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定番ウールダウンの魅力とは?TATRASタトラスの毎年人気の名作アウターをご紹介~Octet Men’sFashion Channel~

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こんにちは、オクテットメンズファッションチャンネルの林です!
僕のチャンネルは自分の気に入ったアイテムやブランド、コーディネートのアドバイスをするチャンネルとなっております。

今日はDOMIZIANO(ドミッツィアーノ)についてお話させて頂きます。
よろしくお願いします!

 

 

TATRAS”DOMIZIANO”

今日はまだ暖かいなっていう感じもするのですがTATRASDOMIZIANO(ドミッツィアーノ)、ダウンジャケットのお話をさせていただこうかなと思っております。

このダウンジャケットをお話しする前にお話ししたいことがありまして、それは何かっていうと、タトラスのドミッツィアーノは定番と呼ばれているモデルになるんですけれども、定番というモデルってどういうことかってよく考えるんですよね。

仕入れをする側からしても、お店のスタッフとして、バイヤーとして紹介する側としても「またこれか……」みたいなところも若干はあるんですね。

 

でも毎シーズン必ずお客さんに選んでいただいて、商品が(最後には)なくなってしまうもの。僕はこれが定番の一つの指標だと思っています。タトラスの中でそういうモデルは何かといえば、もう圧倒的にドミッツィアーノになるわけですね。

やっぱり定番っていうのは、素材だったり色だったり形だったりがちょっとずつ変わっていったりはしているんですけれども、毎シーズン似たようなモデルが、ドミッツィアーノといっても登場してくるんですけれども、毎シーズン同じものを着ているよっていう方は、ほぼいないと思うんですよね。やっぱり僕たち年を取ってくると、どうしてもコンサバティブ・保守的な部分も出てくると思ったりするんですよね。

 

なので一つは、“良いものは良い”んですよね。はっきり言って、良いものは良いから、これは仕方がないなと。なので良いものは良いから、もう毎シーズン同じで、やはりダメになったら買い換えるとかね。そういうのもあっていいんじゃないかっていうことと、もう1個は、やっぱり年を取れば取るほど、全てが新しくて変化のあるものでコーディネートするっていうことは、僕は現実的にちょっと難しいんじゃないかなと思っているんです。

もちろん微妙な差はあるんですけれども、新しいものをいつもよく着ているアイテムの中に溶け込ませて、新しいコーディネートにするっていうのも、僕はファッションの一つの楽しさじゃないかなって思っています。なので、“良いものは良い”そういった定番を1枚持っておくと、すごく長く使うことができますので、サスティナブルという観点でも、また金銭的な価値の部分でもお得じゃないかなと思っています。

ということで、ドミッツィアーノをご紹介させていただこうと思っています。

 

定番モデルで長く着られる

こんな感じで、ドミッツィアーノを着てみたんですけれども、これ以前にも何度かお話ししたことがあるんですけど、僕が7〜8年前……もう少し前かもしれないけれど、ドミッツィアーノが出た当初ぐらいに買ったダウンジャケットです。なので7〜8年?まだ着ているんですけど、これで新品と比べていただいてもそんなに遜色ないかなと。

ちょっと表面はくたびれているので今年そろそろ僕は買い替えようと……。実は去年も買い換えようと思ったのですが、買い替えようと思った時には既に在庫がなかったんですよね。というのはよくあるパターンですけど(笑)

 

なので今年は、ちょっと早めに買い替えようかなと思っているんですけど、こんな感じでやっぱり長く使えるっていうのはすごくバリューが高いと思うんですね。

あとウールファブリックなので、結構ドレッシーなネクタイしているところにダウンを着ても、やっぱりナイロンのスポーティーなダウンだとちょっと違和感がありますけれども、こういうウールのダウンだと非常にあったかいんだなと思うので、こういった着こなしもできるというのがドミッツィアーノの一つは良さじゃないかなと思っています。

ドレッシーな服にも着ることができるということですね。ウールファブリックの良さを最大限生かしたモデルじゃないかなと思っています。

まずはこんな感じで長く実際に着ることができるというご紹介をまずさせていただきました。

 

こんなインナーがおすすめ

ここからは着こなしのお話をさせていただこうかなと思っています。着る前に、今回はCIRCOLOタートルネックのカットソーをコーディネートさせていただこうと思うんですけれども、もう日本は結構冬も暖かいので、カットソーの上にちょっと暖かいダウンを着る。大体室内に入ったらもう暖かいですから、こんな感じでいいんじゃないかなって思ってます。

 

エレガントにもカジュアルも合う

まだ9月なので、かなり冬を先取りしてますけれども、今年のドミッツィアーノなんですけれども、こういった淡目の色、すごく素敵な色が出ていると思います。ドミッツィアーノの特徴はウールのファブリック、何度もお伝えしてるんですけどロロ・ピアーナ社が作った、非常に細い糸のファブリックなので、それに撥水加工が掛かっていて、めちゃくちゃ軽いし、ちょっとした雨や雪にも耐えることができるというのが魅力になります。

 

