コスパ最強のドレスシャツ。中々ないんで作っちゃいました。。。

こんにちは、今晩は。文です。
大分寒くなりまたね。。。
僕冬は好きなんですけど、寒いの嫌いなんですよね。寒いととにかく肩こりが酷くて、ダメなんですよね。。。
もう肩こりどころか、呼吸も粗くなって、気持ち悪くなってきちゃうレベルで。。。
ただ、楽しみのありますよ。
そろそろゲレンデが賑わいそうでございます。僕も先日自分の板のチューンナップに行ってきました。
仕上がりはたしか、12/22だそうです。
めちゃくちゃ楽しみにしてます。👍

そろそろ本題に入りましようか。
今日は僕らのオリジナルブランド、Superlativo / スペルラティボの新作をご紹介します。
毎回僕が、ゼニアやカノニコ等のイタリア生地を厳選し、オリジナルのスーツやジャケットを制作している、スペルラティボですが今回オススメするのは、シャツでございます。
今季初めて、スペルラティボにてオリジナルのシャツを制作いたしました。
今回はそちらについて詳しくご紹介したいと思います。

皆さん長くなるかもしれませんが、宜しくですm(_ _”m)

作った経緯と縫製の拘り

どうして今回スペルラティボでシャツを作る事になったのか。
その理由は結構シンプルなんですが、適当な価格で良いシャツが中々ないからです。
ないなら作ってしまおうという事で、今回作らせて頂いたわけでございます。

僕は特にそうなんですけど、シャツってめちゃくちゃ着るんですよね。。。
そしてシャツはどう頑張っても消耗品なんですよ。。。
なのでシャツにジャケットや、スーツみたいにはお金はかけられない、けれどもクラシックで着心地の縫製がしっかりしてるシャツって、意外とないんですよね。。。
というわけで、スタートしたのがきっかけでございます。
なので今回のシャツは、高品質且つ価格はなるべく抑えて、さらに大人のワードローブに欠かせない一着にしたいと思って作りました。

作るにあたって最も妥協したくなかったのが、生地と縫製です。
この2点は良いシャツを作る上で、当然ですが欠かせないキーポイントですからね。。。

工場は大手シャツメーカーのオーダーメイドを承る、国内の工場を選定させて頂きました。
写真はシャツの芯地を縫い付ける作業風景です。このように今も手作業も行いながら、一着ずつ丁寧に仕立ててくれています。
国内でも非常にクオリティーの高いシャツになります。

工場の技術の一例をお見せししたいと思います。
それがコチラ。インターロック縫製と本縫い巻き伏せ縫製でございます。
写真左側のインターロック縫製はいわゆる、一般的な縫製でございます。生地と生地をミシンで縫い合わせる縫製でございます。
一方巻き伏せ本縫い縫製とは、生地の縫い代を更にもう一回巻いて、縫い目を見えない様に伏せて仕立てる手法。
こうすることで、縫い目が肌に当たらない分、着心地がよくなり縫い目がほつれ心配も少ない為、製品の強度も増します。
ただ、この手法。。。
滅茶苦茶手間なんですよね。。。(;^ω^)
なのでみんな嫌がるし、そもそも人の手じゃないとできないので、出来る工場もそう多くありません。
ただその分、製品の美しさと着心地は全然違いますので、やっぱり僕は本縫いに拘りました。

ラインナップ

今回のラインナップは計5型でございます。写真の様に白2種類、サックス2種類そしてロンドンストライプという感じですね。
全く奇をてらうラインナップではないですが、ファーストシーズンなのでまずは本当にベーシックな物を。という感じです。
今後は柄物も展開していければなと、考えておりますm(_ _”m)

①白ギザコットン

MATERIAL：表地：ギザコットン100％
COLOR：ホワイト
PRICE：10,780yen(tax in)

先ずは滅茶苦茶ベーシックな白シャツです。大人なら誰でも持ってる、持っておくべき超定番シャツでございます。
シンプルですが、僕の拘り詰まってます。

衿型はシンプルで最も汎用性の高い、セミワイドにしてます。僕のドレスシャツも殆どがこの衿型です。タイドアップをしたときのバランスも良く、ノータイ時のバランスも良い。フォーマルやビジネスから、ノータイのスタイルまで幅広く受け入れる万能な衿型です。

素材もエクセレント。こちらは高級超長綿として名高い、ギザコットンを使用しております。
今作はギザコットンのタイプとそうでない物もありますが、全て厳選した高番手の80/2以上の生地をセレクトしております。（ちなみに80/2⇐双糸は2本の糸を1本にしてるため生地の強度も上がる）着心地と光沢感も抜群の良い生地です。ぼくも普段からかなり愛用してますが、非常に滑らかで上質だと感じます。
安価なシャツに見受けられる、生地の硬さや縫製の粗さからく来るストレスは皆無です。

