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さすがにオシャレな
世界のバイヤーが集まるpitti uomo!

去年の6月は、
参加出来ていなかったため、どのような変化があるのか?
すごく楽しみに、参加させてもらいました。

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来場者を見ているだけで楽しいpittiですが、
もちろん、中のブースからも、トレンドを勉強させて頂きました。

まずは、トレンド編から。

カラーからですが、
ブースを見たり、お話しをすると、
かなりの確率でグリーンに注目があつまるという話しをしています。

実際に、 カーキの少し深い色目から、明るめのグリーンまで、
幅広いカラーで新しいスタイルの表現をしておりました。

少し、勇気のいる色目だとは思うのですが、
カーキの落ち着いたカラーならば、充分に範囲になってきますので、
その辺りは、選択肢になると思います。

パラブーツのブースにも、
グリーンの革靴がおかれており、注目度の高さを印象づけられました。

ジャケットや、シャツも含め、全般的に用意されておりましたので、
来シーズンは、ぜひ、意識をして頂ければ嬉しいです。

秋にグリーンカラーを先取りも良いアイデアですよね!

また、デニムは、
来場者の様子を見ても、展示してあるデニムをみても、
かなり、キレイメに戻るように思います。

今年の春夏は、まだまだ、
クラッシュなどのヴィンテージモデルに注目が集まるシーズンだったので、
少し方向が変わるかもしれません。

あとは、今シーズンも注目を集めていた、ストレッチデニム。
これも、継続して、各ブランドがどんどんと広がっておりました。

今シーズンのラインナップになかった、
トラマロッサの24/7も発表されておりました。
全体として、大きくレベルアップした感じがあります。

トラマロッサに関しては、
ポロとロベルトのケッメロ兄弟に紹介してもらいましたが、
イタリアのバイアーが集まっており、本当に盛況でした。

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全体のトレンドを見ると、
カジュアルなデニムブランドが紹介するストレッチデニムモデルは、
逆にビンテージ加工を施したモノも人気になる傾向があるようにも思います。

デニムの人気はやはり高かったです。

また、
ジャケットも次の春夏は、
よりカジュアルな傾向が有ると思っています。

柔らかなニット素材のジャケットが非常に人気で、
スエット素材の次に注目されているのが、ニットではないかという感じでした。

専門店のバイヤーさんも、
ニットモデルのサマージャケットを探しているんだよねという話しも
ピッティで聞く機会がありましたので、カジュアルなジャケットに関しては、
より、素材に変化があるものに注目が集まりそうです。

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今回も、
ウルチュラーレのブースではネクタイの発注を行いました。

前回との変更点は、新しい素材に注目をして、
夏用のニットタイをオーダーしてきたところ。

また、
もう一つは、クラシックなサイズも意識して、
少し太めのネクタイをオーダーしてまいりました。

アドバイスももらいつつ、
クラシックなデザインもオーダーする事が出来ました。
プリントのタイも、来シーズンは注目されるのではないかと、
ジャガード(織り)のタイだけでなく、紹介させてもらいます。

さらに、
今のトレンドでいうと、
ソリッドな無地に近いネクタイをよく見ました。
カジュアルなスタイルにネクタイをONするコーディネイトだからか、
すごくスマートにみえますよ。

さらに、今回は、ミラノのショップにも行ってまいりました。
現在の売れ筋なども伺ったのですが、それ以上に驚いた事は、
モンテナポレオーネに店がある事!

ミラノのモンテナポレオーネとは、
日本で言えば、銀座に当たる場所で、
高級ブランドのショップが軒並み並んでいるのです。

そこに、ネクタイだけを販売するショップがあるのです。
ものすごくびっくりしました。
(ナポリの有名ネクタイ店のマリネッラも近くにお店があります)

それだけ、イタリアにはネクタイの需要があると言う事で、
これは本当に素晴らしいなぁと思います。

日本で、ネクタイ専門店を見る事は全くないので、
ドレスの文化、深さの違いをすごく感じる瞬間でした。
僕達も、出来る所で、発信をして行こうと思います。

写真左端:ジャンカーロ・アウリエマ氏
写真右端:ヴィンチェンツォ・ウルチュラーレ氏

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今回もクルチアーニのブースは、
マウロさんにご案内頂きました。

そして、夏の一押しは、
カシミヤ100%のハイゲージニット。

すごく細番手の糸で、
夏だけど涼しく、ラグジュアリーなアイテムでした。

肌ざわりが本当に気持ち良く、気持ち良い一枚。

シンプルなデザインが印象に残ったのですが、
ニットジャケットとグリーンカラーが印象に残りました。

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新作の紹介と、
自店の状況をお伝えしながら次の商品に対してアドバイスを貰いました。
やはり日本の場合、
サルエル調で股上が深く、腰元が大きく、そこからのテーパードがきつく、
モードテイストなパンツは非常に販売が進まないという話しはさせて頂きました。

その為、
提案して頂いたモデルは、
もう少しナチュラルなラインで、
すっきりとしたシャープなデザイン。

そこに遊び心を、裏地などデザインで仕掛けた、
ベーシックなアイテム。

さらに、
こちらは、ジェットセットを意識したような、
楊柳(うねうねの)素材を使い、ジャケットとイージーパンツで、
リラックスしたフォーマルウエアが非常にカッコ良かったです。

伸びる素材と、
細めのスマートなカッティング
あわせてすごくきれいめな1着でした。

ジャケット・パンツのブースでは、
きれいめの中でどのように個性を出すのか?

その中で、
リラックスもしくは、
スポーティーな提案が鍵になっている感じがしました。

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今回の注目も、 ピエールルイマシア×ヘルノのコラボレート。

パンチの効いたスカジャンも登場して、 注目を集めていたのですが、
いざ、あれを日本で着れるのか?? と思うと少し派手過ぎて難しいのではないかと……

そんな中、 ヘルノの一押しは、 今年もゴアテックスを採用した、ラミナーのコレクション。
毎シーズン、 ブラックを中心にコレクションが揃うのですが、
今シーズンは、淡いアイボリーで表現した、 スタイリッシュな世界感が印象的でした。

夏らしいキレイ目のコレクションに。

昨年同様、
色々な提案の中でお話しさせてもらったのですが、

本当に、良いコートで、長く着続けて貰える1着。

そういった商品をぶれずに作り続けていくんだと言う事を、
強く、強く、伝えてくれました。

僕達も、
ヘルノの良さを日本に伝えることが出来る事は何なのか?
秋の立ち上がりにフェアをさせて頂くコトは決まりましたので、
お客様に喜んで頂けるモノにして行こうと思います。



ほかにも、
ピッティで気付いたことはあるのですが、
まずもって、人がものすごく多かったです。

また、
外をあるいている人を眺めているだけでも、
テンションが上がるのが、pitti uomo!

今回気になったのは、
1,サングラス姿がやはりカッコイイ
2,ジャケットにはポケットチーフ
3,まだまだ人気のスニーカー。
4,カラーパンツよりは、白パンツ。

ファッショニスタは、
さすがに目立ってましたが、
普通のバイヤーもカッコイイのが、pittiuomo。
むしろ、
そういう人の方が見ていて楽しかったです。

ただ、
あの場所に入ったら、
自分ももっとファッションを考えてもいいよね!って
思えます。

そんな雰囲気の場所、
日本でも、もっともっと、創って行かないとダメだねって。
自分達の努力で出来る事を進めていこうと思います。

 
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