買い付け 【バイヤー林からのお知らせ】イタリアより新ブランドが登場!! 投稿日:2024年8月22日 更新日:2024年8月27日 「リンペルメルビレ」イタリアより超カッコイイコート登場! フェリージの定番・新素材のトートバックが入荷しました。 少し涼しくなってきたかなと感じる名古屋より、 【Octet】の林がお届けするメールマガジン。 夏休みを頂き、 今年は家族で宮崎に出かけてきました。 同じように暑いのですが、 どこか爽やかな感じもして、過ごしやすかったですし、 同じ青空×暑さにしても、椰子の木なのか?高層ビルなのか?で 雰囲気も全然違い、テンションが上がる数日間を過ごすことが出来ました。 そんな中、 冬物と闘っていますが、 今回紹介するアイテムも、冬物ですが、早くから活躍できるアイテムが多いと思っています。 この秋冬、気になるトレンドキーワードがあります。 それは 「グランパコア」 2024年の春夏から言われ出したのですが、 Granpa(祖父)+Hardcore(核心)の造語で 祖父がきているような服装という意味ですが、 品のある落ち着いた雰囲気 という感じで、 よりクラシックなアイテムや着こなしに注目が集まると思うのです。 なかなか、 夏に「グランパコア」と言われても、 なかなか表現しづらい部分はあるとおもってまして、 冬こそ このトレンドワードが活躍する時じゃないかと思っています。 毎シーズン色々なテーマがありますし、 さらに、自分の好みもありますので、 押しつけるわけではないのですが、この秋着て欲しい1着が入荷してきました。 まずは上質なコート 新しいブランドから紹介させて下さい! 1,リンペルメアビレのトレンチコート リンペルメアビレ 初めて聞く方も多いかもしれません。 先日、イタリアの展示会PITTI UOMOで、 人気ブースになっていてすごくびっくりしたのですが、 やはり格好よいこのコートはイタリアでも人気になるのだと安心もしたのでした。 L'impermeabileは イタリア語で「レインコート」の意味を持つブランド名です。 1948年創業と 歴史を持つフィレンツェのLANDI社が立ちあげたブランドになります。 そして、 まさにグランパコアを体現するよう1着は、 1960年代に作られていたコートを当時の素材を含めて復刻! 復刻をただするのではなく、 ノスタタルジックなスタイルの中に、現代の要素をプラスし、 素材、シルエットなど、「機能」にも満足頂けるコートを登場させているのです。 そんな リンペルメアビレの代表作と言えば、 ダブルトレンチ。 林的には一目ぼれで 本当に沢山のブランドのダブルトレンチを紹介してきました。 最近だと マッキントッシュやヘルノをご紹介しました。 でも こちらの1着は、ミリタリー的な要素をしっかりと残しながら、 クラシックな佇まいをみせる1着に仕上がっていたのです。 現代に寄りすぎず、 かといって、古くささも感じさせず。 軍服的なミリタリー感も強すぎず、コーディネートに華を加えてくれるアウターに昇華させてくれたアイテムだと思うのでした。 見た目よりも 着た感じの方が絶対にカッコイイ1着! 素材も コットン/ポリエステル/ナイロンの3者混で、 ゴワゴワしすぎず、重すぎず、本当に丁度良い加減の素材なのです。 秋冬ですから、 少し重量感もありますが、この1着で大丈夫なコートですよ。 この色目も素敵じゃないですか? 2カラー選びましたが、 どちらもミリタリーもイメージさせる色目なのですが、それでも、ハードな感じというよりは、クラシックなスタイルを楽しんで頂けると思うのです。 デティールは伝統的なデザインですし、 襟が少し大きめで存在感のある感じが僕は気に入っています。 着心地もそんなに重くないですし、袖を通すとより良さを実感出来るコート。 【Octet】は返品も承りますので、ぜひお手元で確認して欲しい1着です! 143,000 円 2,フェリージのモノグラムトートが入荷しました フェリージ大定番モデルのトート モデルNO.1520 クロコの型押しや ナイロン×レザーコンビで、 毎シーズン必ず人気になるシンプルなデザインのトートバックです。 そこに MMと呼ばれる素材をあわせたトートバックが登場したのです。 フェリージのモノグラム(ロゴマークと紋章をかけあわせて作ったマーク)を 印影を含めた作ったモデルなのですが、個人的には大好きなデザインです。 これまでも、 リュック・財布・名刺入れ・ボディバックと 紹介してきたのですが、このモデルで発売されたらいいなぁーと思っていたデザインが、発売されたのでした! 僕は、 ホワイトグレーの透明感、スマートさが大好きなのですが、 ブラックも含めてこのモノグラム×モノトーンの組み合わせは鉄板なので、 廃盤にすること無く、毎シーズン続けて新しいモデルを発表して頂いて、フェリージといえば!まで育ってくれたらいいなぁと思っています。 確かに、好き嫌いが分かれますし、 似たようなデザインのバッグもあるのですが、 フェリージの作り出す世界感は、ステッチも含めて、丁寧に編み上げられたモデルである事。 