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【オヤジのパーカーはあり?or なし?】40代50代の為のパーカーの選び方と着こなし方~Octet Men’sFashion Channel~

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こんにちは。オクテットメンズファッションチャンネルの林です。僕のチャンネルは、自分の気に入ったアイテムやブランド、コーディネートのアドバイスをするチャンネルとなっております。今日もよろしくお願いいたします!

 

 

今日のテーマ:おじさんもパーカー着てもいいんじゃない?

昨今、「おじさんがパーカーを着るのはどうか」という話題が取り上げられましたよね。私は普段からパーカーをよく着るので、正直なところ、「別にパーカーでもいいのにな?」と感じています。パーカーをどう着こなせば、より上手に着ることができるのかという点についても、これからお話していきたいと思います。

このブログを読んで下さっている方へ、パーカーはありか?なしか?という点。私は大いにありだと思っています。ファッションと言うのは、そもそもですが個人の自由で自己満足であると私は思っています。おじさんだからNG、若い方だからOKと分けてしまうので違うのではないかな…と思ったりもします。十人十色考え方はあるとは思いますが、TPOに応じて適したファッションであれば良いと思うのです。

実際、高級レストランにフード付きのパーカーで行く事は不適切だと感じる人が殆どではないでしょうか?お仕事の大切なお客様との商談にパーカーも不釣り合いですよね。

正し昨今ビジネスシーンでもカジュアル化が急激に進んでいます。初めはセットアップやジャケパンから最近では、今回のタイトルでもあるパーカーやトレーナーでも良しとされている。先ほどお話ししたようにファッションは誰が何を着ようと自由なのです。ですが、40代50代の男性でコーディネートが「ん?」と思う事は誰しもあると思いますし、人によっては「ダサい」「イタイ」と思う事がある事も事実です。

それを踏まえて今回はお話しできればと思いますので、最後までご一読頂ければ幸いです。

パーカーを着る際の注意点

まずおじさんがパーカーを着る際の注意点についてお話ししたいと思います。パーカー自体が持つアイテムとしての特性として、カジュアルであったり、ヒップホップ的な要素があったり、どうしてもスポーツのイメージが強く、若い人が着るアイテムというイメージがあることは確かだと思います。その中でも、僕たち40代50代のおじさんがパーカーを着る際に気をつけてほしいポイントがいくつかあります。そこで、今回はその注意点を3点挙げさせていただきます。

①サイズ感

まず1点目は、サイズ感です。最近はオーバーサイズのパーカーが多く販売されていますので、試着せずに購入してしまうと、丈が長すぎたり、袖が長すぎたり、身頃がかなり大きくなってしまったりすることがあります。サイズ感を間違えてしまうことは、おじさんがパーカーを着る際に失敗する要因の一つだと思っています。

②デザイン

2つ目は、ロゴやデザインについてです。スポーツブランドのロゴや、可愛らしいデザインのプリントが施されたパーカーには、インパクトが強いロゴやデザインのものが多いため、気をつけた方が良いかと思います。もちろん、スポーツブランドを上手に着こなす方もいらっしゃいますし、実際に今日のコーディネートでも後ほど紹介しますが、アスレジャーとしてスポーツやゴルフに行く際にゴルフブランドを選ぶという着こなしもあります。しかし、一般的なタウンユースの場合、シンプルなデザインや無地ベースのものを選ぶ方がいいんじゃないかな、と僕は思っています。

③色

そして最後に、3つ目は色についてです。パーカーはカジュアルなアイテムということで、ビビッドな色が多くなりがちですが、ビビッドな色を選んでしまうと、どうしても若作りに見えたり、カジュアルになりすぎたりすることがあります。特に、40代50代60代の方で、ファッションにそこまで興味がないと思っている方には、パーカー選びの際にサイズ感やデザイン、色にも気を付けていただけると良いと思います。清潔感が、ミドル世代のファッション、いわゆる「イケオジ」にとっては非常に大切な要素ですので、そういったポイントを加味して着こなしていただければいいのではないかと僕は思っています。

