イタリア買い付け紀行 ジャンネットインタビュー編 -2018年1月版

ジャンネットインタビュー編

今回のインタビューは、
デザイナーでもあるジャンネット・サンソンネのヴィンチェンツォ氏にお話しさせて頂きました。

イタリアのプーリアに
1979年に創業したドレスシャツメーカー、サンフォート社。

その会社にて、
2008年よりリリースされたカジュアルラインがジャンネット。

そして、
そのデザイナーを務めるのが、ヴィンチェンツォ氏。

 


林:

ジャンネットを創る上で、大事にしていることはありますか?

 

ヴィンチェンツォ氏(以下敬称略):

それは、シャツ工場として品質の高い商品を創ることは出来ていたので、
シックでカッコイイシャツを創ろうとブランドをスタートさせました。

生地を切るところから、出荷する段階まで、 全ての工程を自社の工場で行っているのです。

その為、
イタリア職人の技術を存分に活かした、そんなシャツに仕上がっているのです。
もちろん、ハンドメイドで創り上げていますので、着心地の良い、 美しいシャツを作り出す事が出来ています!

 

林:

特徴を一言でいうと何でしょうか?

 

ヴィンチェンツォ:

スタンダードなクオリティ。
(英語の表現そのままにしてあります。)

普通に着ることが出来、そして、カッコイイ。 プライスと品質に自信がある商品であると言う事です!

 

林:

ジャンネットと言えば胸元の刺繍ですがどんな意味があるのでしょうか?

 

ヴィンチェンツォ:

太陽の刺繍ですね。

太陽は、
南イタリアのリゾート地ポルトフィーノで創っているというイメージもありますが、
太陽は、 全ての源だと思うのですよね。

太陽がなければ、 植物も育ちませんし、生きる事が出来ません。
だから、 なくてはならない原点が、太陽なのです。
その為、 ジャンネットでは、太陽のマークを シャツの第二釦のトコロに刺繍をしているのです。

 

林:

今シーズンの秋冬でお勧めはありますでしょうか?

 

ヴィンチェンツォ:

今シーズンは、
新しい素材に挑戦しています!

その中でも、注目してほしいのは、「リネン」素材。

リネンというと、 春夏のイメージがあると思いますが、 今回挑戦したのは、 秋冬素材のリネン。
素材感はそのままに、 新しい感覚と独特の発色を楽しんでいただきたいとリリースさせてもらいました。

 

GIANNETTO ジャンネット

林:

最後にヴィンチェンツォさんのシャツに対する想いを!

 

ヴィンチェンツォ:

シャツを愛すること!

そして、 Lot's passion!

愛情をたくさん注ぎ、

All of think!

常にシャツの事を考えて、生活しています。

僕達が創り出すシャツは、 世界最高の1枚だと思いますし、 太陽のように、なくてはならない1枚です。

 

林:

長い時間ありがとうございました!

 
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