こんにちは、オクテット名古屋店長の近ドです。
さて今回はなにについて書き書きしたものか…
正直な話、めっちゃ悩みました。
で急に昨今、寒くなってきたので、ちょいと早いですが「手袋」について書こうかと思います。
ちなみに手袋といえば、私くみちょうの小さいころは必ず言ったもんです!
わたし:なあ、「てぶくろ」を逆さに言ってみて。
友人:ろくぶて。
わたし:バシッ!×6
友人:何すんだ!!
わたし:いや、オマエいま、六打てって言ったじゃん。
友人:…。
まあ、日本人なら誰しもが一度はやったんじゃあなかろうか、って言う冬の風物詩的なやりとりじゃあないかなと。
とまあ、冗談はさておき手袋というとグローブ(Glove)、もしくはグラブって名称が浮かんでくるが、これは5本指の手袋の総称で、じつはこのグローブとは派生したものだったようです。
手袋の起源をさかのぼると本来はミトン(Mitten)と呼ばれる、親指だけが分離したものが最初の手袋だったとか。
※たぶん、余分な装飾も無く、シンプルな感じだったと思うので↑のような革素材だったとしても、いわゆる台所に置いてあるアレ!鍋掴みみたいな感じだったんでしょうね、当時は。
あとこれはさだかではないんですが、氷河期のいわゆる石器時代に暖をとるために使われていたのが最初といわれ、古代の洞窟壁画にも手袋(ミトン)らしきモンが描かれているんだとか。
しかし氷河期って、昔も昔、すごい前から人間は手袋を愛用してきたんですね。
ただこの手袋が描かれた壁画、かなりググったんだけども、残念がら見つけられませんでした…
現存する最古の手袋ってのは、エジプトの王家の墓から出土した麻製のミトンタイプの手袋で、手首を紐で結ぶタイプなんだとか。
ちなみに用途としては、馬車(二輪の戦車)に乗る時に使うもののようだが、実用品というよりはあくまでも象徴的な装飾品だったらしい。
で、ミトン型の手袋ってのは、古代ペルシアにてかなり活用されていたらしく、労働者の作業用だったり、兵士の武装具として使っていたんだとか。
そして現在の我々も実際に活用している、5本指の手袋=グローブはだいたい12世紀になって出現したんだとか。
手袋が氷河期から始まって紀元前を経て、ほんっとーに長い年月をかけてミトン型(袋状)からグローブ(5本指)になったんですね。
もともと人間の指は5本だったことを考えても、もうちょい早くグローブが出現しても良さそうな気が、素人目線でするんですが、よほど必要なかったのか?
まあ当たり前のように5本指の手袋を使う我々には知る由もない訳ですが、個人的にはかなーり気になるところです。
で、↑のように手袋がミトンからグローブに進化したことによって、手袋の価値が防寒具や防護服の一部っていう実用品から、装飾品としてググっと普及していったそうです。
で16世紀ごろには式服、今でいう礼服の一部としてもつかわれる程に価値を高めたそうな。
出典:amazon.co.jp
↑これですね。
残念ながら私くみちょう、未だコレ↑は使ったことがないんですが。
コロナ禍の昨今、もしかしたらマスクと同様に必須アイテムになったりしてね…
ちなみに白手袋の私のイメージはこれ↓
我が世代の人間にはあまりにも有名な名シーン!
シュッチャーデス物語の片平なぎさ様です。
当時、私くみちょうはまだちびっこでしたが、あまりにも印象が強く、正直ちびっちゃうくらい怖くって、記憶にしっかり残ってしまいました。草
また脱線してしまいましたが、そんな礼服の一部にまでなった手袋さんですが、18世紀ごろには、婦人専用のもので、肘まで隠れるロングライプ、いわゆるオペラ・グローブ(イブニング・グローブ)なるものも登場します。
出典:Wikipedia
このタイミングで、手袋さんはさらにお洒落なファッションアイテムとしての地位もカッコたるものにしたって感じでしょうか。
よそ行きの服、=お洒落ですからね。
しかし、片平なぎささんの手袋がコレ↑じゃなくて良かった。
これじゃあ口だけでは絶対に脱げそうもないですからね… 草
あっ!? また脱線してしまった。
あと手袋と言えばもうひとつ。
騎士が相手への決闘を申しこむ際に、相手に手袋を投げるってのがありますね。
これは諸説あるようですが、手袋というか騎士は籠手かと思いますが、片手の籠手が無くても=片手が無くても戦える!って言う相手への侮辱の表れで、そこまで馬鹿にされたら逃げられないだろ!ってことなのではと。
まあ本当のところは分かりませんが、自分の手袋で相手の顔をたたくって言う、申し込み方法もあったようですから、まあ強ち間違っちゃあいないとは思います。
ちなみに手袋には、我らが日本人には馴染みの深い軍手ってのがありますが、これはその名の通り軍用手袋の略なんだそうです。(正直、今知った事実…)
これ旧陸海軍が使用した作業用の手袋で、左右の区別がなく廉価で耐久性が高いってんで、軍に採用されていたんだとか。
↑この軍手、日本で発案され作られたもので、今では世界にも輸出されているんだとか。
(日本以外でもグンテって呼ぶのかな…)
と、長々と手袋について書いてきましたが、要は何が言いたいかっていうと、もうすぐ冬なんで、お洒落の冬装備の一つであり、キーアイテムとも言える手袋=グローブをそろそろご用意くださいな!っていう令和二年の秋分の日ってとですわ!
