スマートカジュアル特集
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【Octet】スタッフ本田

【Octet】とは、日本の男性をイタリアの男性みたいにイケオジ化させ、イタリアブランドを中心としたメンズファッションから日本を元気にするお店。

メンズアパレルに携わり15年。ディーゼルのデニムがセールのたび山のように売れていたことが印象に残っています。
女性目線で、男性の着こなし、商品の良さをご紹介。
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はじめに

スーツからビジカジへ!新たなスタイルへの華麗なる転身

ビジネスカジュアルという装いをご存じでしょうか。
スマートカジュアルとも呼ばれていて、 スーツのようにかっちりしすぎず、デニムスタイルのようにラフでもない、40代・50代の皆様にとって丁度いい塩梅のファッションです。


昨今は仕事でスーツを着ていた方々が、会社の方針転換でビジカジスタイルを求められたり、または自分から徐々にビジカジにシフトしていったりなど 仕事着のカジュアル化が進んでいるんです。
貴方の今の仕事着はどうでしょうか。


この特集では、どのようなコーデがビジネスカジュアルに値するのか、失敗しないコーデ例などをご紹介します。


初級・中級・上級と段階で分けてご紹介しておりますので、ご自身でチャレンジしやすいコーデを参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
1. ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)とは?
フォーマルドレスコードの中でも、シーンを選ばずユニバーサルに着られるビジネスカジュアル(スマートカジュアル)が注目されています。 しかしながら、厳かな雰囲気が求められる結婚式などの場では不適切とされ、ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)スタイルを日常で使いこなすには シーンに合わせた服装の選択が必要となります。


また、ビジネスシーンでもビジネススーツを着用できる場面ばかりではなく、適さない場面ではマナー違反とみなされることもあります。


ドレスコードには様々なスタイルがあり、ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)はその中でどのような位置づけにあるのか、 この機会に理解して大人の男性が身に着けるべきスタイルを自分のモノにしてしまいましょう。
2. スタイルの名称

フォーマル

最も格式が高い、正礼装
服装規定のうち、最も格式が高くドレッシーなスタイルがフォーマル。
「正礼装(せいれいそう)」とも呼ばれています。


フォーマルは時間帯によってふさわしいとされる服装が異なっているのが特徴で、 昼はモーニングコート、夜は燕尾服を着用することが決められています。


公的な行事に参加する際や、結婚式に新郎や父親として参加する際の衣装として採用される服装です。

セミフォーマル

正礼装の次にドレッシーな、準礼装
セミフォーマルは、フォーマルの次にドレッシーなスタイル。
「準礼装」とも呼ばれています。


このセミフォーマルも、フォーマル同様時間帯によってふさわしい服装が異なっており、 昼はディレクターズスーツ、夜はタキシードを着用することが正式な装いとされています。


結婚式に出席する際、新郎新婦の親族や上司などがこのスタイルで参加することが一般的です。

インフォーマル

式典に招待を受けた場合などに着る、平服
インフォーマルは「略礼装」とも言われるスタイル。 フォーマルやセミフォーマルに比べ、リラックスした雰囲気の装いです。


式典に招待を受けた場合、ドレスコートが「平服」と書かれていたらこのインフォーマルに該当します。
ブラックやチャコールグレーなどダークトーンのスーツを着用するのが一般的です。

ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)

フォーマルスタイルよりもさらにカジュアルな、スマートカジュアル
ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)は、他のフォーマルスタイルよりもさらにカジュアルなスタイルを指しています。


厳密な定義は決められておらず、自由度の高いスタイル。
基本的に襟つきのアイテムを必ず着用するというベースがあり、ジャケパンスタイルにする場合が多いです。


高級レストランのドレスコートや、結婚式の二次会、ビジネススタイルなど様々な場面に適応できる汎用性の高いスタイルです。
3. ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)にはどんなアイテムを選ぶ?

