【秋の立ち上がりに一番活躍する】大人カジュアルを代表するグレーのスウェット３選～Octet Men’sFashion Channel～

こんにちは。オクテットメンズファッションチャンネルの林です。僕のチャンネルは、自分の気に入ったアイテムやブランド、コーディネートのアドバイスをするチャンネルとなっております。今日も宜しくお願いします。

今回のテーマについて

今日はですね、だんだんこう秋らしくなっていく中で、最初にこう着るアイテムと言うと、やっぱりスエットトレーナーと言われるアイテムじゃないかな、というふうに思っていますので、スウェットの紹介をさせていただこうと思っております。

スウェットがどういう意味かと言いますと、元々はアメリカで「スウェットシャツ」と呼ばれる、汗を吸うアイテムのことを指しています。日本では「トレーナー」と言ったりもしますが、これはスポーツのトレーニングをしているトレーナーの人がよく着ていたことに由来しているようです。スウェット・トレーナーは汗をよく吸うため、スポーツのシーンでよく見られますが、カジュアルを代表するアイテムと言えば、やはりトレーナーだと思います。スウェットといえばこの色だよね、というのもあるかと思いますが、僕はドンズバで杢グレーが定番だと思っており、大人の男性にもぜひ着ていただきたいと考えています。今日はそのスウェットをご紹介させていただきます。

RED CARD/レッドカード、TATRAS/タトラス、N°21/ヌメロヴェントゥーノの3種類をコーディネートしながらご紹介したいと思います。どれもコットン素材なので汗を吸ってくれますし、秋の立ち上がりには腕もまくりやすいです。また、ヨーロッパのエレガントな着こなしにもフィットするアイテムだと思いますので、そういった着こなしをご紹介しながら、秋のコーディネートのポイントもお伝えしていきます。ぜひ最後までご覧ください！

〔1〕REDCARD TOKYO×グレーのスウェット

最初のコーディネートはRED CARD/レッドカードのグレーのスウェットシャツです。こんな感じで、少しオーバーサイズ気味で今風のシルエットになっているので、サイズに気をつけて選んでいただければ、とても格好いいんじゃないかなと思っています。まだオーバーサイズ気味の服を40代、50代の大人の男性が着るには、パンツは少し細身のものを合わせていただくと、スマートなシルエットが作れると思います。いわゆるYシルエットという感じですね。

もちろん、スキニーのように太ももからガッツリ細いパンツを選ぶとアンバランスに見えることもあるので、適度な細身のシルエットが良いのではないかなと思っています。また、今回はパラブーツのアヴィニオンを合わせていますが、足元をドレッシーな靴にすることで、上半身のカジュアルさを引き締めてバランスを取っています。エレガントさとカジュアルさをうまく調和させた着こなしができると思いますので、ぜひ試してみてください。

少し緩めのシルエットに挑戦したい場合、ボトムスや靴を選ぶことで全体のイメージが大きく変わると思いますので、その点に注意して選んでいただければ、とても格好いい着こなしができると思います。もう一点、こちらはレッドカードのRのロゴが胸元にあるだけのシンプルなグレーのスウェットですが、無地のグレーを選ぶとどうしてもパジャマっぽく見えてしまうことがありますよね。しかし、このようにシルエットが加工されていたり、少しデザイン性が加わったアイテムを選ぶことで、パジャマ感がなくなり、スタイリッシュで格好よく見えます。「この人は服を選んでいるんだな～！」と感じさせる着こなしができるのではないでしょうか。だからこそ、定番のグレースウェットを選ぶ際には、どこか「これ、格好いいな～」と思うポイントを見つけて選んでいただけると良いと思います。

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〔2〕N°21×グレーのスウェット

2つ目はN°21/ヌメロヴェントゥーノのグレーのスウェットで、胸に大きなボックスロゴが入ったタイプになります。シルエットは先ほどのものとは異なり、それほどオーバーサイズではないので、普段通りの感覚で着ていただけると思います。カジュアルに着こなすにはこのようなデザインでもそれほど気にならないでしょうし、大きな胸ロゴのものを選んでも十分格好いいと思います。