 

〔1〕パーカー x ダウンベスト / CONCHON QUINETTE

まず最初のコーディネートですが、コンションキネット(CONCHON QUINETTE)のヘビーコットンウェイトのパーカーになります。通常のコットンよりも少し厚手の生地です。パーカーはフードが付いているため、この上に普通の服を着てしまうと、背中の部分がちょっと邪魔になったり、ブルゾンの襟の上からフードを出すような形になってしまい、収まりが悪いと感じることが多いと思います。

個人的には、パーカーの上に着るアイテムとしてはダウンベストぐらいが良いのではないかと思っています。ブルゾンやダウンジャケットを選ぶのであれば、パーカーではなくフードのないスウェットを着てコーディネートした方が、よりスマートな着こなしになるのではないかと僕は思っています。

本当に寒い時期には、パーカーよりもニットなど別のアイテムを着ていただき、昼間暖かくなったらパーカーを選び、朝晩が寒くなったらダウンベストを着るといった形で、季節に合わせてパーカーを楽しんでいただければいいのかな?と思っています。足元も、スリッポンやローファー、レザーアイテムを取り入れることで、かなり大人っぽい印象になると思います。このようなコーディネートでは、デニムにスニーカーではなく革靴を合わせることで、印象が変わります。パーカーでカジュアル、ダウンベストでカジュアルでも、どこか「イケオジ」と言われるようなスタイリングが可能です。デニムや足元に気を付けることで、コーディネートが一層引き立ちます。

先ほども伝えたように、パーカーが少し大きめなものは別として、比較的スマートなものを選んでいただくことで、パンツも細身でフィット感のあるものを選ぶと、エレガントなコーディネートが完成します。まずは、明るめのベーシックなパーカーとダウンベストで、コーディネートを楽しんでいただければと思います。

 

〔2〕バックロゴパーカー / D SQUARED2

2つ目のコーディネートは、ディスクエアード(DSQUARED2)のダメージデニムとパーカーを組み合わせたスタイルです。

前から見るとシンプルなロゴに見えるんですが、実は後ろにはプリントが施されています。バックロゴは、意外とおじさんが着ていても目立ちすぎず、ちょうどいい感じなんじゃないかと思っています。

おじさん パーカーコーデ

会話をする際に後ろ見て会話することはあまりなく、正面から見て会話することが多いと思います。そのため、実際にデザインがどういうものかというのは自然と目に入るので、フロントのデザインがシンプルだと、その印象が強く残ると思います。ブランドのデザインが効いたアイテムでも、フロントがシンプルであれば、意外にコーディネートがすっきりとまとまりやすいと感じています。

今回のコーディネートはダメージデニムですが、ダメージデニムを選ぶ際は、リペア加工されていて素肌が見えないタイプが良いです。ダメージ部分に後加工が施されているものであれば、肌が見えない状態であれば、意外とエレガントに着こなせると思います。選ぶ商品によってイメージが大きく変わるので、ダメージデニムを着る際は、こういったポイントを意識すると良いのかな、と思っています。

ディースクエアード デニム

例えば、ダメージデニムにニットとジャケットを合わせるコーディネートの場合、足元はレザーシューズの方が良いと思いますが、カジュアルなアイテムとカジュアルなデニムの組み合わせなら、スニーカーの方がカッコいいと思います。カジュアルなアイテムでも、おじさんが綺麗に着こなすためには、こういったポイントが重要です。特に冬は肌を見せないことが大切です。カジュアルアイテムでも、きれいに見えるよう意識することがポイントですよね。

また、スウェットには様々な種類があり、薄手のものや、さっきのコーディネートのようにウェイトが重いもの、裏起毛が施されている暖かいものもあります。裏起毛のパーカーは非常に暖かいので、室内に入った時には脱ぐ可能性もあります。インナーに気をつけるなど、脱ぎ着を考慮してコーディネートすることで、冬場もカッコよく着こなせると思います。

