ヘルノ・ラルディーニ・フィナモレ・フェリージ等イタリアを中心としたメンズブランドをご紹介

買い付け

イタリア ミラノ メンズ セレクトショップ巡り 2015年 9月 

投稿日: 更新日:

[店長ハヤシのミラノ買い付け紀行]

ガリバルディ

ポルタ・ガリバルディ駅からガリバルディ門まで続く通りが、corso comoという通りになります。
ココには、バーなどもあり、なんか、楽しい気分になる場所だったりします。

その中では、日本でも非常に有名なメンズのセレクトショップ「eral55」や
ここからブレラ地区に向かっての地域には、
日本でも人気の「ブッテロ」などブランド店やインコテックスなどで有名な「スローウエア」のお店など
ソルフェリーの通りには、数々のセレクトショップがあったりもします。

10 Corso Como ディエチコルソコモ
ガリバルディと言えば、ディエチコルソコモ!
アートな発信地と言われるように、何か、面白い空間があります。
メンズのアパレルはそんなにおいてあるわけではなく、
モンクレールやギャルソンなど少しモードを意識したコレクションが毎回あったりします。

今回は、セレクトショップの真ん中に、Apple Watch!これは、本当にびっくりしました。
あまり、コルソコモがデジタルなイメージがなかっただけに、
こういう提案もあるのだなぁと改めて勉強になったりしました。
最後に、エトニアバルセロナは、こちらのショップで初めて見たブランドで、

その時期に開催していた展示会に出品しているのをみて、
初めてオーダーした印象に残っているブランドでしたが、今回も、しっかりと、販売されていました。

もし、どんな商品なのか?興味のある人は【でらでら】のページも見て下さいね。

10 Corso Como ディエチコルソコモ 地図

ガリバルディー地区の写真

サン・バビラ地区


イタリアだけでなく、ヨーロッパはだいたい教会を中心に、街が創られていたりします。
こちらも、サンバビラ教会があり、地下鉄の駅もある人気の場所です。
広場に、なぜかミラノ市公式ショップがあります。
小さな店にmilanoと描かれたアイテムが多数揃えられており、ちょっと、面白かったです。
なかなか、都市名がシンプルに描いて有るお土産とかはないので、お勧めですよ。
そして、ドゥオーモにも、モンテナポレオーネにも、行く事が出来ますので、
場所としては、非常に移動しやすい場所になります。
飲食店も非常に多いので、ぜひ、お勧めしたい場所の1つです。(お値段は少し高めなきもしますが……)
そして、そんな、サンバビラですが、絶対に行くセレクトショップがあります。


その店の名前は、


ブライアンバリー
ココは、必ず行きます。リナシェンテも良いのですが、
ブライアンバリーのセレクトが日本人にあうのではと思っています。
【でらでら】では、今シーズンの入荷は未定ですが、ベビラクアのシャツに出迎えられます。
カジュアルとdressでの2階での運営なのですが、本当にかっこいいのです。
今回は、スタッフさんにお願いして、写真を撮らせてもらいました。ディスプレイからかっこいい!
ヤコブコーエンのパンツ、ドルモアザノーネのニットが多数あり、
さらにアウターでは、
ヘルノなど本当に沢山のアイテムが揃います。
毎回、新しいブランドを楽しみにしているのですが、
今回、セレクトショップを見ていた感じたのは、ナイロン系の防水アウターが旬じゃないのか?と言う事。
【でらでら】では、来春夏から、新しい防水のスポーツブランドをスタートしますが、
この秋冬も何かできたらやっぱり良かったかなぁと思ったりしました。

あとは、ecoや自然を意識させるアイテム。
clanにあったサイクルやブライアンバリーでは、
セーブザダックといったコンセプトリッチなブランドも、今後は出て来そうだなぁと改めて。
日本国内でも、あるとは思うのですが、イタリアで見るこれらの商品は、
コンセプトがどうこうよりも、そもそも、かっこいい!
そんな、自然のも意識させるエコな商品を、少し探していこうと思います。
そして、ブライアンバリーには、レストランもありますので、そちらでゆっくり食べることも出来ますよ!
ピザとか本当においしいですから、お勧めです!!

