残暑から着る「トップス1枚コーデ」について解説。
トップスは長いシーズンで活躍するアイテムで、正直何枚あっても困らない。
秋になると、洗練された着こなしを楽しむ絶好のシーズンがやってきます。
ジャケットやカーディガンなどのアウターも魅力的ですが、トップス1枚でも秋のファッションを楽しむことができます。
ただシンプルな疑問は、「1枚でサマになるのか?」という点だと思います。
アイテムの選び方と注意点、着こなし方について徹底解説していきます。
これさえ揃えておけばおしゃれの幅が広がっていく、執筆者的におすすめなアイテムを5選とコーディネートをご紹介していきます。
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秋に取り入れたい色味
秋で連想される色味と言えば、アースカラーではないでしょうか?
特にカーキやベージュ、グレーとくすみがかった色はメンズ・レディース共に人気が高いと思います。
更に、ボルドーやオレンジブラウン、マスタードの様に色で遊びを効かせた着こなし方も大変人気が高いです。
執筆者的には、やはりブラウンに注目して欲しいと思います。
渋さがでておじさんっぽくなってしまう…なんてお声もありますが、しっかり着こなせればすごく魅力的で色気のある色味だと思うんです。
片付けた方が良い物
素材
リネンやシアサッカーの様に夏を連想させてしまう素材のある物は避けましょう。
逆に春に使用していた素材やアイテムの方が使いやすくなってきます。
例えば、コットン100%のロンT やハイゲージのニットソーの様に薄手のアイテムは使いやすい傾向にあります。
またコットンであれば季節感がでませんので、通年万能に使える素材です。
色味
明るい色・涼し気な色は全身避ける事をおすすめします。
ライトブルーや生粋なホワイトパンツは秋らしくないと思うので、秋であればくすみがかったものを選ぶと良いです。
ホワイト系であれば、アイボリーなどが合わせやすいと思います。
チノパンやインディゴブルー、チャコールグレーなど選ぶとコーディネートしやすいです。
冬に着るホワイトパンツはむしろ格好良いのでそれまでは締まっておきましょう。
秋に取り入れたいアイテム選びのポイント
①暖色を取り入れる
秋を連想させる色と言えば、アースカラーやくすみカラーなど暖色が多くなってきます。
特に、ブラウン・オレンジブラウン・ベージュ・カーキ・ボルドー・マスタードは多く見かける様になっていきます。
秋を連想させる色としてとても効果的で、おすすめです。
しかしブラウンは、上品で落ち着きがあり高級感がある一方、着こなし方を間違えてしまうとおじさんっぽさがダイレクトに出てしまう欠点もあります。
なので、ベージュから段々と色を濃くして、慣れていく事がおすすめですよ。
②秋冬素材を選ぶ
ベーシックカラーを洒脱に魅せる素材感も重要です。
素材で季節を表現する事も凄く大切なポイント。
ニット・フランネル・スエード・コーデュロイなど重厚感あり高級感がでます。
素材感は、コーディネートを底上げして魅せてくれる大切なポイントです。
なので、夏を連想させる素材は季節外れと思われ兼ねませんので締まっていきましょう。
③抜け感のある色を取り入れる
秋冬と言えば配色が暗くなっていき、重たい印象になってしまいやすいです。
なので、オフホワイトやアイボリーの様に、抜け感のある色を取り入れる事もお洒落に魅せるポイントです。
特に、重たい色使い素材感ももったりしている重厚感のあるアイテムは、抜け感も一緒に取り入れる事が重要になります。
注意点としては。生粋の白を使用してしまうと春夏っぽさを連想させますので、あくまでくすんだホワイトを使用するようにしましょう。
④カジュアル~キレカジがスタイリングしやすい
1枚コーデのポイントとしては、デニム・チノパンをボトムスにチョイスするとコーディネートしやすいです。
スラックスの1枚コーデは出来るかもしれませんが、少しレベルが高く感じます。
執筆者としては、あまりおすすめしません。
これは、どうせならカーディガンやジャケットで合わせた方が格好いいと思ってしまうからです。
なので、ファッション初心者の方はカジュアル~キレカジスタイルにしましょう。
おすすめのアイテム5選
オックスフォードシャツ
フィナモレのエレガントで柔らかい風合いは、あらゆるシーンで活躍します。
オックスフォード特有のパリッとした、生地は中間季節に1枚使いがしやすい。
美しい襟の形がポイントになります。
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シャンブレーシャツ
大人の色気漂うコットンシャンブレーシャツ。
ムラ感と光沢感のバランスが非常に良い仕立て。
ジャンネットはウエスト部分をシェイプさせていおりスリムフィットで、身体に沿ったシルエットが魅力です。
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ハイゲージニット
ニット専業ブランドこそ成し得る、上品なシルエットに素材感が魅力。
ハイゲージニットを1枚で着るシーンは多くないが、1枚で着てもおかしいと思わせない。
着回しとしても万能なアイテムになります。
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ミドルゲージニット
毎シーズン人気の高い、ミドルゲージのコットンセーター。
ガーメントダイを施すことによりこなれた風合いが味わい深く楽しむ事ができます。
休日のお出掛け時に活躍する1枚ですよ。
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長袖Tシャツ
デザイン性に長けた長袖Tシャツ。
胸ポケットにロゴレザーパッチで切り替えのようにデザイン。
裾は、ラウンドカットされており、ドレープ感を作り出したロングスリーブカットソーでどこをとってもヌメロらしいデザインが詰まった1着です。
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おすすめアイテムを使ったコーディネート
Finamore/オックスフォードシャツ
女子ウケ間違いなしの大人カジュアルがこちら。
執筆者はこちらのコーディネートが本当におすすめしたい!!