こんな感じでですね。ライトグレーのダウンにブラックのインナーモノトーンコーディネートが個人的には結構シックで格好いいかなと思うんですけども、こんな感じでカジュアルな服にも合わせることができるっていうのが、ドミッツィアーノのエレガントな服にも合わせることができるし、カジュアルな服にも合わせることができるということですね。

そして、ドミッツィアーノだけじゃないと思うんですけれども、軽めの表面感がどちらかというとつるっとしたソリッドなウールダウンジャケットの特徴だと思うんですけれども、ジャケットのように羽織るとエレガントに見えるというのが、僕は特徴じゃないかなって思っています。

なのでダウンジャケットのこの冬皆さん、何か買おうかなぁとか、コートを買おうかなって思う方もみえると思うのですけれども、今ジャケットを着て、その上にコートを着るという場面もあるんですけれども、それ以外の時が多くなってきたと思うので、インナーはこういったカットソーだったり、ニットだったりで、その上にぱっと羽織るといった時に、ジャケットでも良いのですがジャケットだけだとちょっと寒いなと思う方は多いと思うので、そういう時にこういったウールの表面がツルっとしたソリッドなダウンジャケットを選んでいただくと、それでかなり上品に、エレガントに着こなしていただけるっていうのが僕はいい点じゃないかなと、ウールダウンの良い点じゃないかなと思います。

もちろん、このドミッツィアーノもその一端を担っていると思います。

 

スマートに見える

そして最後なんですけれども、カジュアルなダウンジャケットになっていくと、どうしてもオーバーサイズになりやすいんですね。こういう胸囲が余りすぎているとか、肩が大きすぎるとか、そういうダボッっとしたシルエットのダウンも確かにあるんですけれども、ドミッツィアーノのダウンはかなりぎゅっと絞られているので、スマートに見えるっていうのは僕はすごく良いところじゃないかなって思ってます。

色んな思いの詰まったディティールだったり、先進的な取り組みだったりっていうのはあるんですけれども、でもやっぱりファッションはぱっと着た時に「これ格好いいじゃん」って思うところ、第1印象が僕は大事じゃないかなって思っているので、ドミッツィアーノもぱっと羽織った時に「これちょっとかっこいいな」みたいな、そういうところを思っていただければ、すごく素敵じゃないのかなっていう風に思っています。

ダウンのブランドで、どうしても主張が強いものとかもありますけれども、上品に着ていただけたら僕はすごくそれが素敵じゃないかなと思いますし、長く着るアウターみたいなくくりの商品というのはシンプルじゃないと飽きちゃったりとか、実際長く着ることは難しいと思いますので、こういった定番を1枚持っておく。もちろんそれとシーズン物のアイテムとを兼ね合わせてワードローブに揃えていただくと、僕はすごく充実したコーディネート、着こなしができるんじゃないかなって思っています。

 

今日のまとめ

今日のまとめなんですけども、ドミッツィアーノの良さというよりもウールダウンの良さを中心にお話しさせてもらったんですけれども、ウールダウンでもちょっとタイト目、インナーはちょっと軽めのものを着ていただいてもエレガントに見えるというのが、僕はウールダウンの1番の良さだと思いますので、是非選んでいただきたいですし、ドミッツィアーノ自体はこのロロ・ピアーナ社の撥水の軽い素材感、でもウール、そして上品というのを、このパッと見た目で格好いいみたいなのを体感していただければ嬉しいです。

 

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プロフィール

オクテット バイヤー :林 啓成(はやし ひろなり)
株式会社 林商店
オクテット名古屋
インポートセレクトショップ でらでら
担当バイヤー

20代をビジネスウエアのメーカーで、服の作り方を学び、2003年より、株式会社林商店にて、スーツのバイヤーからスタート。

当時、多くの紳士服路面店であったように、ビジネススーツを中心に販売するお店から、
イタリアを中心としてカジュアルアイテムをセレクトし、大人のセレクトショップへと改造。

イタリアでの直接買い付けからスタートさせ、
現在は、イタリアの工場に直接オーダーをお願いしたり、ピッティウオモを中心に展示会などを通して、日本により良い商品をいち早く紹介するお店に変えました。

現在は、イタリアの文化、
おじさん男性の元気が良いところを、日本に輸入したい!と
いくつになっても、男性もファッションを楽しめる日本に変えたいと奮闘しています。

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以上、オクテットの林でした!

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執筆者

2003年より、株式会社林商店にて、スーツのバイヤーからスタート。 当時、多くの紳士服路面店であったように、ビジネススーツを中心に販売するお店から、イタリアを中心としてカジュアルアイテムをセレクトし、大人のセレクトショップへと変化させました。 イタリアでの直接買い付けからスタートさせ、現在は、イタリアの工場に直接オーダーをお願いしたり、展示会などを通して、日本により良い商品をいち早く紹介するお店に変えました。 現在は、イタリアの文化とも感じる、おじさん男性の元気が良いところも、服だけでなく日本に輸入したい!といくつになっても、男性もファッションを楽しめる日本に変えたいと奮闘しています。

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