フランス・ブルターニュ地方の都市カンペールにあるフィールズダルボー。
1927年に創業と、こちらの歴史ある会社。
日本では、バスクシャツと呼ばれるボートネックのニットウェアブランドです。
現地では、このモデルはブルトンシャツとかマリネール(海兵隊用の制服)。
バスクというとスペインのイメージが強いですが、このようなシャツは、ブルターニュが起源となっているのです。
そして、このブルトンシャツ世界最古のブランドがフィールズダルボーになるのです。
糸を紡ぐ
編み機
生地完成
縫製
フィールズダルボーの特徴
四角いパネルを重ね合わせてシャツを完成させるのですが、肩に生地が重ね合わさる部分があります。
この縫製により、肩に丸みが出てきて、さらに肩の部分が二重になり強くなるのです。
もちろん、重ね合わせてあるので、縫い目が気になることも非常に少ないため、手間が掛かることを除けば良い事ばかりなのです。
この縫製方法はフィールズダルボーが特許を取っているため、他のブランドでは表現することができないのです。
縫製の様子
クリスチャンディオールとのコラボ資料
そして、工場では倉庫も見せてもらいました。
そこには、過去にコラボしたブランドのラフやサンプルが!
その中には、クリスチャンディオールなど有名メゾンの商品も。
ミッシェル・ブレストさんに案内して頂き、フィールズダルボーの良さを理解することが出来たのでした。