こんにちは。オクテットメンズファッションチャンネルの林です。僕のチャンネルは、自分の気に入ったアイテムやブランド、コーディネートのアドバイスをするチャンネルとなっております。今日も宜しくお願いします。
今日は春夏、特に日本の暑い夏に欠かす事ができない”シャツジャケット”について、様々なコーディネートを交えながらご紹介したいと思っています。
夏はどうしても、ハーパン×Tシャツやデニムに白T等、シンプルなコーディネートに偏りがち。肌を見せすぎてしまうと、正直40代50代男性には、少しだらしない印象になってしまう事もあります。そのだらしなさを防ぐ意味でも、1枚上に羽織るという事は、はすごく大事なポイントです。
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とは言えテーラードのジャケットやブルゾンだと、夏には着づらいので、今回は”シャツジャケット”に注目したスタイリングをご提案させて頂こうと思います。
目次
シャツジャケットの特徴
シャツジャケットの特徴としましては、袖のボタンが大体ついていない事。その他にも、テーラードジャケットの場合、大体袖の内側には裏地があるのですが、それがなかったり、副資材としての肩パット等の部分が全て省かれているというのがシャツジャケットの特徴です。
それでもポケットが付いていたり、サイドベンツになっていたりと、ジャケットの佇まいはそのまま。軽量で着心地が良く、涼しくて清潔感もありながら、エレガントに見えるというのが、シャツジャケットの最大の特徴ではないかと思っています。
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そしてそのシャツジャケットも大体2パターン。1つ目はジャケットメーカーが作ってるシャツジャケット、2つ目はシャツメーカーが作ってるシャツジャケットです。
”ジャケットブランドが作っているシャツジャケット”と言うと、うちで言うとラルディーニさんとかフィンジャックさん。
こちらはラルディーニのジャケットですが、大体ジャケットメーカーが作ってるシャツジャケットは、かなり簡素化されています。テーラードの香りは凄くするのですが、胸ポケットや内ポケットがない等、簡略化されているディティールの時があります。
ただ、ジャケットメーカーが作ってくれるシャツジャケットの場合、ネクタイをしたちょっとエレガントなコーディネートも表現する事ができて、オフからオンまで幅広い着こなしをサポートしてくれます。
一方、”シャツメーカーが作ってるシャツジャケット”は、割と細やかなディティールまで丁寧に作られています。こちらもジャケットと似た仕上がりになっているデザインが多く存在します。
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どちらも結果的には軽くて着心地が良く、エレガントに見えるのですが、少し思想が違ったりするので、コーディネートや着こなしを考える時に、それを踏まえて実際に羽織って選んで頂くのも、すごく面白いのではないでしょうか。
実際今着ているジャケットもフィンジャックのシャツジャケット。これもすごく軽快な着心地です。
インナーやパンツが変わっても、ジャケットがある事で着こなしが変わっていくというところを、コーディネートを使いながら、早速ご紹介していきたいと思います。
シャンブレーシャツジャケットの着こなし
①シャンブレーシャツ×白シャツ
最初は先ほどのネクタイをしていた白シャツのコーディネートからネクタイを抜いてシャンブレーのシャツジャケットを羽織ったパターンです。
どうしてもシャンブレーの印象として、かなりカジュアルに見えると思うのですが、濃いめボトムスを合わせる事でかなりシックに落ち着いて見えると思います。また足元をレザーのローファーやスリッポン等、エレガントな靴を選んで頂く事で、カジュアルなシャツジャケットもより上品な着こなしになっていくんではないかなと思っています。
白いシャツ1枚でも格好良いですが、どうしても白シャツ1枚だとメリハリがなく見えてしまう事が多いので、シャツジャケットを羽織る事で、コーディネートのバランスをグッとスマートに整えてみました。
➁シャンブレーシャツ×カットソー
シャツを着てジャケットを羽織るのは、夏に向けて更に暑くなってきてしまうので、ここから先は基本的に半袖のカットソーとジャケットの組み合わせで、コーディネートをご紹介していこうと思います。
インナーにカットソーを交えて、シャンブレーのジャケットとのコーディネートにしてみました。こういった形で、ジャケットの色とインナーの色を合わせています。
色数が少なくなればなる程、どちらかというとエレガントに見え、色数が多ければ多い程、カジュアルに見える原理原則があるので、ジャケットとインナーの色を揃える事で、かなり大人っぽい着こなしになっていますね。全体的にややトーンが重めなので、もしかしたら爽やかさには少しかけるかもしれないですが、逆に上品さやエレガントというのは、すごく増しているのではないでしょうか。
半袖Tシャツだと、どうしても素肌に直接着る事になるので、先ほどの様なシャツスタイルだとあんまり気にならないと思うのですが、やはり裏地にキュプラ等の裏地がある物だと、汗でへばりついてしまい、気持ち悪い感じがしてしまいます。
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なのでこういったコットンでストレッチのあるシャツジャケットを選んで頂くと、ボタンもないので腕をまくる事も出来て、夏でもかなり涼しい印象を作り出す事ができますよ。
デニム、そしてジャケットとインナーの、トーンが合ったアイテムでコーディネートしてみるっていうのも、僕は結構おしゃれな着こなしになってオススメです。また、ファッションにあまり興味ないよという方でも、こんな感じの大人しいコーディネートであれば、意外に着こなしも楽なのではないかと思いました。