マチの部分など丁寧な縫い合わせを見てもらえたら、 手作業で縫われたアートの美しさを感じて欲しいブランドこそがフェリージだと思うのです。 洗練された美しさを 本当に長く使い続けることで味だしをして、より楽しんでもらえる。 レザーだけでなく ナイロンでさえも経年変化を楽しむ事が出来るのが フェリージの素材選びと美しい縫製。 これを体感して頂けるモデルに フェリージの歴史として欲しい そんな思いを感じるモノグラムデザイン。 きっと数年後にわかる フェリージらしさをもつ、何でも入れる事の出来るトートバッグをGETして下さいね。 ホワイトのスマートさを楽しんで欲しい 内側は、何でも突っ込む事が出来る使い勝手もよいデザイン。口の部分にはストラップもあり、落下防止も含めて、デザインも独特の王道トートバックです。 112,200 円 ブラックグレーの重厚感を身に纏う 男女兼用で使っていただきたい、トートバック。肩掛けも出来ますし、手に持っても様になります。ハンドルはレザーですので、手の馴染みも非常に良いですよ! 112,200 円 3,レッドカードからデニスラ登場 これも 冒頭で書かせて頂いた、「グランパコア」を意識したアイテム。 ワンウオッシュのデニムと クラシックなワンタックで少しゆるめな腰元を持つデニスラがレッドカードから登場しました。 少し丈感も短めに創ってますので、 そこも含めて、コーディネートがクラシックに収まるパンツ。 センタープリーツもしっかりと表現されてますので、 かなりドレッシーな着こなしが可能になると思っています。 ジャケットとの相性がとにかく良い1本だと思ってますし、 その先にはネクタイを使うスタイルじゃないかなとも思っています。 グランパコアを考える時、 僕はこの秋冬、ファッションアイテムとしてのネクタイにも注目して欲しいと思っています。 つけるだけで「ちゃんと」見えるアイテムはないと思うのですよね。 もちろん、 若い人がスタイリングとして、シャツをパンツにしまわずネクタイをするようなスタイルは、タイがアクセサリーであることを強調するスタイルだとは思うのですが、さすがにそれは大人の男性にはお勧め出来ないです。 そのタイを付けて、 適度なカジュアルダウンをして、 そして着こなしを考える!という事になった場合、 最適解こそ、このセンタープリーツのあるワンウオッシュデニムだと思っています。 上部で紹介したモデル着用のブラック・インディゴカラーの2色展開。 ベーシックで濃いめのデザインで大人の着こなしを! コットン・ポリエステル・ポリウレタンの3者混は、 しっかりと伸びますので、デザインだけでなく穿きやすさもあわせもってます。 デニムで このような濃色だとごわごわしてるんじゃないか?と思うかもしれませんが、レッドカードのデニスラは、柔らかく気持ち良く穿けるアイテムですよ! インディゴカラーが美しいデニム ワンタックでマネキン着用画像だと、かなりゆったり見えるかもしれませんが、 実際に穿くとそこまでゆったりはしていません。 裾にかけてのテーパードも含めて、 美しいラインで着こなして頂けます! ジャケットとの相性が抜群な1本ですから、デニスラという新しいジャンルに挑戦して貰えたら嬉しいです!! 23,100 円 あとがき 秋冬が一気に入荷してきましたが、 さすがにお盆をあけて少し暑さが和らぎ涼しい感じがしてきました! まだまだ、 秋物を着るには難しいと思うのですが、 特に夕方は少しラクになったかなぁと思います。 名古屋は、 昨晩雨降ったこともあって、 より過ごしやすくなった気がします。 もちろん、 蒸し暑さは増しましたが…。 汗かきの自分は、吹き出す汗とは闘わないといけないですが、 気分は秋冬にスイッチ出来そうな気もしています(笑) というわけで、 毎日新作をどんどんとご紹介していきますので、 【Octet】を楽しみにして下さいね! この記事が役に立ったらシェアして頂けると嬉しいです! Twitter Facebook B!はてブ LINE -買い付け 執筆者 林 啓成 2003年より、株式会社林商店にて、スーツのバイヤーからスタート。 当時、多くの紳士服路面店であったように、ビジネススーツを中心に販売するお店から、イタリアを中心としてカジュアルアイテムをセレクトし、大人のセレクトショップへと変化させました。 イタリアでの直接買い付けからスタートさせ、現在は、イタリアの工場に直接オーダーをお願いしたり、展示会などを通して、日本により良い商品をいち早く紹介するお店に変えました。 現在は、イタリアの文化とも感じる、おじさん男性の元気が良いところも、服だけでなく日本に輸入したい!といくつになっても、男性もファッションを楽しめる日本に変えたいと奮闘しています。 記事一覧を見る ...続きを読む
[…] ど、どこか色気を感じさせる素材のセレクト、そしてカッティング。 先週ご紹介した、グランパコア (ユーチューブでもお話ししましたので、そちらも見て下さい) というトレンドテー […]