ザノーネはニットの老舗ブランドです。
長年培ってきた技術力は高く、ミドルゲージの扱いに関しては世界一ともいわれほどの名門ニットブランドなのです。
ご紹介のタートルネックニットも、もちろんミドルゲージです。
ニットらしいラインの柔らかさと、ニットで勝負しているというシンプルさが特徴のアイテムです。
ミドルゲージのニットなので、当然タートルネック部分もボリューミーな仕上がりに。
厚みとラインが、暖かで優し気な印象をつくりだしてくれます。
裾や袖口のリブはシルエットのために、キュッとスリムにつくられていますが、ネック部分は首に沿うようなつくりとなっています。
ギュッと詰まった5ゲージのニットは、保温性に長けています。
めが詰まっていることで、型崩れや毛玉の発生も軽減してくれて、美しい状態で着用いただけます。
上質なメリノウール、さらにヴァージンウールのみを使用しているため、直接肌に触れる個所も滑らかな肌触りを実現しています。
30型モデルは、その脚のシルエットの美しさが人気で、定番モデルのひとつとなりました。
パンツがラインをつくっていくかのようにテーパードし、脚全体に少しずつゆとりがあるフィット感。
チノスラックスであることで、お堅さは前面に出しすぎず、on/offどちらでも穿いていただけるパンツとなっています。
ラインの美しさを支えているのがスラックスディティールです。
ウエストを安定させ、履き心地を高めているのが、3点留めフロント。
腰部分のVスプリットは、動いたときのパンツにかかる負担を軽減させ、生地のつっぱり感も軽減してくれるので、直立だけでなく動作の途中でも美しくいられるのです。
コットンストレッチの生地を使用。
快適な伸縮性と共にハリのある生地感で、パリッとしたスラックスらしさを形作っています。
それに対して、染めではガーメントダイ(パンツに仕上げてから染める製品染め)を採用し、こなれ感も演出しています。
今シーズンもやってまいりました!リミテッドエディション。
膝下から緩やかにテーパードするスリムストレートのBARDモデル(旧688)で、加工感の強すぎないインディゴ系のウォッシュカラーです。
ヤコブオーナー様、そろそろリミテッド、いかがですか。
生地の端っこの赤い耳、セルビッチをふんだんに使用しているところも、リミテッドの特徴です。
裾部分のセルビッチはよくあるとおもいますが、そこだけではないのです。
バックポケットからもチラリ、ボタンフライからもチラリ、この〝チラリ〟が粋ですよね。
そして、リミテッドの二大特徴と言えばこれです。
バックパッチのシリアルナンバープレート、このナンバリングが、限定モデルであるということをグッと実感させてくれます。
ヤコブの香りのアトマイザー(デニム用です)、いつもだったら薄れていってしまう香りも、復活させることができるのです。