10代20代男性に比べ、30代40代の男性はファッションに注意する点が増えてくると思います。
30代であれば、20代のファッションから抜け出したい!でもどんなスタイリングが合うのか分からない。
40代であれば、落ち着きを重視するあまりおじさんっぽいファッションになっていないか。
という問題にフォーカスしていきます。
目次
はじめに
30代40代になり、10代20代のころの様なファッションが似合わなくなった。
何を着ていいのか、何が自分に似合うのか、どこで買っていいのか分からない。
なんて悩みはありませんか?
この記事を書いている執筆者の私は少なくともありました。
若いから着れたアイテムや色・柄など30代になった今、どこか若々しさを感じて着れなくなり好きな服の雰囲気や素材、色や柄にも変化がありました。
この問題は多くの方が体験していると思います。
なので、今回は30代40代男性に向けて基本のコーデを解説していきます。
気を付けるポイント
1.品を感じる部分を作る
2.色・柄を入れすぎていないか
3.シルエットに拘っているか
4.カジュアルなアイテムだけで完結していないか
5.清潔感はあるか
〇品を感じる部分を作る
30代40代男性であれば、ただ服を着れば良いという問題では無くなってくる。
大人きちんと感を演出した着こなし方で周りと差を付けたい。職人の手作業だからこその立体裁断や身体に沿わせたシルエット、素材の良さ等は品を演出する役割を担ってくれる。
その為、コーデの1箇所で良いので目を惹く箇所を作ってみるだけでも、キメ過ぎない洗練されたスタイリングに。
〇色・柄を入れすぎない
コーディネートをする上で、色や柄を取り入れる事は楽しむ上で重要。上下の柄アイテムはどうしても派手で子供っぽさがでてしまいやすい。
個性を出した色や柄の取り入れ方はファッション上級者であれば上手く着こなせるが、基本のコーデに辿り着いた場合は避ける事がベスト。
また、派手色の多様する場合も同様。派手色を使用する場合は、1色+ベーシックカラーがおすすめ。
〇シルエットに拘っているか
昨今ビックシルエットがトレンドでもあるが、30代40代の男性であればジャストシルエットからややゆとりを感じるシルエットが綺麗に見える。
雑誌やSNSではワイドパンツやビッグシルエットを纏ったスタイリングを紹介しているが、鵜呑みにして自身も取り入れてしまうとだぼっとだらしなくなり失敗しやすくなる。
基本の着こなしであれば、ジャストサイズ~程よいゆとりを選ぶと良い。
〇カジュアルなアイテムだけで完結していないか
カジュアルなアイテムだけのスタイリングは、大人っぽさが欠けてしまう。
これはカジュアルなアイテムを否定するものではない。全体のバランスとしては、7:3の割合でスタイリングする事がおすすめだ。
いつもカジュアルでスタイリングする事が多いのであれば、デニムをテーパードパンツに、Tシャツをポロシャツやシャツに変更するだけでも印象が変わってくる。
〇清潔感はあるか
まずお洒落を楽しむ上の大前提として“清潔感”必須だ。
人として好印象を獲得するためにも、だらしなさは払拭したいところだ。
特に女性は清潔感を見ている事がほとんどだと言う事を頭の片隅に入れておいても損はしない。
クリーンな印象を獲得できるアイテム選びも実に重要と言える。
30代40代のスタイリングを底上げするコーデとアイテム
30代40代の大人のスタイリング方法のコツは上記の5つを抑える事がポイントだ。
それを踏まえた上で、どのようなアイテムでコーディネートすれば大人の着こなし方になるかをスタイリストがご紹介。
実はとても簡単で誰でも真似できる5つが鍵となっている。
▶羽織るだけできちんと感を醸しだす
テーラードジャケットを抑える事が必須。ジャケットと言えば堅苦しい物を想像する人も少なくない。
そのため休日には着ないと言う意見を良く耳にしたりもする。
だが、1枚羽織れる軽やかなジャケットがあるだけでコーディネートの幅が随分広がる。
今ではリラックスして着用できるストレッチ素材や、超軽量のハイテク素材など様々な機能性を重視したものが展開されている。
コーデ①コットンジャケット
スマートでエレガントな雰囲気を持つジャケット。
大人の男性が着こなす上でスマートカジュアルは、重要視されている。
落ち着いた雰囲気に品を感じられるスタイルは、好印象で女子ウケも良い、
ベーシックカラーで配色し、インナーをサマーニットを使用する事で、カジュアルダウンさせたスタイリングになる。
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サマーニット / FILIPPO DE LAURENTIIS(フィリッポ・デ・ローレンティス)