ジャケット

  • ジャンネット カジュアルジャケット

  • 基本的にはどのようなジャケットでも問題ありません。
    スーツのジャケットのようにパッドの入っていないアンコン仕様のものを選ぶケースが多いです。


    春夏シーズンならば、デニム生地のものでも、リネン生地のものでも。
    秋冬シーズンはウール素材や起毛感のあるジャケットを選んで季節感を楽しむのもいいですね。

シャツ

  • ジャンネット 長袖カジュアルシャツ

  • シャツも、ジャケット同様どんな素材、形のものでも構いません。


    ビジネススタイルでは選ばない、カジュアルな柄のものをチョイスしても大丈夫。
    ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)では基本ノータイで着こなすことがほとんどなので、 主張する色や柄のシャツでも問題ありません。

パンツ

  • ブリリア パンツ

  • パンツはビジネスカジュアル(スマートカジュアル)において特に何も規定はありませんので、かなり自由度高く選ぶことができます。
    着ていく場所によって臨機応変に変えてみるのも楽しいですね。


    格式高いレストランならばスラックス、カジュアルな二次会ならばチノパン、さらに気楽な場ならジーンズでもOKです。

  • パラブーツ ミカエル レザーシューズ

  • シューズも特に規定はありませんが、レザーシューズを選んでおけば間違いありません。
    格式が高い場所に行くのであればドレスシューズ、そうでなければローファーなど。


    ただファッションとしてビジネスカジュアル(スマートカジュアル)を着たいだけならば、スニーカーでも大丈夫です。
4. ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)のよくある疑問

a. ネクタイは必要?

ネクタイは必要?
必要ありません。
逆に、着けても問題ありません。


マナーとしてではなく、スタイリングの1つのアイテムとして取り入れるか取り入れないか自由に決めることができます。


赴く場所の格式の高さによって変えるといいかと思います。

b. 「ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)」と「カジュアルエレガント」の違いは?

「スマートカジュアル」と「カジュアルエレガント」の違いは?
明確に決まっているわけではなくほとんど差はありませんが、 どちらかといえばスマートカジュアルの方が若干カジュアル寄り、カジュアルエレガントはエレガント寄りかと思われます。


「この着こなしはビジネスカジュアル(スマートカジュアル)」といったような定義はありませんので、ほぼ同じようなものだと考えて問題ありません。

c. スーツのジャケットじゃダメ?

スーツのジャケットじゃダメ?
スーツのジャケットと同じテーラードジャケットですと堅苦しくなりすぎてしまい、 合わせるパンツもスラックス以外は合わないためスマートカジュアルには適しません。


スーツを着るほどでもない場合に活躍するのがビジネスカジュアル(スマートカジュアル)ですので、 スーツからは一旦離れてカジュアルスタイル用のジャケットを一着でも用意しておくのがベストです。

d. インナーはシャツじゃないとダメ?

インナーはシャツじゃないとダメ?
ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)のトップスは、襟付きであることが原則です。
しかしもしジャケットを着用するならば既にクリアしていますので、インナーはシャツでなくても大丈夫。 Tシャツでも構いません。


もしジャケットを着用しないのであればシャツは必須です。

e. ダメージデニムでもいいの?

ダメージデニムでもいいの?
細かい規定はないものの、ダメージや加工が過度に入っているデニムだとスマートさに欠けてしまいますので避けた方が無難です。


デニムを選ぶなら極力加工が少なく、濃い色のデニムを選ぶと雰囲気を損ねずに着こなせます。
5. これで失敗なし!ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)の着こなし例

a. 初級編

仕事はずっとスーツでこなしてきて、急にビジネスカジュアルと言われても困る…と思っている貴方には、圧倒的にセットアップコーデをおすすめします。
いつものスーツをセットアップに変えるだけでいいのです。
ネクタイは、つけるとあまり変わり映えしないので取ってしまいましょう!


そして、大きなポイントとして、コーデに使う色を2色までに抑えること。
色数が増えるとスタイリングの難易度が段違いに上がってしまいます。
今回のコーデはネイビーとブラウンのみを使い、スーツスタイルの印象を残したままになっています。
インナーがシャツですので、ジャケットを脱いでもエレガントさはキープ。
一日の気温差が激しい季節でも問題なく着ていただけます。


またビジカジコーデに慣れていない方は、まずここからスタートしてみてください!

b. 中級編:1

初級編に続いて中級編は、ジャケットとスラックスの色を上下変えてみましょう!