ブライアンバリー地図

サン・バビラ地区写真

ドゥオーモ周辺

言わずとしれたミラノの中心部で、ドゥオーモはイタリア語で境界という意味なので、
街の中心部にだいたいドゥオーモがあります。
ミラノの大聖堂ドゥオーモは、1386年に最初の石を置かれたと言われており、
そこから1813年に完成した世界で2番目に大きな協会になります。
観光客もすごく多く、お店も本当に沢山有ります。
すぐ隣には、ガッレリアがあり、中にはプラダの本店もあり、建物自体がアートなアーケードになります。
エクシオール・リナシェンテといった百貨店が有ります。
そして、ガレリアと呼ばれるドーム状のアーケードがあり、グッチやプラダ有名ブランドのお店が建ち並んでおります。
ヴェルサーチのお店が中心に出来、ディスプレイなどでは存在感を示していました。
百貨店も、エクシオール・リナシェンテとあり、さすがにスゴイ人なのですが、
個人的には、リナシェンテの方が、メンズに関しては品揃えがあうかなぁと思っています。

リナシェンテ

その為、取り扱っているブランドも含めて、必ず見て、思わず何かを買ってしまう。そんなお店です。
(だいたい、最上階で、パスタとかお土産を買ってしまうのは内緒ですが……)
その中でも、今回は、リプレイのデニムがスペースがとって陳列してあり、少しびっくりしました。
実は、【でらでら】今シーズンから、リプレイのハイパーフレックスを取り扱う事になりました!
他にも、スローウエアの商品、グランシャツ・ザノーネ・インコテックスもありますし、
ヤコブコーエンは本当にどこでも人気になっています。
新しいブランドを探したくて、ついつい見に行ってしまう百貨店がリナシェンテです。
日本人が食べているのは見た事がないのですが、ココのレストランには、回転寿司があります。
みんな、上手に箸を使いながら食べています(笑)。

あっ、あと、すごく、トイレに困ると思うのですが、
ドゥオーモのそばならば、リナシェンテにはトイレがありますので、
迷わず行って下さい!

リナシェンテ

ドゥオーモ周辺写真

モンテナポレオーネ地区

イタリアで、ファッションでどこいけばいいの?
と聞かれた必ず出てくる場所が、ココ、モンテナポレオーネです。
道路の名前なのですが、もう、名だたるショップはほとんどあります!
グッチ・ドルガバ・フェンディ・フェラガモアルマーニなどミラノコレクションで発表された作品が、
すぐに店頭で並ぶという、そんな、セレブレティな地区になります。
本当に沢山のブランドが並んでおり、もう、まったく飽きません!
どんなディスプレイなのかも含め、
一通り歩く必要があるなぁと感じさせる場所が、ココ、モンテナポレオーネです。
ただ、高級地区だけに、何となく、入店するのに気が引けるとかあるかもしれませんが……
実際に、自分も、全く興味のないブランドは、なかなか、入りにくいですが。その中に
ヘルノの路面店があります!

via della spiga 1 (milano)
今回は、日本から、行きますね!みたいな話しを代理点を通して、させて頂きましたので、
スタッフとも色々情報交換させていただきました。
そんな中で、イタリアの売れ筋は、【でらでら】では取り扱いのない、ウールシェルにナイロンを組み合わせた
モデルでしたが、全体を通して人気になるのは、やはり、ラミナーだと教えてもらいました。
やはりというか、ブラックのラミナーが人気で、まだシーズンに突入していないのですが、
すごく反応が良いという声を聞く事が出来ました。
ちなみに、うちのラミナーももうすぐ完売のモデルもあり、フォロー出来ないかと、交渉していおります。
世界共通なのかもしれませんが、日本で人気のモデルは、イタリアでも人気で、
そういう意味では、世界は小さくなってきたなぁと改めて感じたインタビューでした。

via della spiga 1 (milano)地図

モンテナポレオーネ地区写真

ブレラ地区

ブレラ美術館があり、このように呼ばれます。
この美術館は、17世紀に建てられた施設ですが、
ナポレオンによって、美術館として整備され、オープンしました。
本当に、歴史を感じる建物が多いミラノでも、すごくシックな地域で、
石畳がしいてある景観は、本当に美しく、心に残ります。
そして、ブレラ地区には、数々の有名セレクトショップ店が揃っており、
あるいてドゥオーモも隣地区でもありますので、お勧めしたいです。シックな町並みにあわせて、
本当に服が好きな人が集う街で、面白い!って思う、ショップに出会う街でもありますので、
個人的には、面白い商品・ブランドに出会うことが出来ればと歩きます。
また、日本では、LEONのスナップにも良く紹介されるオーナー・スタッフさんがいる
セレクトショップが多くあります。店内に入ると雑誌で見かけたオーナーがお出迎えというお店も有りますので、そちらも見つけて下さいね。

CLAN
今年の6月に増床し、レディースのコレクションも増やしたばかりでミラノで勢いのある
セレクトショップの1つです。
イタリアのブランドを中心にセレクトをしていたのですが、
日本でも知名度のあるブランドもありました。
その中でもお勧めは、CYCLEというブランドを紹介してもらったのですが、
ecoを意識したコレクションで、デザインもシンプルでしたので、

