ミラノめぐり
今回は
ミラノをうろうろする時間が多かったので、
色々と新しいショップや定点観察するお店を回っていました。
いつも思うのですが
Googleマップがめちゃくちゃ便利です。
行き先を入れると
すぐにその場所への最短距離を教えてくれます。
そして、
個人的には、
地下鉄の方が早いのですが、
ミラノでしたらトラム(路面電車)が大好きなのです。
ゆっくりですが、
外の景色を見ながらゆらゆらとしているのが本当に気持ち良い。
窓も開いていて、
入ってくる風も気持ち良くて、
地下鉄よりも好きです。
あと、
治安が良いとか悪いとか有ると思うのですが、
地下鉄の方がスリに会うリスクが高いような気がします。
満員になりやすいですし。
実際に
自分もカバンに手が入っているという事は何度も経験してますから!
もし観光で、
ミラノに行かれる方がお見えになりましたら、
トラムをお勧めしますよ。
イタリアのご飯
そして、
イタリアと言えば、
何が良いの?と聞かれたら、
多くの人はご飯って答えると思うのです。
お勧めは、
お肉を食べてほしいと思うのですが、
1人では難しいという欠点もあります。
写真はいまいちおいしそうではないですが、
ビステカ フィオレンティーナ と言われる、
Tボーンステーキです。
赤身の肉がむちゃくちゃうまいです。
脂身がもうばくばく食べるには
年をとったのかちょっと難しいなぁと思っているだけに、
イタリアで食べる赤身のステーキは本当に美味しいのです。
あと
もう一つは、
エビのカタラーナ。
astice alla catalana
カタラーナというと
デザートのクリームブリュレを想像する方が多いかもしれないですが、
海老をトマト・玉ねぎ・レモン汁・塩胡椒・エクストラバージンオイル・白ワインビネガーであえた料理です。
これがむちゃくちゃうまいのです。
(お店に寄るとは思いますが)
日本にいるとなかなか食べられないイタリア料理です。
パスタやピッツァは食べられますが、
オリーブオイルの使い方は独特ですし、調味料も少し変化があるので、そこも含めてすごく美味しいです。日本人の口に、イタリア料理は絶対に会うと思うのです。
残念なのは、
僕だけかもしれませんが、1人だと何となくお店に入りにくいこと(笑)
日本でも同じなので、ハートの問題かもしれませんが……。
Predibino プレディビーノのベルト工房
そして、
ミラノでどうしてもあわなければ行けない人がいます。
それは、
プレディビーノのベルトを創っている、ジョンバンニさんの工房。
ベルトのストックや
職人さんが実際に創っているところを見せてもらいながら、
今後の展開について話をしました。
今、
創っていただいているベルトが
全て仕上がりましたので、少し遅くなりましたが、
今月中には入荷する予定です!
本当は
レザーメッシュのベルトもオーダーしていましたので、
そのモデルはもっと早く欲しかったのですが、7月になってしまいました。
工場が手狭になってきたので、
郊外への引っ越しも含めて考えているとの事ですので、
このミラノの工房で商談をさせて頂くのは最後になっちゃうかもしれません。
そして、
もう1人会いたかった人がいます。
それは弁護士でもあるアンドレア。
ズームも
電話やメッセージのやりとりより
遙かに相手の顔が見えるので親近感が湧きますが、
自分の英語能力が少し足りないので(イタリア語はほぼしゃべれません)
どうしてもコミュニケーションが中途半端に終わってしまいます。
なかなか実際に会うという事は、
海外だと距離もありますし、手間も掛かるのですが、
その分、実際に会うことが出来れば、価値もある気がします。
ダメな印象を持たれてしまう場合もあると思いますが、
誠実な人柄だったり、言葉からだけではなく雰囲気で感じ取る事が出来る部分。
自分もそうですが、
一緒に何か仕事をしようと思うとき、実際にあって話が出来た方が、
イメージが共有出来て、やりやすいなぁと思うのでした。
だから、
僕達も実際にイタリアに出かけて、現地の空気を感じ、
これを読んで下さる人に伝えようと思いますし、
さらに、
オンラインでは難しいかもしれませんが、
実際に会った、行ったような感覚を持って頂けるようにと思っています。
商品も
オンラインだけど、
実際に手にとった事と変わらないように、
そして
イタリアファッションの楽しさを!
カッコイイおじさんが増えることで日本全体がもっと元気になると信じています。
おじさんたちが自分自身を表現し、自信を持って毎日を過ごすことは、周りの人々にもポジティブな影響を与えるものです。
そのため、私たちはおじさんたちが自分の個性を輝かせるための魅力的なファッションアイテムを提供しています。
その為にも
イタリアを中心としてヨーロッパの洗練されたファッションブランドを
紹介出来る用に努力し続けて行きます!
最後になりましたが、
今回、久し振りに行ったこともあるのですが、写真が全然とれませんでした。
インタビューもさせて頂いたのですが、
これまた音声も含めて、すごく使いにくい状況になっております(涙)
そんな事が次回はないように、
もっと準備して挑みますので、
ぜひ僕達【Octet】を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
次回のイタリア買い付け紀行
2024年冬編を楽しみにお待ちくださいね。
記事を書いている人
林 啓成
「OCTET 名古屋」「でらでら インポートセレクトショップ」のバイヤー。
22歳からビジネスアイテムのメーカーに8年間勤務し服作りの基礎を学ぶ。その後スーツの専門店に就職。
日本の男性も、イタリアのおじさんのように人生を楽しんで欲しい。
そのために、ファッション(見た目)も変えないといけないのではないかと、ビジネスススーツの販売店をイタリアを中心としたアイテムのセレクトショップを創りました。
イタリアのファッションは、男性のスタイルと個性を際立たせるための最適な選択肢だと思っています。
そして、
でらでらはおじさんたちが魅力的なファッションを身に着けることで、さらに自信を持ち、元気に輝くことができると信じています!!