サンダルは夏の定番アイテムですが、街中で着こなすとなると、意外と難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。やはり、店頭では「サンダルって街で履きにくいんだよ…。」とご相談頂く事が多々あります。
特に40代、50代の男性にとって、サンダルをスタイリッシュに履きこなすためには、適切なアイテム選びやコーディネートの工夫が求められます。9月間近でございますが、まだまだ暑い日が続きますので、9月下旬まではサンダルスタイルをお愉しみ頂けると思います。
本記事では、都会の街中でもお洒落に見えるサンダルコーディネートをいくつかご紹介し、サンダルの選び方や合わせ方のコツを詳しく解説します。
街でのサンダル選びのポイント
サンダルはカジュアルすぎる?
サンダルと聞くと、多くの人が「カジュアルすぎる」「街中で履くのは難しい」と感じるかもしれません。確かに、ビーチサンダルやシャワーサンダルはリゾートやプールサイドでこそ映えるアイテムですが、都会の街中で履くとなると少し考えものです。しかし、サンダルの中でもデザインや素材を選べば、都会的で洗練されたサンダルスタイルを実現することができます。
今回おすすめする、大人の男性のタウンユース向けサンダルは大きく分けて2種類です。失敗の少ないレザーサンダルとして後ほどコーディネートもご紹介します。
レザーサンダルがオススメな理由
そこで注目したいのが「グルカサンダル」です。グルカサンダルは、サンダル特有のリラックス感を保ちながらも、レザー素材が持つ上品さを兼ね備えたアイテムです。そのため、街中でも違和感なく履けるうえ、足元にしっかりとした存在感を持たせることができます。特に40代、50代の男性には、この「抜け感」があるグルカサンダルがおすすめです。
今回ご紹介するサンダル
グルカサンダル
私達がオススメするサンダルはPARABOOT(パラブーツ)のレザーサンダル「FERRET(フェレット)」モデル。グルカサンダルから、細めの革紐で編み上げて作られた上品なサンダルです。足元をスマートにする事で、ドレッシーな見え感になります。
スマートさを重視したい!こなれ感を演出したい!という男性におすすめなグルカサンダルです。
パラブーツ特有のオイルドレザーを使用した、防水・耐水性ありで急な天候の変化でも対応します。旅行の際でも安心して着用できるサンダルです。サンダルの抜け感とレザーのエレガントな雰囲気が相まって好印象に◎。
ジーンズやハーフパンツだけでなくワイドパンツにも良く馴染みますので、トレンド感のあるスタイルも得意となっています。昨今素足履きだけでなくソックスと合わせて楽しむスタイルもコーデを底上げしこなれ感を演出しますよ。
MODEL:FERRET (フェレット)
素材:アッパー/LIS オイルドスムースレザー
ソール/ARAGON ラバー
PRICE:¥66,000-(税込)
スリッパ型のサンダル
もう一つのおすすめサンダルは、当店オリジナルのイタリアンサンダル。イタリア製の高品質レザーを使用したエレガントなデザインが魅力です。柔らかなレザーは足にしっかりと馴染み、自然な光沢が大人の男性にふさわしい上品さを演出します。
スリッパ型と言うと、アウトドアやスポーティなイメージが強くなってしまいますがレザーサンダルをチョイスする事で、程よい抜け感を演出し、大人のスタイリングを底上げします。特に、普段からキレイめな着こなしが多い方は、そのままのスタイルをサンダルに変えるだけで印象が異なります。
キレイめコーデと言っても、ジャケットやスラックスにはサンダルは合わせられないので注意が必要ですが、キレイめカジュアルのスタイルであればサンダルに変えても問題なく着こなす事が出来ると思います。
BRAND:PREDIBINO(プレディビーノ)
カラー:NERO ブラック/CUOIO クオイオ
素材:表地:ナッパレザー
アウトソール:ラバーソール
PRICE:¥20,680-(税込)
おすすめコーデ3選
コーデ①:上品なサンダルスタイル
シャツとデニムをベースにしたシンプルなサンダルコーディネートです。シャツ×ジーンズの着こなしは鉄板ですが、やはり外せません。上品さとカジュアルさが相まって好印象です。