また、上にデザインがしっかりとあるスウェットを選んだ時には、グレーでもボトムスに白を選ぶと、すっきりとスマートな印象になります。グレーのスウェットをコーディネートする際、中間色ばかりだと全体がぼやけてしまうことがあるので、白や黒、もしくは次の3つ目のコーディネートでご紹介する濃いめのデニムなどを合わせると、とても良いバランスになると思います。

秋冬になってくると、デニムパンツもそこまで暑さを感じることは少なくなると思いますので、ぜひ選んで穿いていただければと思います。今回ご紹介しているデニムは、ラインがそれほど細くはありませんが、すっきりと見えるタイプのものを選んでいます。現在のトレンドでは、裾まで太いストンとしたシルエットのデニムが多くのブランドから紹介されていますが、大人の男性が穿くとコーディネートが難しく、服に着られているような印象になりがちです。そのため、個人的にはあまり太すぎないパンツを選んでいただくことで、よりバランスよく着こなせるのではないかと思います。

そして最後に、今回もレザーのブーツを選ばせてもらっているんですけれども、「カジュアルになりすぎちゃうな、このコーディネート？」と思った時や、どこかエレガントなところを出したい時に選びやすいのがレザーのシューズだと思います。やはり、黒のレザーのブーツとかスリッポン、ローファーといったアイテムは、一足持っておいていただくと、カジュアルな時でも結構使い勝手がいいと思います。もちろん、ビジカジにも間違いなく使えますから、そういった意味でも幅広く使っていただけるアイテムじゃないかなというふうに思います。ぜひ、黒のレザーのシューズも一足持っていただくと、意外にコーディネートの幅が広がるアイテムじゃないかなというふうに思います。

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〔3〕TATRAS×グレーのスウェット

3つ目のコーディネートですが、今回はTATRAS/タトラスのスウェットを選ばせていただきました。こちらはタトラスの胸ロゴとアイコンが付いているシンプルなデザインです。こういった杢のグレーのトレーナーは非常にベーシックなアイテムではないかと思いますが、ぱっと見では同じに見える杢のグレーでも、デザインやシルエットの違いに加えて、裏の仕上げがパイルになっていたり、裏が起毛になっていたりと、細かな違いがあります。同じ杢のスウェットでも、そうした違いによって印象がだいぶ変わるのではないかと感じています。

こんな感じでダウンベストを羽織ってみましたが、私はこのトレーナーが秋のシーズンを通して主役として使えると思っています。ただ、真冬の本当に寒い時期には少し厳しいかもしれません。ダウンの色についてですが、個人的には今年はオフホワイトや白がいいと思っています。何か一つだけアイテムを買うとしたら、こういった明るめのアウター、特にダウンベストを選んでいただくのも、僕は格好いいんじゃないかなというふうに思っています。

今回は本当にオーソドックスな色のデニムを選びましたが、少し濃いめの色を選ぶとグレーのスウェットとの相性が良いと思います。

また、最後に選んだ派手めのスニーカーについてですが、白を基にしたものであまりカラフルになりすぎると、どうしても子供っぽく見えたり、スポーティーになりすぎたりする可能性があります。そのため、色数を絞ったデザインのスニーカーを選んで履いていただくことで、エレガントな着こなしが完成するのではないかなと思っています。

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本日のまとめ

秋の立ち上がりに「どんな格好をしようかな」と思った時、まず考えてほしいのがグレーの定番スウェットでしたので、今回は、そのグレーのスウェットを紹介させていただきました。

グレーのスウェットにはさまざまなデザインや形があり、ロゴ入りのものやシンプルなデザイン、今風のオーバーサイズなど、多様な選択肢があります。お気に入りのデザインを見つけたら、それを選んでいただけると嬉しいですし、また、パンツや靴のコーディネートによっても印象が大きく変わるので、ぜひファッションを楽しんでいただければ、とても嬉しいです!