【今年最も注目を集めたブランド／アイテム】2024年Octet大賞を発表します～Octet Men’sFashion Channel～

こんにちは。オクテットメンズファッションチャンネルの林です。僕のチャンネルは、自分の気に入ったアイテムやブランド、コーディネートのアドバイスをするチャンネルとなっております。今日もよろしくお願いいたします！

2024年OCTET大賞!!

2024年最後の動画ということで、毎年恒例の「オクテット大賞」をお届けいたします。今年1年を振り返り、私たちオクテットで最も人気や注目を集めたアイテムを、「オクテット大賞選考委員会」が決定した順位で発表させていただきます。選考の基準としましては、販売点数はもちろん、それに付随する関連アイテムの販売状況なども加味し、選考させていただきました。

それでは早速、「オクテット大賞」を発表いたします!!

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2024年の流れについて

毎年恒例のオクテット大賞では、1位から5位まで順番にご紹介していきますが、その前に、2024年の流れについて少しお話したいと思います。

今年は、僕たちオクテットにとっても、これまで以上にカジュアルなアイテムが人気を集めた1年でした。「カジュアル」と言っても、ビジネスシーンでも使えるものが中心で、スマートカジュアルやビジネスカジュアルといった言葉を耳にする機会が増えました。また、今まではスーツにシャツ、ネクタイ着用が当たり前だった職場も、「2024年からネクタイなしでOK」というお客様の声をたくさんいただいていました。

そんな中で、スーツから少しカジュアルダウンしたビジネススタイルに合うアイテムが、特に注目を集めた1年だったのではないかなと思います。

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2024年OCTET大賞! 〔番外編〕

ということで、番外編のご紹介です。今年は服ではないという理由もあるのですが、「イフナルケア」というアイテムを番外編に選ばせていただきました。昨年まではニット用・ダウン用の2種類だけだったのですが、2024年は水を使わず、この1本ときれいなタオルで洗うことができるという手軽さが受け、スニーカー・キャップ用を含む4種類のアイテムに広がり、ご紹介しています。

特に、ダウンやニットは今年の秋冬も引き続き人気が高く、番外編に選んだ理由のひとつとなっています。この背景には、SDGsやサスティナブルといった考え方が浸透し、良い商品を長く使うという意識が広がっていることがあるのではないかと思います。

アイテムを長く使うためにはお手入れが非常に重要です。ダウンやニットを洗う際に、「クリーニング店に出すのが正解なのか？」という疑問を持たれる方が増えた中で、こうした手軽で便利なアイテムが人気を集めたのではないかと感じています。

まずは番外編として、こちらをご紹介させていただきました。

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2024年OCTET大賞! 〔第5位〕

それでは、ランキングに進みたいと思います。

まず第5位は、フィリッポ・デ・ローレンティス(FILIPPO DE LAURENTIIS)のモックネックのニットになります。

今年もモックネックのアイテムは非常に人気でした。こちらのアイテムは、ガーメントダイで少しクルチアーニっぽい表情があり、リブが少し高めになっていて、非常に立体感のあるニットです。最初にお話した通り、今年はドレス系よりもカジュアルなアイテムが人気を集めた1年だったと感じています。

特に、糸から染まったソリッドなモックネック(ちょうど僕が今着ているようなもの)ももちろん人気でしたが、それよりも少しカジュアルな製品染めで、立体感のあるものがより注目を集めました。モックネック(少し首元が隠れるタイプ)は、昨年のシーズンから人気が高まり、今年はすっかり定番となりました。商品のバリエーションがあれば、モックネックのアイテムはどんどん売れるという状況が続いていました。

これからもモックネックのアイテムは進化し続けると思っていますし、また次のシーズンでは、ベーシックなインナーとして使えるソリッドなアイテムから、少しデザインの効いたアウターとしても着られるアイテムまで、モックネックがさらに進化するのではないかと予想しています。

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2024年OCTET大賞! 〔第4位〕

続いて第4位は、レッドカード(RED CARD)のウォッシュグレーデニムです。

デニムのトレンドは難しく、よかったり悪かったりという波があるんですけれども、その中でも、ベーシックなインディゴのデニムは、太さや細さといったトレンドはありますが、常に一定量のお客様に支持され続けています。その中でも、ブラックデニムがトレンドになった時期もありましたが、今年はブラックデニムではなく、ブラックをかなりウォッシュしたグレーデニムが非常に人気になりました。

コーディネートも比較的しやすく、最初にお話しした通り、淡いミルクティーのようなトーンがトレンドであることをお伝えしましたが、グレージュやオフホワイト、ライトブラウンといった色合いにウォッシュグレーが非常に調和するんですよね。モノトーンでまとめたコーディネートは、非常にスタイリッシュでカッコよくスマートに着こなすことができるため、これが人気の理由の一つだと思っています。

もちろん、これまで皆さんのワードローブにはブラックデニムがあったかもしれませんが、グレーのデニムは意外にないなと感じている方も多かったと思います。今までなかった、ブラックデニムは非常に一般的で、多くの方が最初に購入するボトムパンツとして量販店で購入することが多いとファッション誌にも書かれていました。そのため、ブラックデニムは広く普及していますが、加工されたものはあまり見かけませんでした。しかし、今後は一定の需要が見込まれる定番として続いていくのではないかと考えています。

ウォッシュ加工が施されたデニムは非常に魅力的で、ウォッシュのかかり方によって表情や色落ち具合が大きく異なるため、バリエーションが豊富です。その中で、自分に合ったモデルや色落ち具合を選べる点が、ブルーデニムと同じようにブラックデニムも今後人気が高まると思わせてくれる１本になりました。