バンドカラーのシャツにストライプ柄を取り入れ、ニットTで上品さを底上げした着こなしです。デニムと合わせることで、カジュアルさの中にも洗練さを感じさせるスタイルを作り出しています。
足元にサンダルを合わせることで、さらにリラックスした雰囲気をプラスしています。デニムとレザーサンダルの組み合わせは、大人の男性にふさわしいカジュアルさと上品さを兼ね備えたスタイルを実現します。また、黒のサンダルに合わせて小物を黒で統一することで、全体のコーディネートにまとまりを持たせています。
コーデアイテム | ブランド |
シャツ | Ginannetto(ジャンネット) |
ニットT | FILIPPO DE LAURENTIIS(フィリッポ デ ローレンティス) |
ジーンズ | RED CARD TOKYO(レッドカード) |
サンダル | PREDIBINO(プレディビーノ) |
コーデ②:リラックススタイル
次にご紹介するのは、カーディガンとスラックスにサンダルを合わせたコーディネートです。カーディガンはTシャツやロンTの上に羽織ることで、簡単にリラックス感を演出できるアイテムです。ジャケットでは少し硬すぎると感じる場合にも、カーディガンを選べば程よいバランスを保つことができます。
このコーディネートのポイントは、レザーサンダルを合わせることで街中でも違和感のない、洗練されたスタイルに仕上げることです。
ローファーやスニーカーを合わせるのが定番ですが、あえてサンダルを選ぶことで抜け感をプラスし、夏らしさを演出しています。Tシャツのブラックとサンダルのブラックを合わせることで、全体のコーディネートに統一感が生まれ、グレーのスラックスがアクセントとなります。
コーデアイテム | ブランド |
カーディガン | FILIPPO DE LAURENTIIS(フィリッポ デ ローレンティス) |
Tシャツ | CIRCOLO1901(チルコロ) |
イージースラックス | BRIGLIA1949(ブリリア) |
サンダル | PREDIBINO(プレディビーノ) |
コーデ③:シンプルなサンダルコーデ
私物でのリアルなスタイリングを例に挙げてみます。ここで選んだのは、ザノーネのリネンとコットンが混ざったクルーネックの長袖ニットと、ベルウッチのワイド気味なカーゴパンツ。そして足元にはパラブーツのフェレットグルカサンダルを合わせました。
カーゴパンツはそのカジュアルなデザインが特徴ですが、グルカサンダルを合わせることで、全体の雰囲気がぐっと引き締まります。黒のニットとカーゴパンツの間に、オリーブグリーンを差し込むことで、コーディネート全体に落ち着きが生まれ、自然な統一感が生まれます。
サンダル選びは、コーディネートの成否を左右する重要な要素です。このスタイルには、ビーチサンダルやシャワーサンダルを合わせるのは避けた方が良いでしょう。代わりに、グルカサンダルのようにしっかりとした作りで、上品さを兼ね備えたものを選ぶことがポイントです。
サンダルコーデの活用シーン
サンダルを街中で履きこなすためには、まずサンダル選びが重要です。リラックス感と上品さを兼ね備えたグルカサンダルやレザーサンダルは、都会的なスタイルを作るための強力なアイテムです。これらをベースに、Tシャツやシャツ、カーディガンなどのアイテムを組み合わせることで、季節感を感じさせながらも洗練されたスタイルを楽しむことができます。
サンダルは、座敷での食事や特定の場面では不向きかもしれませんが、ちょっとした買い物やカフェでのリラックスタイムには最適だと思います。特に、暑い日が続く春先から秋口にかけては、サンダルを上手に活用することで、快適でお洒落なスタイルを保つことができます。
まとめ
今回は、街中でも違和感なく履けるサンダルコーディネートをいくつかご紹介しました。グルカサンダルやレザーサンダルを取り入れることで、シンプルでありながらも洗練されたスタイルを作り上げることができます。40代、50代の男性にとって、サンダルを取り入れたコーディネートは、夏のファッションに欠かせないアイテムとなると思います。
レザーサンダルに踏み切れていない方に少しでも良さが伝わっていたら嬉しいです。ぜひチャレンジしてみて下さいね。
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