◆ 2024/25AW New Arrival ◆
1.Giannettoのサファリシャツアウター
2.REPLAYのハードウォッシュニット
3.Kanellのフィッシャーマンズセーター
1.Giannettoのサファリシャツアウター
ご紹介するのは、南イタリアのシャツブランドである「GIANNETTO / ジャンネット」からのサファリシャツ。
正に昼夜の気温差が激しい時期に活躍するシャツであり軽アウター感覚で着用できる、秋から冬、冬から春にかけても万能に使える優れモノです。
ジャンネットのシャツはオーダーする際に、生地スワッチとシルエットを展示会でオーダーするのですが、今回のシャツアウターは敢えて冬よりの生地ではなく、中間シーズンよりに仕立ててもらった1着です。
僕もこの手のサファリシャツは愛用しておりますが、ほんのりミリタリーな雰囲気と使い勝手の良さ、シンプルだけどカッコよくなるシャツアウターはすごく有能だと思います。
オーダーした通りの出来栄えになったシャツアウター、ぜひご注目くださいませ。
カジュアルさを少し強めたテイストが魅力の1枚です。
ややオーバーなサイズ感が都会的なモードを演出するリラックスフィット。
全体的にゆとりがあり、軽やかで窮屈さのないフィッティングがサッと羽織るのに最適です。
ミリタリーでトレンドライクではありますが、モダンなラインが品のある大人な佇まいをつくってくれています。
上質なコットンにポリウレタンを混紡。
伸縮性のあるストレッチコットンツイルクロスで、きめ細やかでさらりとしたタッチに仕上がっています。
薄手ながらツイル織によってハリのある丈夫さが備わっており、ぎゅむっとした頼もしいストレッチ性で、アクティブな動きにもタフにフィットしてくれます。
2.REPLAYのハードウォッシュニット
リプレイからご紹介させて頂くのは、ブランドを象徴とするヴィンテージ感がたっぷり注ぎ込まれたコットンニットになります。
毎シーズンこの手のニットは、サマーセーターとして春夏シーズンに登場していましたが、今シーズンは秋冬シーズンでも展開されており、オールシーズン使えるリブ編み仕様のニットとして登場。
生地自体はすごく柔らかく、見た目とは反する優しい着心地が一つの魅力でもあり、エッジだけでなく、着心地の快適さもしっかり計算に入れて設計されております。
このムラのある色褪せ感が自然に長く使い込んできた感じがとことん表現されており、大人のこなれた印象を作り出しています。
今の時期なら一枚で楽しめるほんのり薄手仕様のコットンニットです。
染めで使われているのは、繊維との化学結合による耐久性に優れた染色を実現した、リアクティブダイ(反応染料)。
鮮やかな色はもちろん、くすみのある曖昧な色までしっかりと染まることで、その後の加工感がより生きてきます。
ヴィンテージ加工で使われているのはアシッドウォッシュ。
酸(acid)によって脱色する洗いの加工法です。
ストーンウォッシュに酸を加えることによって、石の擦れと酸漂白の効果でかなり色落ちします。
全体に味がでて、さらに白が目立つようになるため、ハードなヴィンテージ感が表現されます。
内側の色味と見比べると、染めと加工の技術力を感じていただけるとおもいます。
秋冬シーズンのニットにしては若干薄手ですが、だからこそインナーに選びやすく冬にも活躍してくれます。
コットンということもあり、秋から春まで3シーズン着こなしていただけます。
3.Kanellのフィッシャーマンズセーター
カネルから登場したのは、フランスらしいぎっしりとした編み込みのフィッシャーマンズニットです。
元々、漁師が漁に出る時に来ていた手編みのニットを現代風にアップデートして仕立てられた1着になります。
なんといってもローゲージタイプであり、寒さを軽減するために糸をたっぷり密度も高く編み込むことでフィッシャーマンズニットらしい適度なずっしり感があり、長く着続けて頂けるニットです。
カネル最大の特徴は、生活を共にして頂けるニットでありご紹介のニットは、年齢を重ねていくたびにニットの深い味わいも変化していく次の世代まで受け継いでいける一生モノのセーターです。
着て伸ばして、洗って縮む。
それを繰り返して柔らかくなっていくニットをお楽しみください。
2重になっているため、ほんのり厚みのあるしっかりとしたリブのネックとなっております。
ネックがつまり過ぎていないのでレイヤードでのコーディネートもお楽しみいただけます。
インナーで色を挿すと、こっくりしがちな秋冬の装いに華がうまれます。
お手に取っていただくと、その重みに(たっっぷりと糸が使われている…!)と誰もがおもいます。
こんなにもたくさんの糸が使われていることに、ある種の高揚感をおぼえるでしょう。
袖と裾のリブのつなぎ目にはゆるりとした飾り編みを採用し、全体のシルエットやアイテムの持つ雰囲気へとリンクさせています。