こんにちは、オクテットメンズファッションチャンネルの林です!
今日はロングコートについてお話をしたいと思います!
目次
ロングコートについて
このコート何度か見たことがあるかもしれませんが、僕が5年くらいもうすでに着ているヘルノのラミナーっていうモデルのコートです。
実際こういった少し長めのコートはすごくいいですし1つ良質なブラックのコートを持っていることで使い回しも良く長く使える。
そんな話を今日はさせていただこうと思います。
よろしくお願いします!
今年の寒さ
最近……というか今年めちゃくちゃ寒いですよね。名古屋でもめちゃくちゃ寒いのでジャケットの上にコートもしくはニットの上にコートっていう感じでコートを着る機会がすごく多いと思うんですよね。
なの今日はダウンコートの話をしますが……少し長めのコートがいいという話をさせていただこうと思っています。
ロングコートをお勧めする理由
長めのコートがいいと思う理由は3つあります。
1.オンオフどちらも使える。
オンオフ使うことが出来るというのは、やはりオンの時はジャケットを着ていることが多いと思うのでそのジャケットよりも長いほうがいいですね。
やっぱり着丈が短いとどうにも……。
気にしない方も正直お見えになりますが、どうせならジャケットが隠れた方がスマートだと思うので、長めのコートがいいんじゃないかなと思っています。
2.ダウンが入っている方が軽くて暖かい
長めのコートでウール素材のものもありますが、ダウンが入っている方が軽くて暖かいっていうことですね。
これが2点目ですね。
3.フード付きのナイロン素材コートを選ぶ
これちょっと怠けているというかズボラというかそういうのもあるんですけれど、今日はヘルノ社のコートをご紹介しますが、高機能なナイロン素材のコートを選ぶ。
冬場台風みたいな大雨っていうシーンはあんまりないと思うんですね。冬は寒くて雪が降っているシーンが多いと思うのでもしフードがついていたら傘を持たなくてもフードをかぶれば雨も雪もある程度防げるということです。なので結構万能!
天気が変わりやすいっていうのもありますし、傘がなくてもちょっとかぶったらこれぐらいだったら大丈夫だなって思える瞬間があると思うので、冬場は長いコートが使い勝手がいいと思います。
オススメのアイテム①
まずは僕が最初に着ていた、もう5年間着ているというお話をさせてもらったヘルノのラミナーですね。すごくシンプルな形です。ちょっと着てみますね。
こんな感じでポケットもついてて手袋なくても暖かい感じです。このヘルノのラミナーなんですけどゴアテックスの素材を使っているので、外側から見てダウンでモコモコということはないんですよね。でも素材がいいので非常に暖かい。
通気はあるけど外からの風は防いで熱は逃さない。ゴアテックスの素材とダウンの暖かさで非常にスッキリしてるけど暖かみがあるモデルです。
ちなみに林は180cm・80kgで50サイズを着用しています。
ダウンコートを選ぶ際の注意点
一つダウンコートを選ぶときに注意して欲しい事がありまして、それは何かっていうと大きいサイズを選びすぎないことですね。これがすごく僕は大事なことじゃないかなと思います。
どうしてもヨーロッパ系のプレミアムダウンはモンクレールとかムーレー、もちろんヘルノとかもですが……サイズがどうしても外国人は手が長くなりがちなんですよね。なので大きいサイズを選んでしまうと日本人には長いので……。
もちろん筋肉を鍛えている方とかで肩幅があれば収まりがいいんですが、そうじゃない体型の人はなるべくジャストサイズで着て頂いた方が僕はカッコイイと思ってます。
完全にジャケットも隠れてますし、そういう意味では1枚持っていると非常にかっこいいアイテムじゃないかなと思います。
オススメのアイテム②
もう一つは少し長めのダウンでミリタリーテイストの加わったM65風のモデルで僕たちはポーラテックって呼んでいます。
ポーラテックって何かとていうとポーラテック社が作った素材なんですよね。
もともとアメリカの会社でフリースを開発したと言われている会社なんですけれども、こちらも防水・防風で素材が非常に薄いけど暖かい。
こちらはもう一つヘルノの特徴でもあると思うんですけど、ダウンパックを使ってないんですよね。普通のダウンジャケットっていうのは毛が出てこないようにダウンパックといってパックに入れたダウンを中に押し込むのが一般的なんですけれども、ヘルノのこちらの商品はインジェクション方式といってダウンを直接生地の中に入れる方法で非常に軽いんですよ。
軽くて暖かいっていうのが特徴のダウンコートになります。
これも同じでジャケットが完全に隠れているので僕は丁度いいと思っています。
カジュアルスタイルの紹介
これがネクタイでタイドアップしてるスタイルですけど、カジュアルで着た時にどうなるかというのもお見せしたいと思います。