こちらも、日本でも人気になるかなぁと思いチェックして見ました。

マッシモアルバ
こちらは、外から見える感じが本当にカッコ良く、吸い込まれるように入ったお店です。
全然、知らなかったのですが、マッシモ・アルバさんが2006年にリリースしたブランドで、
トータルファッション、それも、メンズ/レディースのフルコレクションでした。
そのため、最初、オンリーショップだと思わず、スタッフさんと話しをして初めて、わかったという、
少し恥ずかしい感じでした。製品はミラノの工房で作り出されており、ニットが特徴的で、
ラグジュアリーなコレクションでした。日本国内にもお店があるようで、そちらの紹介もスタッフさんにしてもらいました!

ブレラ地区は、こういった、出会いが楽しめる場所でもあります。
石畳のクラシカルな道を歩いているだけでも楽しくなってきますので、

ぜひ、服好きの皆様にはお勧めです!

CLAN 地図

マッシモアルバ 地図

ブレラ地区写真

【番外編】ミラノの移動

ミラノは、意外に地下鉄が便利で、
ミラノ市内ならば、わかり易く行き来が出来ます。
路面図を入れてもらっても大丈夫です。
チケットもすぐに変えるのでお勧めです。

そして、m-1と呼ばれるメインの地下鉄は、
なんと!スマホが車内で使えました。
そうです、電波が飛んでいたのです。これにはびっくりしました。
ただ、車内アナウンスなど案内は、ほとんどないだけに、
自分であとなん駅とみておかないことは間違いないですが、
一番の移動の足になります。

また、タクシーは?
と思われる方もお見えになるかと思いますが、
こちらは、結構、使いにくく、
日本のように流しのタクシーを捕まえることは出来ません。
お店でタクシーを呼んでもらうか、タクシースタンドまで行って、
そこでタクシーを拾うかになります。
夜、お酒を飲んだ後は、タクシーを使いましたが、
あんまり、使わないでも、ミラノ市内だと済む感じがしますよ!
あと、路面電車や2両編成のバスは、乗ってみたいのですが、
なかなか、難易度が高く、僕はマダ乗ったことがありません。
次回は、そろそろ、挑戦しようかなと(笑)

ちなみに、今回のタビで起こったへんてこ事件は、
地下鉄が停電か何かで突然と待ってしまうというアクシデント。
電車が時刻表通りに来ないと言う事はよくあるのですが、
駅で乗客全員が降ろされるというイベントは、初めてでした。
もちろん、イタリア語のアナウンスしかなく、状況は全くつかめず……。
出来る事は、ただ、「待つ」と言う事だけだったのですが、
回りのイタリア人の方々が動かなかったので、自分もそこにいました(笑)。
イタリア人はきっと、ものすごく我慢強いのだと思います。

【番外編】トイレ編

いつも思うのですが、今回は、思わず写真とってきてしまいました。
日本にいて、ものすごく便利だと思う物、no1はコンビニです。
それぐらい、どこ歩いていてもコンビニに当たります。
トイレもホボ使えるタメに、トイレに困る事なんてないのです。
でも、イタリアでは、これが困ります!
イタリアのミラノ中央駅にさえ、無償のトイレがなかったりします。
教えてもらって、トイレまで行くと、そこは有料のトイレだったりします。
確かに、有料にしなければいけない理由はわかるのですが、本当にこれは何とかして欲しいなぁと、
日本人としては思ってしまいました。
もちろん、レストランにはありますので、そこは大丈夫なのですが、それ以外は……

こんな、

イタリア紀行ですが、読者の皆さんが、こんな世界があるのね!って思って頂けたら嬉しいです。

もちろん、イタリアのファッションをこれからも皆さんにお届けしますので、

ぜひ、ご期待下さいね!


店長ハヤシ

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執筆者

2003年より、株式会社林商店にて、スーツのバイヤーからスタート。 当時、多くの紳士服路面店であったように、ビジネススーツを中心に販売するお店から、イタリアを中心としてカジュアルアイテムをセレクトし、大人のセレクトショップへと変化させました。 イタリアでの直接買い付けからスタートさせ、現在は、イタリアの工場に直接オーダーをお願いしたり、展示会などを通して、日本により良い商品をいち早く紹介するお店に変えました。 現在は、イタリアの文化とも感じる、おじさん男性の元気が良いところも、服だけでなく日本に輸入したい!といくつになっても、男性もファッションを楽しめる日本に変えたいと奮闘しています。

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