ナイロンシャツジャケットの着こなし
①ナイロンシャツジャケット×ポロシャツ
次はベーシックによくあるスタイリングという事で、ベージュのチノパン×白のポロシャツで、こんな感じで合わせてみましたが、やっぱりこれだと体育の先生?の様な、何か物足りない感じになってしまうんではないでしょうか。そういう時にもジャケットを羽織る事で、随分とイメージが変わります。
という事でジャケットを羽織ってみたのですが、こういった感じで白のポロシャツにジャケットを羽織ると、グッとエレガントな雰囲気に仕上がりました。
これはヘルノのナイロンのジャケットですが、先ほどのコットンとは違って、少しスポーティーな感じのイメージ。ナイロンのジャケットは、割と他にも多く販売されてるのではないでしょうか。
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シワにもなりにくいので、バックに入れておいて旅先で出して貰うといった、パッカブルなアイテムとしても使う事ができる優れモノです。そういった意味でも、僕はこういったナイロンジャケットというのは利便性が高いのではないかと思っています。
ポロシャツを1枚で着ていると、おじさんぽく見えてしまう事も…そういう時こそ、こんなシャツジャケットを1枚羽織ってもらうと、コーディネートもかなり上品に映し出してくれます。
また、スニーカーを合わせていたとしても、ジャケットを羽織る事で、ビジネスでもいけるような上品なスタイリングになります。できれば足元もあまりゴチャつかないシンプルな物を選んで頂けたら更に素敵です。今回はスポーティーなスタイルでも、こういった形で着こなしができますよというご提案でした。
➁ナイロンシャツジャケット×カットソー
先程は襟付きのポロシャツを選ばせてもらったのですが、白のカットソーも着てみますので実際に比べてみて雰囲気の違いを確認して頂ければと思います。
今度は白のTシャツカットソーとナイロンジャケットの組み合わせ。カットソーを選ぶ時に、1つ気をつけて頂きたいのは、ジャケットを羽織る時は、首元が詰まり気味のもの、あまり見せてないものを選んで頂いた方が、コーディネートのバランスは良いのではないかと思っています。
肌を見せれば見せるほど、男性の色気という部分もアピールできるのですが、逆にだらしなさ的な部分も出てきてしまいます。なのでもし胸元を開けるのであれば、シャツでボタンを開けた方が、大人っぽく収まるような気がします。
首元の開いたTシャツにネックレスをつけたり、アクセサリーをつけたりしていくと、スマートな大人の男性というよりは、やんちゃな大人の男性のイメージに。上品なビジネススタイルや、普段使いの場合は、少し首元が詰まったTシャツを選んで頂いた方が、スマートなコーディネートになりますよ。
また、白と黒のコントラストはかなりはっきりしているのですが、その分爽やかにメリハリのついた着こなしに見えて格好良いと思います。
そこで更にインナーと足元の色を合わせる等、どこかの色をうまく合わせる事で、ハイレベルなお洒落が完成します。色数を減らしてコーディネートを考えてみるとうのは、大人の男性、特にイケオジを目指す方には大事なポイントになるのではないでしょうか。
ストライプシャツジャケットの着こなし
最後はコットンのシャツジャケット。柄のあるタイプを着てみました。今回はネイチャーカラーを意識して、ベージュやブラウン、またはグリーンといったカラーでコーディネートをしています。
カラーパンツを履かれる方も多いと思うのですが、夏は少し爽やかな雰囲気にしたいものですよね。そんな時白パンも良いのですが、やっぱり最初に選べる色というのは、グリーンカーキやミリタリーグリーンぐらいの色でしたら、意外とコーディネートしやすいです。
ベージュのチノを普段履いてる方でしたら、そのベージュのチノと入れ替えてもらっても、コーディネートは成り立ちます。夏、カラーパンツ履いてみたいよという方にはおすすめの色合いです。
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そしてナチュラルな、自然にある色同士を合わせる事で、纏まりも良くなっていきます。淡めの色のジャケットを着る場合、インナーにダークネイビー等を入れてしまうと、ジャケットが浮いてしまう事があるので、ナチュラルな色合いの少し濃いめの色をチョイスして、ベージュのジャケットがより引き立つような着こなしにしてみました。
そしてもう1個、爽やかさが欲しいなと思った時は、どこかに白を入れるのが、コーディネートする上で1番簡単な方法です。今回は靴に白を入れる事で、爽やかなイメージが作れていますね。
甘めの色同士を合わせる事でエレガントには見えますし、お洒落にも見えるのですが、ファッション感度がなかなか高い方でないと、うまく着こなせないかもしれません。そういう時に、こういった同じトーンの甘め×濃いめの色で、ジャケットとインナーを合わせ頂く事でバランスが良くなり、すごく格好良いスタイリングとなりますので、一度チャレンジされてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
今回は、夏の着こなしに、様々な種類の”シャツジャケット”を交えたご提案をさせていただきました。40代50代の大人の男性、特にイケオジと呼ばれている男性だったら、1枚はジャケットを、特にシャツ生地のペラペラのアイテムを、1枚お持ち頂いておく事で、かなり夏のコーディネートもスマートでリラックスできます。
是非、今季のシャツジャケットをワードローブへ揃えて頂けると、コーディネートの幅もグッと広がって、今シーズンのお洒落を更にお楽しみ頂けるのではないでしょうか。
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