今回は、ヘルノ70周年と言う事で、 「L.I.B.R.A.R.Y.」というイベントをフィレンツェの レオポルダ駅構内にて行われました。ご招待頂きましたので、期間中と言う事もあり、出かけてまいりました。
足跡をプロジェクションマッピングと製品、そして時代のアイテムを展示することで表現。
また、親日家でもある、社長のクラウディオさんらしく、日本とのつながりを表現するブースもありました。
ヘルノを日本に紹介した奥田家にちなんだモデルも展示されており、親近感の湧く展示でした。
ブランド:ヘルノ
トレンチコートも含めて過去の商品も展示されておりました
ブランド:ヘルノ
ダウンなども構内のレールに展示されておりました
さらには、駅舎内に、
実際の工房を用意してしまったのです!
しっかりと、
縫製工場の幹部も現場に入れて、
さらに、ミシンなどの機械は最新のモデル。
工場の責任者も当日は、現場に入っており、
実際の工場と同様の作業を行っていたとのこと。
展示にこのようなイベントをしてしまうヘルノ社の想いを感じましたし、
歴史を垣間見ることも出来、本当により、ヘルノの良さを紹介していきます。
工場も、プレス機も含め多くの機械で再現されています
実際にベテランの職人さんが製品を縫い上げていました
さらに、
現在は、イタリア国内に1台しかないという
シームレスの圧着縫製が出来る機械まで持ち込み、
完全なる工場を再現していたのです。
シーリング(接着)する機械までもおいてありました
日本を意識した展示もかなりあり嬉しくもありました
また、
次の春夏については、ピッティの会場にて、
ポップなカラーで展開されておりました。
今回はテーマがあり、
曜日毎に商品が並んでおりました(笑)
ちなみに、木曜日はバーに行く!
日本だと、
金曜日に飲みに行くと言う事になりそうなんだですが、
イタリアでは木曜日に飲みに行くと。
テーマ設定は、少し面白かったです。
もちろん、新しい素材も沢山有り、
ヘルノらしいナイロンの提案もあったり
色も含め、キレイなコレクションに仕上がっておりました。
テーマ頃にディスプレイされた什器は楽しくもありました
夏らしいアワ目のカラーも美しい展示となっておりました
そして、
いつも、水が関係する大がかりなディスプレイが注目なのですが、
今回はちょっと、ビックリしました。
大がかりな装置は、
水に濡らし、そして、乾かすドライヤーという組みあわせ(笑)
最初なにやってるか、
わからなくて凝視してしまいました。
撥水加工を利用した、ギミックなのですが、
ヘルノの技術力の高さとイタリアらしい遊び心を感じた展示でした。
ドライヤーで生地の表面を乾かしているのでした
ぬれるとこのように文字が浮かび上がってきます