こんにちは、オクテットメンズファッションチャンネルの林です。
僕のチャンネルは自分の気に入ったアイテムやブランド、コーディネートのアドバイスをするチャンネルとなっております。
今日もよろしくお願いします。
目次
カラーコーディネートのアドバイスについて
今日はですね、色の話をさせていただこうっていうふうに思っているんですが、内容が2つありまして、1つ目は”自分の気に入った色ってどうやって選ぶの?”っていうお話と、2つ目は”なぜ日本ではおじさん特にアラ
フォーアラフィフのおじさんが明るい色を選べないか”っていうお話をさせていただこうと思います。
ぜひ楽しみに全編聴いていただけたら嬉しいです。
自分が似合うカラーについて
やっぱりアラフォーアラフィフの男性ってどうしてもコンサバティブなコーディネートが多くなると思うのでやっぱり色というと白・黒・グレー、そしてネイビー。このあたりの組み合わせでコーディネートしていることが非常に多いんじゃないかなと思っています。
今はちょっとナチュラルなペールトーンと言われるカラーも入ってはいるのでベージュとか薄いサックスブルーとかそういうのも着れる方もお見えになると思うんですが、それでもやっぱりどっちかというと無彩色を中心に服を選んでいる人っていうのが僕は多い気がしています。
もしくはダークトーンですね。カーキ色とかちょっとくすんだ色目、重ための色目を選んでいる人が多いんじゃないかな?
確かに似合うと思うんですけれども、やっぱり春だしファッションだからたまにはちょっと明るめの色やポップな色目っていうのに挑戦してみたらどうかなっていうふうに思うんですね。
早速ちょっと着替えてみようと思います。
オレンジ色のコートについて
ということでオレンジ色のマッキントッシュのコートを着てみました。結構僕には似合ってると思うんですよね。
自分で言うのももちょっとどうかと思うんですけれど(笑)
僕はオレンジが結構好きでこういった靴だとかオレンジのインナーとかニットとかをたまに着たりしてるんですけれど、じゃあなんでこの色、こういう色目を自分が気に入って”ああ、いいな”と思うかっていうことなんですが、一つは自分が好きそうな色を一度試着してみるということですね。
試着することで鏡の前に立って”ん……?これはどうかな……?”って思ったらもうそれはもう着ないのでどんなに僕たちスタイリストが「いや!それお客さんお似合いですよ!」と言われても自分が鏡の前に立って”ん?”って思ったらやっぱりそれは着ないと思うんですよね。
特に僕達が使っているような割と高級な服っていうのは何回も着て身体に馴染んでいく服だというふうに思ってるんですよね。馴染めば馴染むほどかっこよく見えるんですね。
最初にパッと着た時よりも2回目、2回目着た時よりも3回目の方が必ず馴染んでくるし形ももちろん自分の体型にあって馴染むってのもあるんですけれども、やっぱり見た目もだんだんと違和感がなくなっていくと思うんですよね。
そういう意味で馴染んでいくと思うので自分が気に入った色、ちょっと明るめの色を実際に試着してみてアリだなと思う服を買って帰ってもらうということですね。
それを何回か着てもらうことでちょっとこういった派手かなぁと思うような色も”意外に似合うじゃん!”みたいなことがだんだん分かってくると思うんですよね。なのでそういった形で一度明るい色に挑戦してみるっていうのは僕はすごく大事なことだと思ってます。
40/50代がなぜ明るい色を着ないのか?
その中でなぜアラフォーアラフィフ、特にこの世代。やっぱり20代とか30代とかファッションに興味がある、おしゃれだねって思われたいもしくはを思ってる人たちは躊躇なくこれを手に取れると思うんですよね。
でも残念なんですけどアラフォーアラフィフの人はなかなかこのコートを着るのに勇気がいると思うんですよね。それはなぜかというと今の日本だとやっぱり明るめの色を着ることがかなり目立ってしまうところがありますよね。
これを着たら一つはオシャレだなって思われると思うんですけれども、今まで黒とか紺しか着てなかった人がいきなりこれを着てきたら「オシャレだね!」っていう反応してくれればいいんですけど「今日どうしたの!?」っていう反応をされるとやっぱり着てる本人としてはだいぶ”え?”って思うわけですよね。
もっと言うとやっぱりパートナーさんがいる方なんかはパートナーさんに「それなんで買ってきたの?」とか「今日どうしたの?」とか言われてしまった日にはなかなか着れなくなっちゃうんですよね。
だから今の日本だとやっぱりくすんだ色だったり重ための色が中心のファッションになっているのでどうしても明るめの色を着ると派手に見えちゃいますし、なんかオシャレではあると思うんですけれどもオシャレ以上に何かこう違う邪な何か入ってるんじゃないかなと思ってしまうんですよね。
でもそんなことはなくて一旦この人ちょっとファッションに興味がある、オシャレだねって思ってもらえれば素直に「かっこいいね!」って言ってもらえると思うので、そういう意味ではこういう色にもぜひトライして頂けたら凄く嬉しいなと思います。
50歳もしくは60歳になってヨレヨレのセーター着てみすぼらしい格好をしている男性とちょっと明るめの色を綺麗に着こなせている男性と比べたら圧倒的にファッションに興味のある男性の方が若々しく見えるはずなんですよね。
それは女性を見たら100%分かることで、女性なんか40代でも50代の60代でもみんなファッションに興味を持って着飾っていると思うんですね。今だと”美魔女”っていう言葉があるくらいやっぱり年齢に関係なく美しくあるべきだっていうのが女性のファッションにおける概念があると思うですよ。
でも男性はなぜか年齢相応にみすぼらしくなっていくっていう今の日本の現状もあるので、だからこそちょっと色のついた服をおしゃれに着こなしてファッションを楽しむことで若々しく生活していきましょう!というのが今日の僕の言いたいことでした。
ワンポイントから明るい色を!