デニムに合うスタイリングはオックスフォードのシャツ。
柔らかい雰囲気のフィナモレのシャツに、テーラードジャケットに合わせるデニムと称されたドレッシーなデニム、ヤコブコーエンをチョイスする事で、良い塩梅でカジュアルダウンさせる事ができます。
またワンウォッシュのインディゴデニムがクリーンな印象で、デートスタイルにおすすめです。
アイテム | ブランド |
シャツ | Finamore(フィナモレ) |
デニム | JacobCohen(ヤコブコーエン) |
ベルジャンシューズ | Baudoin & Lange(ボードイン アンド ランジ) |
ベルト | predibino(プレディビーノ) |
GIANNETTO/シャンブレーシャツ
秋口から取り入れたいカラーの一つである、ボルドー色。
マットでありながら光沢感のある独特な色味が、大人の色気を引き立てます。
デニムに合わせてキメ過ぎないスタイリングがオススメです。
ブラックデニムだとメリハリは付き過ぎてしまいますので、少し洗いのかかったものをセレクトする事でこなれ感を演出する意事ができますよ。
ブラックウォッシュに合うトップスは、ボルドーで色気を増し増しでいかがでしょう?
アイテム | ブランド |
シャツ | GIANNETTO(ジャンネット) |
デニム | REDCARD(レッドカード) |
ローファー | predibino(プレディビーノ) |
ベルト | predibino(プレディビーノ) |
FILIPPO DE LAURENTIIS/ニット
ネイビー×グレーが洗練され、洒脱に魅せる。
ハイゲージニットを1枚で!?と思うかも知れないのですが、ローレンティスだからこそ1枚でもサマになる。
ジャケットを重ねても格好良く決まる事がポイントです。
チノスラックスならコーディネートを底上げし、カジュアルとドレスのバランスが非常に良くスタイリングがしやすいです。
足元には、汎用性の高いスリッポンで重厚感のあるコーデに。
灰色チノパンには紺でまとめたスタイリングが知的で洒落て見えますよ。
アイテム | ブランド |
ニット | FILIPPO DE LAURENTIIS(フィリッポ・デ・ローレンティス) |
チノスラックス | BERWICH(ベルウィッチ) |
スリッポン | PELLICO SUNNY(ペリーコサニー) |
REPLAY/ミドルゲージニット
秋冬の着こなしと言えば、必ず取り入れたいカーキ×ベージュのミリタリー配色。
色味だけでも十分温かみがあり男らしい雰囲気を醸し出します。
ガーメントダイの施されたセーターはこなれた雰囲気を醸し出しますので、パンツは動いても崩れる事の無い洗練された美しさが自慢のスリムシルエットのチノスラックス。
チノパンと言えば、カジュアルな雰囲気が強いですが、チノスラックスにする事で上品さが増し30代40代の着こなしをワンランク上に魅せますよ。
ベージュの定番チノには、アースカラーで統一感のあるスタイリングがオススメです。
アイテム | ブランド |
セーター | REPLAY(リプレイ) |
チノスラック | BRIGLIA 1949(ブリリア) |
コインローファー | PARABOOT(パラブーツ) |
N°21/長袖Tシャツ
少しやんちゃなスタイルはいかがでしょう?
ヤンチャと言えど、バチバチの黒スキニーやダメージデニムではなく、デザイン性に長けた長袖Tシャツを使用したモノトーンコーデ。
少し長めの着丈やラウンド型の裾、胸にはフェイクレザーを用い、他にはない1着。
これは1枚で着用してこそ格好良さが伝わるのではないでしょうか?
トップスがゆるりなシルエットなので、ボトムスはスリムテーパードの物を選ぶ事でメリハリのあるスタイリングになります。
アイテム | ブランド |
ロンT | N°21(ヌメロヴェントゥーノ) |
デニム | DSQUARED2(ディースクエアード) |
スニーカー | BLOCKS79(ブロックス) |
まとめ
今回は、秋のトップス1枚コーデについて解説しました。
トップス1枚に抵抗ある人も少なくないはずです。
ですが、1枚だからこその着こなし方も私はあると思います。
ポイントは素材感を活かす事・秋らしい色味を取り入れる事です。
ファッション初心者の方でも簡単にできますよ♪
ニット以外のアイテムであれば長袖Tシャツやトレーナーでカジュアルに、シャツでキレイめに。
とトップスで雰囲気を変えてみて下さいね。
まだまだ残暑厳しく、ジャケットやカーディガンなどでレイヤードする着こなしが暑いと感じる方はぜひトップス1枚コーデにチャレンジしてくださいね。