色の組み合わせが難しく感じるかもしれませんが、ファッションにおける色の組み合わせにはセオリーがあるんです。
それを押さえておけば全く怖くありません。


こちらのコーデは、最も多くのビジネスマンが着用する組み合わせと言われている「ネイビー×グレー」の組み合わせ。
アメリカのアイビースタイルにおいても定番で使われる配色です。


ダークネイビーは知的なイメージ、グレーは洗練されたイメージを持っていて、ビジネススタイルにふさわしい印象づくりができますよ。
インナーには白ポロをチョイスしているので、汗ばむ陽気の日でもへっちゃら!
もっときっちりしておきたいという方は、ポロをスラックスにインすればOK。


ネイビー×グレーはまず間違いない組み合わせ。
セットアップから脱却するなら、このカラーコーデから試してみてはいかがでしょうか?

c. 中級編:2

中級編の二つ目は、相性抜群の色の組み合わせをもうひとつご紹介!
「ネイビー×ブラウン」です。


この2色はファッションの本場・イタリアで「アズーロ・エ・マローネ」と呼ばれる鉄板の組み合わせで、青系と茶系はとても相性が良いんです。


「ネイビー×グレー」がクールで洗練された印象なのに対し、「ネイビー×ブラウン」は茶系が余裕や落ち着きを感じさせてくれて大人の男性の雰囲気が演出できます。
色に落ち着きがあるので、素材でちょっと遊んでみてもきちんと感が薄れませんし、 ジャケットを脱いでもだらしなくありません。


シャツを白ではなくベージュにすることで、表情がさらに柔らかく見えるのでお仕事するにも好印象ですね!

d. 上級編

上級編ともなれば、もうビジカジをかなり自分のものにできていますね。
次は、色だけでなく素材もガラッと変えてみるとより良いですよ!


このコーデは、ジャケットはシアサッカー地、スラックスはリネン地でかなりカジュアルな素材。
足元と小物を濃い色で引き締めて、ビジネスの印象を崩さずにスタイリングできています。
インナーは半袖Tシャツなのですが、首元に巻いたネッカチーフのおかげで見違えるほどきっちりして見えますね!


クルーネックは着方によってはカジュアルに見えすぎてしまうときがあるので、首の露出をもう一歩抑えるようにするとかなり違って見えますよ。


ネッカチーフまで使いこなせたら、あなたは間違いなくファッション上級者です!

e. 休日編

最後に休日のスマートカジュアルコーデをご紹介!


ビジネスカジュアルのときのポイントを押さえれば、スマートカジュアルにも応用できるところがたくさんあるんです。
色数をあまり増やさず、増やすとしても同系色にとどめておくこと。
トップスと靴、ジャケットと靴など身体の中で遠くの位置にあるアイテムと色を合わせること。


ビジカジを制するものはスマカジを制す!のです。
スマカジにおいても、首元の露出を抑えるとぐっと大人っぽくエレガントに見えます。
カジュアルなニットに合わせるだけでとても上品に見えますので、レストランのドレスコードとして 「キメすぎないスタイル」にぴったりのスタイリングですね。


普段と少し違う装いに、待ち合わせ場所に来たパートナーも「おっ」と見直してくれたりするかもしれません。


美味しい食事デートをいつもと変わった装いで、心軽く楽しんでください。
6. ビジネスカジュアル(スマートカジュアル)におすすめのアイテム

モデル着用アイテム 商品ページ一覧

モデルスペック:身長183cm 胸囲98cm ウエスト80cm
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まとめ

40代・50代の皆様にとって丁度いい塩梅がビジネスカジュアル(スマートカジュアル)

今回ご紹介したコーディネートを参考に自分らしいビジネスカジュアル(スマートカジュアル)を見つけていただき、 自身を持って出かけられるスタイルを発見する手助けとなりましたら嬉しい限りです。

スマカジは、どういう服装で行けばいいのかよく分からない…といった場にこそフィットする便利なスタイリング。
着こなすことができれば服装に困ることはありません。

ぜひ楽しいビジカジライフを!

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