ジャケット特集
皆さんは紺ジャケ、持ってますか?


ミドル世代ともなると、カジュアル派の方でも一着はジャケットをお持ちかと思います。
そのジャケットの中でも、恐らく最も定番カラーであろうネイビー。
スーツにも同じことが言えますが、どうしてネイビーが定番カラーになるのでしょう?


それは、やはり暗すぎず派手すぎない色合いが、使い回し易いから、という点。
合わせるボトムスの色が明るくてもブラックでもいけますし、インナーも同様に色を選ばず合わせられます。


そんな紺ジャケ、やはり定番と言うだけあって、どのブランドにも必ずラインナップに入っているんですが、
一見するとあまり違いが分からず、どれを買っても大体一緒では?と思ってしまいますよね。


しかし定番アイテムだからこそ、それぞれが得意な趣向を凝らし、そのブランドならではの工夫がされているんです。
パッと見同じに見える紺ジャケを、今回はブランド毎の特徴を洗い出してみたいと思います。


貴方には、どの紺ジャケが合いそうでしょうか?
すでにお持ちの紺ジャケがどのタイプか、見比べてみるのも良いですね。

1. CIRCOLO 1901 チルコロ

ストレッチが効いた鹿の子地

ジャージ素材のジャケットのパイオニアとも言われるチルコロ
ラフな着心地のジャケットを作らせれば天下一品!ラフなのにちゃんとドレッシーに見えるシルエットも大きな魅力です。

そんなチルコロからの紺ジャケの一番の特徴は、何と言ってもストレッチ!
春夏シーズンの定番生地である鹿の子地は、通気性の良さで涼しいのはもちろん、ストレッチが十分に効いていて、ついつい手に取ってしまう一着。

ブランドの大きなテーマである「イージーでクラシック」をまさに表現した、汗ばむ季節にも嬉しい紺ジャケです。


CIRCOLO 1901 チルコロ

2. L.B.M.1911 エルビーエム

着心地ラフでもラペルはドレッシー

イタリアで最も古く歴史のあるテイラーリングブランドの、スポーツラインであるL.B.M.1911(エルビーエム)。
いくらスポーツラインと言っても、やはり優れたテイラーリングは定番の紺ジャケにもしっかりと宿っているんです。

こちらの大きな特徴は襟。今回ご紹介している4つのブランドの中で、一番ラペルが広く、ゴージラインも高くデザインされています。
パーティースタイルに身に着けても遜色ないほどのドレッシーさなんです。
胸ポケットも端がクールに切れ上がっていて、チーフを挿すと更に決まりそうですね。

夏のジャケットにもとことんドレッシーさを求めたいときには、エルビーエムの紺ジャケがお勧めです。


L.B.M.1911 エルビーエム

3. LARDINI ラルディーニ

胸ポケがなくスッキリカジュアル

ラルディーニも、元はスーツのファクトリーブランドから生まれたブランド。
エルビーエムに同じくカジュアルなアイテムにもテイラーリングが息づいています。

ラルディーニのジャケットといえば、襟に付いたブートニエール。これぞラルディーニ!という感じがしますよね。

そしてこのジャケットの大きな特徴は胸ポケットを排除していること。
胸ポケひとつ無いだけで胸元が一気にすっきりした印象に。
カーディガンのような気軽さを感じられ、シンプル且つスマートな一着に仕上がっています。

生地もリネン100%でとても軽く、リゾート地でバカンスを過ごすときのような身軽さを得るなら、この紺ジャケです。


LARDINI ラルディーニ

4. Giannetto ジャンネット

ジャンネットの象徴・太陽と軽やかな生地

南イタリアの潮風を感じる、リゾート感たっぷりのシャツブランド・ジャンネット
シャツだけでなく数々のジャケットも注目を集めています。

ジャンネットは、ロゴにもあるように「太陽」がブランドの象徴。
シャツの第2ボタンを開けたところに太陽の刺繍がされているのが定番なのですが、ジャケットにおいてはラペルピンとして付属しています。

そして、このジャケットの最大の特徴は生地。
ウレタン混紡のコットンで作られたシアサッカー地で、シャカシャカとした清涼感を感じる生地感。
軽やかで、シャツブランドならではのファブリックです。
ウレタンでストレッチが効いているのも嬉しいポイント。

さらっとシャツのように羽織れる一着なら、ジャンネットのジャケットで決まりです。


Giannetto ジャンネット

2020 春夏新作 ジャケット
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    鹿の子地
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    鹿の子地
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    コットンニット
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    シャンブレー
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    税抜 48,000円

あとがき

今回の特集いかがでしたでしょうか?

一見同じに見えても、ブランド毎に特色があるネイビージャケット。
お持ちのジャケットはどのジャケットに似ていますか?

定番のアイテムだからこそ、本当に自分に合ったものを身に着けたいですよね。
また、タイプの違う紺ジャケがあれば活躍するコーデの幅も広がって、楽しみが増えそうです。

制作担当:本田由美子

30代既婚、息子が一人。

好きなメンズファッションはキレイ目。脚フェチなのでパンツのシルエットの美しさによく注目しています。


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