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大盛況頂いた「靴磨き講習会」レポート

投稿日: 更新日:

こんばんわ。

先日開催させていただきました、靴磨き講習会。

予約開始から、即予約が埋まり、ありがたい限りです。

それだけ、安部先生の魅力がにじみ出たんでしょう。

普段から革靴を履いているお客様、

ただシューケアのやり方というのは、

独学でやられている方が多いです。

私達もそうでした。

しかし、やはりレザーによって、

セオリーもありますし、最も靴にとってイイやり方、

というのがあります。

それを、自身の靴をプロに指導していただきながら、

よみがえらせることが出来るんですから、

やっぱりこうした講習会はタメになりますよね。

本日は、その内容を工程ごとに、

皆様にご案内したいと思います。

まず、お集まりいただいた皆様に、

一連の流れを説明する安部氏。

安部氏いわく、靴を磨いている時が最高に楽しいそうです。

この笑顔から感じられますね。

ここで15分程度で、1足仕上がりました。

さすがです、説明しながらこのタイムですから。

こうして説明を熱心にメモしていただける方も。

こうして説明をしながら一通り。

もちろん仕上がりはプロの仕事。

キレイでしたよ。

そうして流れを皆様にご理解頂いたうえで、

実践スタートでございます。

まずは汚れ落としのブラッシング。

ブラシの使いかたって、なかなか教えてもらう機会も無いですし、

ブラシの当て方自体も、教えてもらうと勉強になります。

こうして汚れをザッと落としてから、次の工程へ。

リムーバーを使ってレザーにしみ込んだ汚れや

古いクリームなどを除去する作業へ。

そこで登場するのが、このクロス。

人差し指と、中指に巻いて使用するのですが、

この巻き方がなかなか難易度高いんです。

皆様も苦戦しながらの巻き巻き。

この巻き方が上手くギュッとしめられるかどうかで、

リムーバーの作業効率が変わります。

こうして指に巻いたクロスで除去作業。

この時点で、すでにレザーに保湿効果が生まれるので、

少し表情も変わってきます。

そこから、またブラッシング作業へ。

二度もブラッシング?

と思いますし、リムーバーできれいになった部分を、

またまたブラッシングしてしまうの?

と思いますが、実はブラッシングすることで、

レザーに更に刷り込むことが出来るので、効率的な作業なのです。

そして、次の工程として、いよいよクリームの塗りこみ。

この作業は、指先で直にレザーにクリームを塗りこむことで、

体温での溶かしと、クリームの量を調整できるということです。

ここがこの靴磨きのポイントで、靴とリアルに対話できる、

レザーの状態を感じることが出来る作業なのです。

そして、またブラッシングを重ねて、

ここでスタンダード靴磨きは完了です。

そこから、さらに鏡面磨きという工程へ。

俗に言う「ハイシャイン」というものです。

靴のトウ部分とサイド、そしてカカトに艶を出すものです。

ここでハイシャインクロスを使用し、艶出し用のクリームを。

こちらはサイドに塗りこむ様子。

そしてこちらはカカト。

ブラックシューズが、どんどんピカピカになっていくんです。

これを自分で出来るのは楽しい!!

この仕上がりを見て下さい!

まずはパラブーツ。

この艶!

靴がイキイキしております。

続いて、ガラスレザー。

こちらはプラダのドレスシューズ。

実は私も同じシューズを履いておりまして。

この日、帰宅してからハイシャインしました。笑

こんなキレイな仕上がりの靴を見たら、

やっぱりやりたくなってしまいます!

こんなに靴磨きが楽しいなんて、私も皆様も思ってなかったなぁと。

安部さんに感謝でございます。

こうして講習会を終了し、皆様と記念撮影。

最高のひと時でした!

皆様にとって、より良いものを長く使うキッカケになっていただけたら、

私達もすごくうれしいです。

これは今後もこのような講習会、続けていきますね!

今回来られなかった皆様も、ぜひ次回は。

それでは本日はこの辺で。

Okumura

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Octet nagoya オクテット 名古屋

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執筆者

2003年より、株式会社林商店にて、スーツのバイヤーからスタート。 当時、多くの紳士服路面店であったように、ビジネススーツを中心に販売するお店から、イタリアを中心としてカジュアルアイテムをセレクトし、大人のセレクトショップへと変化させました。 イタリアでの直接買い付けからスタートさせ、現在は、イタリアの工場に直接オーダーをお願いしたり、展示会などを通して、日本により良い商品をいち早く紹介するお店に変えました。 現在は、イタリアの文化とも感じる、おじさん男性の元気が良いところも、服だけでなく日本に輸入したい!といくつになっても、男性もファッションを楽しめる日本に変えたいと奮闘しています。

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