コーデ②シャツジャケット
Tシャツだとどうしてもカジュアル感が強くなってしまう。
シャツだと堅くなってしまいビジネス感が出るように感じる場合はポロシャツがベスト。
襟付きがエレガントな雰囲気を演出し、お洒落度をアップさせるグレーのジーンズは味変に最高だ。
実は目を惹くグレーカラーのデニムには、30代40代の落ち着きたいコーデの中では取り入れたいアイテムでもある。
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デニム / JacobCohen(ヤコブコーエン)
スニーカー / Philippe Model(フィリップモデル)
コーデ③シャツジャケット
ジャケットながらシャツ感覚で羽織れるシャツジャケットは、デニムとの相性が凄く良い。
バスクシャツをホワイトで取り入れる事で、季節感とクリーンさを演出。
ボトムスは美脚シルエットのイージーデニムで、ジャケットコーデもサマになる。
足元にレザーシューズを用いる事で、大人っぽさを醸し出す。
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▶清潔感重視のシャツ
男性にとってシャツはマストアイテムだ。
シャツと言ってもビジネスに使用するオックスフォードシャツやブロードシャツではなく、カジュアル使いのできるアイテムがおすすめ。
季節感が出る素材を取り入れる事で周りと差別化できておしゃれな印象を与える。
コーデ①カジュアルシャツ
カジュアルライクなリネンシャツは、暑い日の大人カジュアルには欠かせない。
羽織りが欲しい中間季節には特に重宝する。
特に定番の白シャツであれば、清潔感がありクリーンな印象になる。
トップスをTシャツ1枚だと頼りなさを感じる方は、軽い羽織りとして取り入れて欲しい。
全体的にカジュアルなスタイリングでもシャツを羽織る事で、大人っぽさを醸し出せる。
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コーデ②リネンシャツ
昨今トレンドでもある、ビジカジ。
ビジネスシーンでもカジュアル化が進んでおり、会社によってはリネンシャツを使用する事も認められている。
だが、あくまで仕事の場、崩し過ぎない事がポイント。
きちんと感の出るテーラードジャケットに、サマースラックスで快適に。
配色はシックな雰囲気を重視したモノトーンコーデが失敗しない。
暑い時期は生地や素材に注目してみてはいかがでしょうか。
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コーデ③リネンシャツ
暑い夏であれば、ハーフパンツが主流になってくる。
残念ながら合わせ方を間違えると子供っぽさが出てしまうので注意が必要だ。
定番のリネンシャツでのスタイリングは失敗する事なく格好よく着こなせる。
ここも敢えてサンダルでは無く、レザースリッポンをセレクトする事で、大人の落ち着きと余裕が感じられてワンランク上のきこなしかたが出来る。
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スリッポン / PELLICO SUNNY(ペリーコサニー)
大人のハーフパンツスタイルの注意点やスタイリングを解説。
▶テーパードパンツでスッキリとしたシルエットに
脚に沿ったシルエットが上品に魅せるポイント。
スラックスやチノパン、カジュアルなアイテムデニムでもシルエットに拘る事で、上品でスマートさをアピールする事が可能だ。
より品を演出したい場合はスラックス一択。
チノパンやジーンズは大人カジュアルな雰囲気を楽しめる。
コーデ①カラーデニム
夏の白パンこそ映える。
ホワイトパンツは汚れやすいから、キザに見えるからと避けられやすい。
何といっても、白パンツは清潔感があり女性ウケも良い。
写真の様にカジュアルなポイントときれいめなポイントを作ると、コーディネートがしやすい。
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デニムジャケット / Jacob Cohen(ヤコブコーエン)
サマーニット / JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)
他にも白パンツの着こなし方をご紹介中↓
コーデ②テーパードパンツ
キャロット風シルエットは個性が出やすいが、クラシックな雰囲気がまさに粋。
ウエスト周りのフィット感に美しいフォルムは、タックイン・タックアウトどちらもサマになるボトムスだ。
