[履いてこそ真価が分かるシューズ!]パラブーツ(PARABOOT)名靴図鑑 2022春夏編
目次
パラブーツ(paraboot)とは?

パラブーツ(PARABOOT)とは1919年から4世代を通して受け継がれているシューズメーカー。


靴の製造だけでなく、アウトソールの製造までブランド自ら行うという拘りを見せる、世界唯一のブランドです。
パラブーツの“パラ”は、アウトソールの原料でもあるラテックスを輸入するアマゾンの“パラ”港から来たもの。

製造における工程はなんと150以上。
全て手作業で行われ、履き心地の良さや完璧な完成度を守るため、ノルウェイジャンやグッドイヤーといった複雑な製法を数人の作業員 しかいなかった創業当時から行っています。

雨でも心配なく活用できるというワックスを染み込ませた“ワクシーレザー(LISレザー)”が代名詞。

設立当初から変わらぬ伝統的な製造方法がとられているにも関わらず、 斬新で前向きなアイデア、挑戦する冒険心も忘れてはいない、伝統と高い技術を誇るブランドです。

何故Octetがパラブーツ(PARABOOT)を紹介するのか?

Octetがフランスの至宝パラブーツ(PARABOOT)を紹介する理由。
大人の男になったらパラブーツを履く、なんて言葉があるように、信頼と実績のあるブランドです。

“10年履ける靴”とよく言われますが、もちろんそれには理由があります。
それが今回ご紹介する理由の一つなのですが、世界で唯一自社100%製造で靴を作り続けており、クオリティが変わらないんです。

すべてにおいて高水準を保つことで、世界で確固たる信頼を獲得したんです。これは一度履いて頂ければ必ず実感します。

私たちも自分で履いてみて、このパラブーツをぜひ皆様に紹介させて頂きたいと思い立ったのが発端。

そして、海外の靴にはありがちな事として、日本人の幅広の足には、幅が狭いイタリアの靴などはなかなかフィットしにくいのですが、フランス靴は日本人にかなりフィットしやすい木型となっているのです。
この点もパラブーツ(PARABOOT)をご紹介する引き金となりました。

2. サンダル

FERRET -フェレット-

サンダルでもドレッシーに決められる


土踏まず部分にしっかりくびれがついた、まるでドレスシューズのようなフォルムが特徴的なフェレットモデル。
大人のサンダルとして人気のグルカサンダルは、元々足の露出が少なくドレッシーに決まりやすいですが、 このモデルはさらに紳士的。綺麗目パンツとの相性も抜群のレザーサンダルです。


FERRET フェレット

革靴のようなヒールのあるアウトソールも特徴のひとつ。
見た目の重厚感とは違い、マッケイ製法(アメリカではブレイク製法とも言う)によって非常に軽く、柔軟性のある仕上がりになっており、 足にフィットするフォルムと合わさってとても気軽に履ける一足になっています。

フェレットのココがおすすめ!

フェレットのお勧めしたいポイントは、メリハリのあるフォルムであること。
土踏まず部分がキュッとくびれているのでフィット感は高いのですが、そこ以外の部分はゆとりのある作り。 比較的余裕があり、ベルトで細かな調整も可能です。

優しく足にフィットする形状で、素足に嬉しい仕上がりです。

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PACIFIC -パシフィック-

サンダルとは思えない優れたクッション性と安定感


足の甲を太めのメッシュ編みで優しくホールドするPACIFICモデル。
デザインの元は東インドで会社の利権を守るために編成されたグルカ兵に支給された軍靴と起源に持つ、グルカサンダルから来ています。


PACIFIC パシフィック グルカサンダル

見た目は軽快ですが、他のグルカサンダルと異なるのは履いたときの安定感。
まるでスニーカーかと思えるほど抜群のクッション性とレザーの柔らかさに包まれ、長く歩きたいときにも重宝するモデルです。

サンダルとしては少々高価ですが、レザーの履き心地を体験すれば納得の価格です。

パラブーツ(PARABOOT)のパシフィックのココがおすすめ!

抜群のクッション性とレザーの柔らかさにより、サンダルあるあるの一つでもある履いていると足が痛くなるという現象を極限まで抑えた一足です。
急な雨にも強いオイルドレザーですので、春夏のお出掛けにぜひ選んでほしいですね。

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3. ローファー

CORAUX -コロー-

BARTHの良さをそのままに トラッドなコインローファー


こちらは、デッキシューズ パラブーツBARTH(バース)モデルをベースに、よりエレガントに振ったコインローファーモデル。
アウトソール、アッパーは同じ仕様になっていますが、こちらは紐がないためジャケパンスタイルなどONシーンにも使える一足です。


CORAUX コロー

防水性が高く水に滑りにくいという長所を活かしつつ、光沢のある革に高級感を感じさせる面持ちは実に優雅。
タウンカジュアルシーンに使うだけでは勿体無い!

ビジネスシーンなどたくさん歩くシーンでも抜群の履き心地を誇るCORAUXなら問題ありません。
幅広くご活用いただけます。

パラブーツ(PARABOOT)のコローのココがおすすめ!

パラブーツの靴は基本6万OVERの価格帯ですが、このコローは27,000円(+税)と比較的に手を出しやすいのが嬉しいところ。
こちらもバース同様、革馴染みが良いのでサイズ感は小さめがオススメです。

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REIMS -ランス-

ドレッシー且つ雨にも強い定番の一足


パラブーツの靴と言えば、がっつり張り出したコバとボリューミーなフォルムが特徴的。

それとは逆にコインローファーはほっそりとしたドレッシーな表情というイメージが強いですが、 このランスはパラブーツの特徴をしっかりとアピールしているフレンチ仕様のコインローファーです。

REIMS ランス

パラブーツの大きな特徴でもあるアウトソールは、定番MICHAELモデルにも使われているマルシェソール。ハニカム構造で衝撃吸収性が高いソールです。 しっかりステッチが見えるノルウェイジャンウェルテッド製法で、パラブーツならではのボリューミーな外見も特徴的です。

LISレザーのアッパーは撥水性があるので、雨天時も足元を盤石にして出掛けられます。

ランスのココがおすすめ!

