRASのラインナップの中でも最もエレガントなダウンです。
身頃にダーツを入れ立体的なシルエットを作り出し、シャープで細身のスタイリングを完成しています。
2022モデルは2021モデルのDOMIZIANO(ドミッツィアーノ)のデザインを変更し改良。
トレンドのラインを意識し、身幅を1cm大きくしています。
少し長めに設定された着丈はスーツ等ドレスアップした際にも合わせられるバランスにしています。
JAME(ウールジャガード)
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細番手の先染めウール糸を使用したジャガード素材。
ジャガードによる柄の組織感と、仕上げによるソフトな風合いが特徴。
※撥水あり
チャコールグレー /
ライトグレー
TATRAS定番のダウンジャケット。
DOMIZIANO(ドミッツィアーノ)と同じ型を用いた生地違いのモデル。
トレンドのラインを意識し、今季より身幅を1サイズほど大きく設定しています。
少し長めに設定された着丈はスーツ等ドレスアップした際にも合わせられるバランスにしています。
KALIM(クレープ調ナイロン)
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絹のようなクレープ調の風合いのナイロン素材。
光沢の陰影とドライな手触りが特徴です。
※撥水あり
ブラック /
オリーブ
ミドル丈のシンプルなフーデッドダウンブルゾン。
ダウンステッチは内側に入っているため、外見はとてもすっきりしたデザイン。
ヒップが隠れるくらいの丈感で落ち着いた印象のアウターです。
ファスナーは高級感のあるラッカーニファスナーを採用。
袖口の裏側にゴムが入っているため手首にぴったりフィットし、冷たい空気の侵入と体温の放出を防いでくれます。
BNB(フェイクファー)
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75D(デニール)のリサイクルポリエステル糸を使用した、繊細で柔らかいタッチのフェイクファー素材。
発色の良さと、ボリューム感のあるビーバー調の毛足が特徴です。
ブラック /
グレー
21秋冬シーズンに大好評だったボアブルゾン・WOMA(ウォマ)をベースに、1サイズ小さくしたモデル。
フェイクファーのような高級感のある素材にバージョンアップ。
ファスナーも生地に合わせてラッカーニファスナーを採用しています。
素材の特徴を活かすため、胸ポケットや裾のパイピングも取り除いてシンプルなデザインに。流行のバンダナ柄がアクセントとなるデザインが魅力的な一着です。
SHEB(ボア)
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21秋冬シーズンより継続して採用されています。
ポリエステルとアクリルの混紡糸を使用したボア素材。
表は3D(デニール)のアクリルと6D(デニール)のポリエステルの混紡糸。
裏は15D(デニール)のポリエステル糸を使用しています。
綿染めのため、フェイクながら羊毛のようなリアルな質感です。
ブラック /
グレー
SHEB生地ボアシリーズの新型フードブルゾン。
ファスナーも生地に合わせてラッカーニファスナーを採用しています。
胸のグログランテープにはTATRASのロゴプリントを施し、アイコニックなデザインになっています。
裏地には防風性のある裏地を採用。
あとがき
今回の特集いかがでしたでしょうか?
今季もタトラス TATRAS のアウター ダウンジャケットが勢ぞろい!
毎年人気の定番モデルから異素材の変わり種まで、充実のラインナップです。きっとお気に召すアイテムが見つかるのではないかと思います。
2022/23秋冬シーズンのタトラスコレクションに、是非ご期待ください!
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