 

〔3〕パーカー x アスレジャー / TFW49

最後はTFW49(ティーエフダブリューフォーティーナイン)のセットアップではなく、パーカーとパンツのコンビネーションです。元々、TFW49はゴルフをテーマにしたブランドで、当店でもそのテーマに基づいて商品をご紹介していますので、このままゴルフに行くのにも適しているアイテムだと思います。

今日は足元にディアドラ(DIADORA)のトレイルランスニーカーを合わせて紹介しています。

ディアドラ スニーカー

こちらはランニング用のスニーカーで、実際に走ることができるアイテムです。

パーカーはアスレジャーやスポーツといったイメージがあり、こういったスポーティーな着こなしも非常に良いと思います。ランニングシューズと合わせることで、カジュアルでありながらもスポーツ感が感じられるスタイルに仕上がります。

先ほどもお伝えしたように、このアイテムはスポーツウェアですが、ロゴの主張が胸元にドーンと大きくあるわけではなく、ワンポイントになっています。背中も少しワンポイントになっていますので、これくらいのデザインであれば、カジュアルに着こなすのにもかっこよくなると思います。

また、この非常に寒い時期にゴルフをされる方は、本当にゴルフを愛する方が多いと思いますので、ウェアにも気を配っておられると思います。こちらのパンツはめちゃくちゃ暖かいですし、アスレジャーブランドのスポーツを意識したウェアは、機能性にも優れており、そこが魅力的だと感じています。

最後に、大人の男性がパーカーを選ぶ際に気をつけていただきたいことがあります。それは、細かい部分ではありますが、最初に着たコンションキネット(CONCHON QUINETTE)のように、首元が少し高くなっていて、首が隠れるようなデザインのアイテムの方が、エレガントに見えやすいという点です。そういったデザインのパーカーを選んでみてほしいと思います。

胸元が開くパーカーはあまり見かけませんが、首が詰まっていて襟の部分が見えるデザインは少し珍しいので、実際に試着して「これだ!」と思えるものを選んでいただければと思います。特に、40代50代または60代の男性でも、おじさんでも、カジュアルにかっこよくパーカーを着こなせると思います。ぜひ、パーカーの着こなしを楽しんでくださいね!

本日のまとめ

最後にまとめとして結論をお伝えすると、「おじさんもパーカーを着て楽しみましょう!」ということになります。その際に気をつけていただきたいポイントが3つあります。

①サイズ感: あまりブカブカではないものを選んでもらうこと。

②デザイン: スポーツブランドの大きなロゴがドーンとあるパーカーよりも、ワンポイント程度の控えめなデザインのほうが、かっこいいんじゃないかな。

③色: カラフルなパステルやビビッドなカラーもありますが、大人しめの落ち着いた色味を選んだ方が、よりエレガントに着こなせる。

この3つのポイントを意識して、パーカーを楽しんでいただければと思います!

ということで、僕たちのチャンネルは毎日8時に更新しておりますので、チャンネル登録をぜひよろしくお願いいたします。また、コメント欄にコメントをいただいたり、LINEでメッセージをいただけるととても嬉しいので、ここまで見ていただいた方はぜひ何かコメントを残していただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

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執筆者

2003年より、株式会社林商店にて、スーツのバイヤーからスタート。 当時、多くの紳士服路面店であったように、ビジネススーツを中心に販売するお店から、イタリアを中心としてカジュアルアイテムをセレクトし、大人のセレクトショップへと変化させました。 イタリアでの直接買い付けからスタートさせ、現在は、イタリアの工場に直接オーダーをお願いしたり、展示会などを通して、日本により良い商品をいち早く紹介するお店に変えました。 現在は、イタリアの文化とも感じる、おじさん男性の元気が良いところも、服だけでなく日本に輸入したい!といくつになっても、男性もファッションを楽しめる日本に変えたいと奮闘しています。

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