主役級と言ってもいい位シンプルな着こなしにも、華を持たせてくれる存在感。
ファッション初心者だと難しく思われがちですが、コーデを変えたいならまずはボトムスからがおすすめ。
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ボトムスから変える理由を知りたい方はこちらのブログも要チェック。
コーデ③ジーンズ
カジュアル好きには欠かせない、ジーンズ。
立体的なフォルムが魅力で、シワやたるみが出ない事から快適な履き心地を堪能できるヤコブコーエン。
ジャケットに合うデニムとして作られている為、どこから見ても美しく大人っぽさを感じるスマートな着こなしができる。
Tシャツのコーデだとカジュアルな印象が強くなるので、足元にレザーシューズを用いたスタイリングが大人っぽさを底上げする。
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▶上品は足元からキマるレザーシューズ
お洒落は足元から、なんて言葉があるが、まさにできる男を指している言葉だ。
1足目であれば、歩きやすいローファータイプがおすすめ。どんなコーディネートにも馴染みやすく畏まり過ぎていない雰囲気は、ドレスにもカジュアルにも丁度良い。
夏であればレザーサンダルやグルカサンダル、冬になればマウンテンブーツやサイドゴアブーツでスタイルを変更する事も面白い。
コーデ①コインローファー
上品さとカジュアルさを上手く両立させたコインローファーは、日常使いに取り入れやすい。
特に昨今オフィスカジュアルやクールビズとビジネスシーンもカジュアル化が進んでいる。
コインローファーなら、きちんと感を出しつつも、きめ過ぎない雰囲気を持ち合わせている為、普段のジャケパンスタイルにも軽やかさを足して合わせやすい。
汗をかきやすい6月~10月は、機能性の高い軽量のジャケパンも、見逃せない。
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ポロシャツ / JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)
コーデ②デッキシューズ
スニーカーと革靴の絶妙な間をつく、正統派のスリッポン。
暑い時期になってくると、ラフに履けるシューズが欲しくなるタイミング。
それでいて、季節感も自然と醸し出してくれる優秀なシューズだ。
大人カジュアルには最適なスタイリングが叶う。
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コーデ③グルカサンダル
メンズの夏のっコーディネートと言えば、段々と薄着になりカジュアルに寄り過ぎてしまいがちで頭を悩ませることも少なくない。
そんな足元を男らしくもありながら、暑苦しくさせないグルカサンダルは昨今人気が高い。
休日のスタイリングを格上げし、大人のサンダルサタイルも子供っぽさを感じさせることはない。
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▶小物アイテムで差を付ける
映える部分は少ないが、しっかりと存在をアピールする小物アイテムは目を惹くアクセントポイントとなる。
バッグ一つでも印象が変わり、トートバッグやボディバッグが人気が高い。何事もやり過ぎない事が重要で、ほんのり香る上品さが大人には必要なポイントである。
シンプルになりがちの春夏のスタイリングには、小物アイテムが差別化できる。
コーデ①ネッカチーフ
イタリアっぽさを演出できるネッカチーフ。
物足りなさを解決しれくれ、スタイリングを華やかに魅せる役割を担っている。
白シャツにイエローのチーフを挿すと、爽やかなアクセントとして楽しめる事もポイントだ。
キザっぽく見えがちだが、使い方次第で洗練された使い方ができる。
シンプルな着こなし方でも、高見えしたスタイリングが叶いこなれた雰囲気も漂う。
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着用アイテム / ブランド
シューズ / BAUDOIN & LANGE(ボードインアンドランジ)
コーデ②サングラス
夏のお出掛けでは、手放せないサングラス。
ファッションの一部として楽しみたいアイテムだ。
昨今日本でも日差しが強く紫外線から目を守りたい、運転の際眩しくて前が見えない。と感じる事も少なくない。
ただサングラスと言っても何でも良いわけではなく、似合っていないとどうしても垢抜けなく悪目立ちする事がデメリットだ。
機能性を見ながら、自分に合ったサングラスを探す事が重要だ。