ランスのお勧めしたいポイントは、ドレス顔なのにトラッドな雰囲気も併せ持っていること。
ONスタイルにも、カジュアルスタイルにも合わせることができる稀有なシューズです。

現在のフレンチトラッド回帰の流れもあり、フランス製のローファーということも魅力的な、トレンドにも乗る一足です。

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4. デッキシューズ

BARTH -バース-

コレクター魂をくすぐる豊富なバリエーションも魅力


様々なセレクトショップが別注カラーを発表している、春夏シーズンの靴といえば多くの人が思い浮かべるであろう定番デッキシューズ。

スニーカーと勘違いするほど足を包み込むような快適な履き心地は、計算された構造によるもの。


BARTH バース

ラバーソールは、船の甲板でも滑りにくいパラブーツオリジナルソール。
MARINEとネーミングされ、バース用に開発されたソールです。
信頼のクオリティとデザイン性により、フランス海軍にもオフィシャルで採用されているそう。

豊富なバリエーションの中にきっと貴方にマッチするものがあるはずです。

パラブーツのデッキシューズ バースのココがおすすめ!

アッパーのオイルドレザーは多少の雨や水も弾いてしまう強靭な素材。そのため、梅雨時期や雨の日のオシャレにももってこいなんです。
スニーカーよりエレガントで、革靴よりカジュアル。そんな真ん中だからこそ様々なコーデに合います。

ちなみに、アウトソールはかなり歩きやすく、下手なスニーカーを履くよりも楽かと思います。

アドバイス: 革馴染みが早いので、小さめのフィッティングで合わせてあげるのがオススメです。

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6. レザーシューズ

MICKA -ミクカ-

ミカエルを春夏にも楽しめる新登場モデル


長年にわたり愛されているパラブーツの名靴の中でも存在感の高いミカエル。
そのミカエルを素材・型から全て春夏シーズンにフィットする仕様へモディファイしたモデルが新登場!
その名もミクカ。

一枚革を用いて作られ、足に柔らかくフィットし、本家モデルのミカエルよりも軽量に作られています。

MICKA ミクカ

アウトソールもクレープソールにチェンジ! こちら合成ゴムではなく天然ゴム。クッション性があり、アッパーの高いフィット感と合わせてアクティブなシーンでも大活躍。

春夏モデルとは言っても、秋冬シーズンにも十分活躍しそうなデザインで、ただのミカエル軽量版と甘く見る事のできない仕上がりです。

パラブーツのミクカのココがおすすめ!

ミカエルと同じフォルムを持つチロリアンシューズ。
フランスで一番人気のモデルを夏向けにリモデルしたミクカ。
素材もスエード素材を使用し、カジュアルな軽快感をプラス!

クレープソールは反り返りも良いので、歩き心地が良く、長時間履くのにも適しています。

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7. ドライビングシューズ

ANVERS -アンバース-

スニーカーと革靴の絶妙な間を突く大人のための定番モデル


スニーカーではカジュアルすぎるけど、革靴はちょっと…。でも楽な靴がいいな、という迷えるシーンにまさにぴったりマッチするのが、こちらのANVERSモデル。
かゆい所に手が届く絶妙なバランスでコーディネートをまとめてくれます。


ANVERS アンヴァース モカシンローファー

アッパーレザーは超軽量で実に柔らか。その履き心地は癖になること必至です。

デザインはモカシンステッチが走る非常にシンプルなもので、時代に左右されない長年履き続けることのできる一足です。

アンヴァースのココがおすすめ!

まさに、子どもでは良さが分からない大人の紳士靴ではないでしょうか。
ドライビングソールとなっておりますのでドライブにも最適で、大人の休日にはもってこいの1足かと思います。

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ANCYL -アンシル-

玄関でつい選んでしまう楽さが魅力のスリッポン


BARTHやCORAUXの仕様をベースに仕上げたサンダルスリッポン。
ヒールカップを排除し、足入れのストレスを極限まで削った当店の定番モデルです。


ANCYL アンシル

ハンドソーンウェルテッドという製法で作られているのですが、この製法、とても繊細で手縫いでなくてはできないものなのです。

この製法の良さは暑いインソールを作れること。
履き込んでいくことで、自分の足にどんどん馴染んでいきます。

玄関で履いて行く靴を咄嗟に選ぶとき、つい楽そうな、履きやすそうな靴を選び勝ち。
パラブーツ(PARABOOT)のANCYLはまさに無意識に選ばれる名作モデルなのです。

パラブーツ(PARABOOT)のアンシルのココがおすすめ!

かかとのない春夏シーズンの当店定番モデル。
シーズンによっては当店しか取り扱いがないことも多く、実はかなり希少なモデルでもあります。

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あとがき

今回の特集いかがでしたでしょうか?

パラブーツの秋冬モデルをご紹介いたしました。

毎シーズンご紹介しているパラブーツですが、2022年モデルの新色も合わせてのご紹介をお届けしました。

秋冬シーズンのモデルに比べて、少し手を伸ばしやすい価格のモデルが多いのも嬉しいポイントですね。


どれも長年愛される名作ばかりですので、履き心地と質の良さは折り紙つき!

履いてこそ真価が分かるシューズ!

シューズクローゼットの新しい仲間として、是非ご検討下さい。

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