MATERIAL：表地：コットン100％
COLOR：ホワイト
PRICE：10,780yen(tax in)

こちらがもう一種類のホワイトシャツでございます。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、ストライプの折柄になっております。衿型は一切変えておりません。
パット見は殆ど同じ白なんですが、この微妙な差分すらも、楽しんでいただけたらと思います。

②サックスブルー

↑商品詳細は画像をタップ

MATERIAL：表地：ギザコットン100％
COLOR：サックスブルー
PRICE：10,780yen(tax in)

晴れた空の様に透き通ったサックスブルー。この色も僕の大好きな色です。ビジネスでも頻繁に使う色ながら、白ほど固くならずに合わせられます。
僕ドレスシャツは殆どがこのサックスブルーか、白です。サックスも自分はもちろん、大人の男性には欠かす事が出来ない、鉄板の色でございます。

これまた分かりにくいんですが、こちらがちょっと別の折り柄タイプになります。

こんな感じで白いストライプの折り柄タイプでございます。ドレスの世界って奥深いんですが、そこまでバリエーションが多い訳じゃありません。こういう遠目無地だけど、近づくと若干柄があるみたいなのが、すごく大事なわけですよ。
細部なんですけどね。。。
ちなみに、今作はボタンがすべてプラスチックではなく、上質な白蝶貝の貝ボタンを採用しております。
これまた細かいと思うかもしれませんが、貝とプラスチックの釦は、製品として上がってくると見栄えにも雲泥の差があります。
僕は、デティールは迷わず貝でオーダーしました。

例えばこんな感じでグレーのストライプスーツに合わせてみたり。。。
ネクタイはグラデーションでネイビーを持ってくる。こんなスタイルが王道ですが、やっぱりしたくなりますよね。。。

ジャケットを脱いだスタイル。僕はLサイズで首回りで言うと41を着用しております。非常にサイズ感のバランスも良く、程よく細身なシルエットでタイトすぎず、着心地も抜群です。シャツ一枚の姿で美しく見えると、着こなしの完成度と言いますか、洗練度が全く違います。
既製ですがまるでオーダー品をあつらえたかのように、体にフィットしますよ👍

③ロンドンストライプ

↑商品詳細は画像をタップ

MATERIAL：表地：コットン100％
COLOR：ホワイト×グレーストライプ
PRICE：10,780yen(tax in)

そして白×グレーのロンドンストライプ。ビジネスでも使える柄のシャツで、僕が真っ先にお勧めしたいアイテムです。
着こなしが難しく感じるかもしれませんが、クラシックにベーシックに合わせれば何てことありません。

白に対してやや濃いめのチャコールグレーよりの、ストライプ柄です。色も2色ともモノトーン系で構成されているので、案外どんな色を持ってきても合いますよ。後は個人的にはジャケパンスタイルに合わせるのもオススメですね。。。

例えばこんな感じで、ブラックジャケットにグレーのパンツ、柄シャツに黒のネクタイを合わせてチーフは白。

ちょっとシックに合わせてみました。あえて色数を抑えてモノトーンをベースにしたスタイル。こういうモノトーン系のスタイルでも、シャツがストライプ柄なだけで装いに動きが生まれますよね。。。
こんな感じでロンドンストライプのシャツは、ベーシックなスタイルにまずはあわせてみて頂きたいですね。

クールビズのシーズンなんかだと増えるかもしれませんが、ノータイでシャツ一枚のスタイルもオススメです。
ストライプ柄だとベーシックですが、ちょっと遊びが効いた感じでいい塩梅です。

ノータイでも決まるように、実はちょっとした工夫がしてあります。
それがボタンの位置なんです。
よくみないと全く分かんないかもしれませんが、実は今回のシャツは全て、第一釦の位置を変更しています。
通常よりも第一釦の位置を浅く設定する事で、仕立ての良いイタリアンシャツの様に、第一釦位置まで開けても胸元が開きすぎず、衿立ちも美しいラインを作ってくれている訳なんです。。。
これは凄く細かいと思いますが、こうしてノータイのバランスを見るとやって良かったなーと感じます。

まとめ

というわけで今回は、スペルラティボの新作でオリジナルシャツをご紹介させて頂きました。
僕の思い描いたコンセプト通りの、シャツが出来たと自負しております。m(_ _”m)
滅茶苦茶オススメです。また、価格も9800円₊税でございます。けっして滅茶苦茶安い値段ではないですが、生地と工場のクオリティー的には、滅茶苦茶お値打ちにお届けできたと思います。
上質でしっかりしたシャツで、皆さん身だしなみを整えましょ~

それでは、また。