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コーデ③ブレスレット
コーデを問わず使用できるブレスレットは、何本合っても飽きない。
シルバーやゴールドだとギラギラし過ぎて、得意では方はレザーやロープ型という選択肢も周りと差別化できる。
大人のTイチコーデには目立ちすぎず、アクセントとしては丁度良い存在感が魅力だ。
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デニム / ENTREAMIS(アントレアミ)
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30代40代が避けるべきアイテム
1.蛍光色
2.大柄チェックシャツ(派手色)
3.ハードダメージデニム
4.地味な配色
5.全身ハイブランド
〇蛍光色
蛍光色は活発な印象を与えるため、ゴルフやスポーツシーン以外では避ける事が無難だ。
先ず間違いなく目立ってしまう。
大人っぽさを演出したい場合はベーシックカラーで品のある配色おしゃれに魅せる。
〇大柄チェックシャツ
大柄のチェックシャツは、一見格好良いアイテムに見えるが実はスタイリングが難しい。
一歩間違えるとおじさんっぽさが出てしまい、さらには逆に学生っぽさが出てしまう。
そこか野暮ったさがでてしまいやすいので、チャック柄好きさんは小さめのチェックをセレクトするようにしよう。
〇ハードダメージデニム
ハードダメージジーンズの印象がやんちゃさやサーフ感、ガキっぽさを漂わせてしまいやすい。
肌がダメージ部分から露出してしまう事で、子供っぽさを演出してしまう。
若い時こその格好良いアイテムなので、肌の露出がないダメージデニムをセレクトする事がポイントだ。
〇地味な配色
秋冬には起こり得てしまいやすいポイント。
確かに30代40代になると落ち着いた色が主流になり、地味な色での配色を選びやすくなる。
だが、ここで配色を間違えるといかにもおじさんっぽさが漂ってしまう。
ベーシックカラーのようにブラック・ホワイト・アイボリー・ベージュ・ネイビー・グレーを選ぶ事がポイントだ。
〇全身ハイブランド
お金持ちアピールと勘違いされやすい為、注意が必要だ。
折角ハイブランドを取り入れるのであれば、洗練されたスタイリングが目を惹く。
Tシャツであればロゴやブランドのアイコンなどさり気なさが大人のスタイリングには相応しい。
半歩下がった感じがまさに“粋”だ。
更に、女性から『ダサい』『イタイ』と思われがちのメンズファッションも解説しております。
まとめ
今回は、30代40代の基本のコーディネートのご紹介でした。
結局が何が鍵になるかは初めに紹介した、5つのポイントを抑える事。
そして最後の気を付けるポイントを如何に抑えるかがポイントです。
ファッションは自由ですが、自分を磨く一つの手段だとも思います。
従って、全身を変える必要はないのです。
どこか拘る部分を1か所でも作る事が鍵になります。
いくつになってもファッションを楽しんでいる男性はとても魅力があり、素敵だと思うのです。
大切に想う方に何歳になっても格好良いと思って貰えるように、少しファッションにも拘ってみてはいかがですか?
この記事で、少しでもファッションの楽しさが伝われば幸いです。
一緒にファッションを楽しみましょう。
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最後に
普段は着こなしや女子ウケコーデをご紹介しています。
ぜひご一読下さいね。
プロフィール
●株式会社林商店
・Octet名古屋
・インポートセレクトショップでらでら
中村 綾花
女性の目線で、30代40代男性のカッコいいがお届けできるようブログを書かせて頂いております。
実店舗での接客経験を活かしながら、SNSを中心にいち早く新作やコーデ、着こなしを発信。
常にトレンドを意識し、男性にもっとファッションが楽しいと思って頂けるよう、日々奮闘しています。
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オクテット名古屋ではファッションコンシェルジュを設けております。
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フォーマルからカジュアルまで幅広くご提案させて頂く事が可能で、似合うカラーやアイテムを一緒に見つけ出していきます。
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