こんな感じでオレンジ色のニットでカジュアルなデニムとニットの組み合わせに対してこういったコートを着てもかっこいいと思います。
1つはこういったフードが付いていることで結構カジュアル感がプラスされると思うんですよね。
雨や雪から守ってくれる話もさせてもらったんですけれども、それだけじゃなくてカジュアルの時のスタイリングですね。そういう時にフィットしやすいフードが付いていることで、なんとなく雰囲気がカジュアルにまとまるのでコーディネートが合わせやすいと思います。
これも50サイズを着ているんですけど、やっぱりお尻が隠れていると暖かいんですよね。前を閉めてもらうとかなり暖かいのでウエスト丈のダウンジャケットよりも本当に寒い時っていうのはベンチコートじゃないけれど非常に有効だと思います。
ということで、今度はポーラテック。ちょっとミリタリーっぽいダウンを着てみましたが、やっぱり横のダウンステッチがあることでこちらもカジュアルな印象を作り出せると思いますので、そういった意味では横ステッチっていうのもオンも使えてオフにも合うということですね。
最初に黒のダウンコートが良いとお話をしましたが、やっぱり色合わせが非常に楽ですね。こういったオレンジのもの、また白のもの逆にブラック……何でも大体合うんですよね。合わない組み合わせは多分ないと思うので、1着長いコートをおしゃれ着としてダウンジャケットだったりウールのコートだったりいろんなバリエーションを持っていていいと思うんですが、1着は長めのダウンコートがあると本当に今年みたいな寒い冬には重宝するんじゃないかなと思います。
サイズの選び方
最初にどうしても大きめのを選びがちになっちゃうっていうお話をさせてもらったんですが、ちょうど着ていたのが50サイズですね。
ちょっとボタン締めてみます……50サイズだとこれぐらいの感じです。実は身頃が余ってるわけじゃなくて非常にすっきりしたシルエットを楽しんでいただけるんじゃないかなっていうふうに思います。袖もちょうどいいぐらいじゃないかなと思います。
では実際にワンサイズ上の52サイズを着てみようと思います。
これ52サイズで1サイズ上げたんですけど、やっぱりちょっと見てもらったら分かる通り袖が長いんですよね。こうなるとちょっとだらしなくなってしまうので実際は肩周りとか胸周りは余裕があってこれでも悪くないなと思うんですけど、やっぱり袖が長いっていうのがすごく気になりますね。
肩幅があったりとか胸元に筋肉があったりしたら大きいサイズでも僕はいいと思うんですけれども、できればコートもジャストサイズがいいですね。
メンズファッションでサイズが合っているというのは非常に僕は大事なことだと思っているのでジャストサイズでファッションを楽しんでいただけたら嬉しいです。
まとめ
正直良い服を長く着る、良い服を一着持って長く楽しむっていうのは大人の男性にとってもそうですしやっぱりサスティナブルだったりSDGsだったり今の時代感にも合っていると思うので自分の気に入ったコートを1着長く使うっていうのは僕はすごく良いことだと思います。
もちろん僕たち服屋さんなので毎シーズン新しいものを買って挑戦していくんですけれども、思い入れがあったりする古い物をたまに着ていることもあります。
今回はヘルノのコートをご紹介させてもらったんですけれど、「良い自分の気に入ったアイテムを長く使う」特に冬のコートなんかは値段も貼りますのでワンシーズンでもうやめるっていうのはなかなか選択しにくいと思うので、長く使って長く楽しむということも考えてもらえたら嬉しいです。
最後に
僕たちの動画は毎日20時に更新しておりますので、是非チャンネル登録また高評価をよろしくお願います。
僕の動画は毎週土曜日に上っておりますので、もしよかったら見てください!
今回の動画↓
プロフィール
オクテット バイヤー :林 啓成(はやし ひろなり)
株式会社 林商店
オクテット名古屋
インポートセレクトショップ でらでら
担当バイヤー
20代をビジネスウエアのメーカーで、服の作り方を学び、2003年より、株式会社林商店にて、スーツのバイヤーからスタート。
当時、多くの紳士服路面店であったように、ビジネススーツを中心に販売するお店から、
イタリアを中心としてカジュアルアイテムをセレクトし、大人のセレクトショップへと改造。
イタリアでの直接買い付けからスタートさせ、
現在は、イタリアの工場に直接オーダーをお願いしたり、ピッティウオモを中心に展示会などを通して、日本により良い商品をいち早く紹介するお店に変えました。
現在は、イタリアの文化、
おじさん男性の元気が良いところを、日本に輸入したい!と
いくつになっても、男性もファッションを楽しめる日本に変えたいと奮闘しています。
もし何かご質問などがありましたらコメント欄にご記入いただいてもよろしいですし、ラインなどでもお問い合わせいただいてもお答えさせていただきます。
以上、オクテットの林でした!