コートみたいなこういう大きな面積のものをいきなり羽織ってしまうと結構インパクトもあるし目立ってしまうので、どちらかというとこういった小物から僕は色を変えて頂けたらいいんじゃないかなと思っています。
実際また服を戻してコーディネートを見ていただけたらと思います。
やっぱりオレンジのコートに足元もオレンジとか足元も赤とかだったのでちょっと派手すぎる気がするんですよね。なのでワンポイントでいいんじゃないかなっていうふうに思うので、そういう意味ではこういったジャケスラスタイルにこういったオレンジ色のチャッカブーツ。これは僕が長く履いている靴になるんですけど、こういうのを合わせていただくと意外にちょっとオシャレに見えると思うんですね。
全身だとやっぱりインパクトも強いんですけれども、人間はどうしても顔から見ていくので上半身になればなるほどちょっと派手なイメージがつきやすいんですけど、足元だと意外におしゃれだねっていう雰囲気になってくるので足元から徐々に攻略していくとこの人ってファッションに興味あるんだよねっていうのを伝えていく方法だと僕は思うので、是非オススメしたいなと思います。
でもこういう足元の派手目のアイテムというのは確かにダッドシューズって言われてるようなちょっと厚底の多色使いのスニーカーとかもあるんですが、そういったスニーカーになってしまうとどうしても子供っぽく見えちゃったりとかコーディネートが難しかったりするので、オススメは単色使いもしくはワンポイントのスニーカーだったりとかレーザーのアイテムでちょっと派手めのカラーの物っていうのをお勧めしたいなーっていうふうに思います。
足元の色合わせが難しいなと思ったらデニムと合うようなアイテムを選んで頂く、もしくはチノパンと合うような色を選んでいただく。
自分のメインで履くボトムスと合うちょっと明るめの靴を選んでいただくと、靴だとちょっと派手でも違和感が少ないと思うので、そこを最初のステップとしてファッションに徐々に興味を持って行って頂ければというふうに思います。
まとめ 明るめの色に挑戦しよう
今日のまとめなんですけれども、明るめの色を着てファッションを楽しんで欲しいなっていうふうに思いますし、朝オレンジのコートを着て会社に行く……もしくはどっかお出かけするってなったらそれだけでも気分がちょっと上がると思うんですよね。
本当にちょっとかもしれないんですけれども、でもその”ちょっと上がる”っていうのが僕はファッションが持つすごく大きな力だと思っているのでぜひちょっと明るめの色、それも白とかの明るさじゃなくて色の入った明るいもの、黄色っぽい色でも赤っぽい色でも茶色っぽい色でもいいのでちょっと明るめの色を着てもらって毎日気分を豊かに生活してもらえたらいいなと思っています。
Octet Men’s Fashion Channel
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今回の動画↓
プロフィール
オクテット バイヤー :林 啓成(はやし ひろなり)
株式会社 林商店
オクテット名古屋
インポートセレクトショップ でらでら
担当バイヤー
20代をビジネスウエアのメーカーで、服の作り方を学び、2003年より、株式会社林商店にて、スーツのバイヤーからスタート。
当時、多くの紳士服路面店であったように、ビジネススーツを中心に販売するお店から、
イタリアを中心としてカジュアルアイテムをセレクトし、大人のセレクトショップへと改造。
イタリアでの直接買い付けからスタートさせ、
現在は、イタリアの工場に直接オーダーをお願いしたり、ピッティウオモを中心に展示会などを通して、日本により良い商品をいち早く紹介するお店に変えました。
現在は、イタリアの文化、
おじさん男性の元気が良いところを、日本に輸入したい!と
いくつになっても、男性もファッションを楽しめる日本に変えたいと奮闘しています。
もし何かご質問などがありましたらコメント欄にご記入いただいてもよろしいですし、ラインなどでもお問い合わせいただいてもお答えさせていただきます。
以上、オクテットの林でした!