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2024年OCTET大賞! 〔第3位〕

そして、第3位は、ラルディーニ(LARDINI)のニットジャケットでした。

今シーズン、春夏も秋冬も、冒頭でもお話したのですが、ニットジャケットというアイテムが非常に人気となりました。

去年の秋冬から人気がありましたが、今シーズンも春夏、秋冬を通してラルディーニのニットジャケットはほぼすぐに入荷次第完売という形でした。現在でも若干残っているものはありますが、非常に人気の高いアイテムでしたね。

僕が着ていたようなダブルのニットジャケットとシングルのニットジャケット、どちらもありましたが、今シーズンは圧倒的にシングルの方が人気となりました。そういった意味では、カーディガン的に羽織るのではなく、ビジネスジャケットの代わりに、少しカジュアルダウンしたいという目的で選ばれたアイテムが多かったのではないかな?と思います。また、ちょっと首が詰まり気味なクルーネックやモックネックといったインナーと合わせて着られるコーディネートが非常に多かったように感じています。

そして、今回はグレーのデニムをこのように着用させていただいていますが、このような落ち着いたトーンで、大人の男性をイメージさせる着こなしが、非常に人気となった1年だったのではないかと思います。確かに、派手でセクシーな着こなしもありますが、それとは対照的に、落ち着いて大人の男性を演出できるスタイルが、特に40代50代の男性、いわゆるイケオジのスタイリングを楽しむ方々に支持されたのではないかと感じています!!

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2024年OCTET大賞! 〔第2位〕

第2位は、こちらのベルウィッチ(BERWICH)のオフホワイトのパンツになります！

これはもう色が固定されているので、こういったオフホワイトやラテ、淡めのベージュっぽい、さらにかなり白に近いような色のパンツが今年1年を通して人気となりました。

春夏も毎年白パンは人気になりますが、白より少し柔らかいオフホワイトくらいの色調のパンツが今年は非常に人気となりました。通常、冬場は明るいオフホワイトやベージュなどのパンツは、寒々しい印象を与えるため、あまり人気が出ないのですが、今年は秋の立ち上がりが暖かかったことも影響しているかもしれませんが、淡い色合いのパンツが多くのお客様に選ばれました。その意味では、今年のトレンド感のある色だったと思います。

こちらは、僕たちの生地別注のパンツになりますが、ベルウィッチでも細身のラインで、オクテットの中では非常に人気のあるラインです。もちろん、お店によってトレンドが少し異なったり、お客様の好みが違ったりすることもありますが、当店にはちょうどぴったりのモデルとなりました。

今回は全体的にベージュっぽいジャケットと、これまたベージュっぽいモックネックのニットを合わせて、今シーズンのトレンドを意識したコーディネートに仕上げています。これまでは、淡めのふわっとした色合いのコーディネートを組み合わせると、派手な印象を与えるのではないかと感じる方が多かったと思います。

しかし、今年は意外にも、このようなスタイリングが一般的に受け入れられるようになり、“おしゃれな人しか着れない”というイメージも、少しずつ払拭されているように感じています。2024年は、こういったコーディネートをカッコよく着こなしていただけたらなと思い、僕たちは提案してきました。そして実際に、多くのお客様に選んでいただき、楽しんでいただけたのではないかなと思いました！

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2024年OCTET大賞! 〔第1位〕

それでは、第1位を発表いたします！第1位はルトラヴァイユールガリス(LE TRAVAILLEUR GALLICE)のカバーオールジャケットになります！

こちらのジャケットは、春夏からオールシーズン着ていただけるタイプのジャケットで、次の春夏モデルとなります。

冬場はコーデュロイのこういった形のジャケットが人気になりました。

また、夏はリネン素材でほとんど同じ形のカバーオールジャケットが人気となりました。

そして、このカバーオールジャケットは、これまで普通のテーラードジャケットがビジネスカジュアルやスマートカジュアルの定番として使われてきました。しかし2024年は、テーラードジャケットも引き続き支持される一方で、ビジカジやスマカジのシーンでは、一般的な形よりも一歩進んだ、よりカジュアルになったカバーオールジャケットが人気になり始めた1年だったのではないかと思っています。

ですから、こういったワーク調のジャケットとパンツのセットアップデザインは、秋冬にいくつかの型が登場し、次の春夏にもまた、僕たちからご提案できればと思っております。次回は、このようなワーク調のカバーオールジャケットや、少し異なるテイストのアイテムが、ビジネスやカジュアル、さらに少しエレガントなシーンでも活用できるカジュアルなスタイルとして人気を集めるのではないかと予想しています。

2025年のビジネスシーンは、さらにカジュアル化が進む部分もあるかもしれませんが、個人的には、次の1年は少しカジュアルさが行き過ぎてしまった反動で、タイドアップスタイルや襟付きのシャツが再び注目されるのではないかと考えています。もちろん、全体としてカジュアル化の流れは続くと思いますが、例えばテーラードジャケットは多くの方が既にお持ちでしょうし、こういったカバーオールジャケットやミリタリー調のジャケットをエレガントに着こなすスタイルは、まだあまり一般的ではないかもしれません。そうした中で、2025年はこれらをより洗練された形で取り入れる動きが出てくるのではないかと予想しています。僕たちも、そうしたスタイリングのご提案ができるよう、準備を進めておりますので、ぜひ2025年も一緒にファッションを楽しんでいけたらと思います！

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