では、ここでちょろっと当店の手袋さんらをご紹介しときますね。
gloves グローブス メンズ 革手袋 ブラック&ヘリンボーンコンビ ラムレザー&カシミヤニット裏 イタリア製
gloves グローブス 革手袋 メンズ シープスエードレザーグローブ CA1107 マロンブラウン イタリア製 カシミアニット裏
gloves グローブス 革手袋 メンズ ラムレザーグローブ CA741 スカイブルー イントレチャート 編み込み イタリア製 カシミアニット裏
gloves グローブス ワインレッド 3本の縫い目のイタリア定番デザイン ラムレザーグローブ 裏カシミア混
と4種の手袋=グローブを紹介しました。
これは「グローブス フォリーノ(Gloves Forino)」って言うブランドのモノになります。
当店ではお馴染みのアイテム&ブランドにはなるんですが、ここで一応ブランドの説明を。
こちらイタリアのナポリの拠を構える、1899年創業の手袋専門メーカーなんです。
ナポリってところはもともとレザーの加工技術が高く、なかでもサニタ地区ってところは手袋製造を生業とする職人さんが多くいた街だったとか。
現代はこんな感じらしいです↓
出典:地球の歩き方
でこのフォリーノグローブスってブランドは、1980年に会社として設立するんですが、2020年の今でもメイド・イン・イタリアにこだわりを持つ老舗であり、粋なグローブメーカーと言えます。
だからこそ当店もセレクトして取り扱ってるんですがね。
ちなみに、レザーグローブを作る職人さんらこだわりも凄いんです。
先ず第一の拘りは使う皮革素材の選定なんですが、熟練の職人が一つ一つ手で選別して、自然に出来た傷のあるものなどを徹底的に廃棄します。これは製品化した時の強度や染色加工にも大きく影響を及ぼすからだとか。
そして第二は拘りは比較素材のカッティングです。これ精密定規と厚紙ゲージ、ハサミを使ってひとつひとつ手で切るんですが、ここで職人さんらの経験のもと、製品化した時はもちろんのこと、実際に使用しだした将来のたるみや弛緩も考えて切るんだとか。
すごいですね。職人の経験ってやっぱり。
そしてもちろん第三の拘りが縫製です。冒頭から話してきましたが、グローブってのは5本指に分かれてます。しかも手ってのは、足と同様神経が詰まった場所で、しかも手は繊細に細かく動きます。そんな手に実際にはめて、違和感なく馴染んでいくように、職人が縫い目が一つも手の動きに合わせて違和感なく動くように、立体的な動きも考えて縫っていくのです。
メンズならまだしも、レディースのようなより指の細い仕様はさぞかし大変でしょうね。
※当店はメンズ専門なんで、レディースは見たことがないんですがね… 草
で第四の拘りはアイロンがけです。実際に製品として出来上がった後、製品化する上で様々な工程を経てできた皮革のシワやひだを、特殊なアイロンを使い、これまたもちろん手作業で伸ばしていくわけです。
第五の拘りは最後の工程になりますが、品質チェックです。実際にグローブを作る職人の目と手で、全ての工程を経た製品のキズや汚れだけでなく、縫い目の締まり具合、ライニングとのたるみ具合、そして手へのフィット感などが厳しくチェックされ、ようやく我々の元に出荷されます。
どうですか?
工場で、機械で大量生産された製品とは違い、その全て工程に人間の温かみが加味された製品ってのは、素人目に見てもなんか違うんですよね。
そんなフォリーノ・グローブスの手袋、是非ご堪能いただきたいですね。
もちろんこれから手袋の季節になっていく訳ですしね。
本当はもっと細かく、もっと詳細にいろいろと語りたいとこではありますが、そんなことしてると一冊の本が出来上がってしまいそうなんで、今回も簡潔にして、これで終わりにしようと思います。
ってことで、手への馴染み方が半端ない革手袋、グローブス・フォリーノは当店オクテット名古屋にありますんで、ぜひご覧にいらしてください。
店頭にない色や種類もありますが、スタッフに言ってもらえれば倉庫からだしますんでね。