こんにちは、オクテット名古屋の近ド(くみちょう)です。
はてさて、昨今のわたくしのブログ。
とあるブランドに焦点をあてての書き込みと昨今はなってきたわけですが、改めて思うにブログと言うより、メルマガに近いんじゃあないかなと。
まあ、個人的にはどっちでもいいんですが、わたくしの文章って語り掛け的な感じがして、文章って言うよりは、誰かに手紙を書いてるような気がしてなりません。
まあ国語は苦手だったので、正直よく分からんのですがね。
難しいですね、日本語…
もちろん日本語以外はもっと苦手なんですけどね。草
と前置きはこれっくらいにして、今日は何を語ろうか!?
今年の春あたりから当店にお目見えしてる、このブランドについて語っていきましょう。
「N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)」
ヌメロヴェントゥーノ メンズ クルーネック ウールセーター ネイビー/レッド
↑のセーターでも分かる通り「21番」がブランド名であり、トレードマークのイタリアブランドです。
メンズ方々よりも、レディースの方々の方がご存知なんじゃあないかと思います。
このブランド、イタリアファッション界の次世代を牽引すると言われてる「ALESSANDRO DELL’ACQUA(アレッサンドロ・デラクア)」氏が手掛けるファーストラインのブランドなのです。
↑彼がそのアレッサンドロ・デラクア氏です。
元々はシグネチャーブランドで主に女性向けのパーティー用ドレスなどを発表していたのですが、2010年、ドレスなどの見せる服から一転して、心地よく着て楽しめるカジュアルな服を作るために新たに作ったのがこのブランドなんだとか。
実は結構新しいブランドです。
当店オクテットはけっこう老舗ブランドを扱っていることが多いんですが、このブランドはあえてのチョイスとも言えますね。
ちなみに、まあ誰もが気になるこの21番。
「N°21」ってのは、あまりにも有名なシャネルの香水、N°5と同じ、おわゆるナンバー21ってこと。
で、このナンバー21をイタリア語で言うと「ヌメロヴェントゥーノ」ってなる訳です。
ようは21番ってブランド名ですね。
日本語で言うとなんか、カッコ悪いですが…
で、この数字の意味する所ですが、次世代、21世紀を意味するものでもあり、またデザイナー、アレッサンドロ・デラクア氏のラッキーナンバーでもあることから、このブランド名になったんだとか。
ちなみに何故ラッキーナンバーが21かと言うと、アレッサンドロ・デラクア氏の誕生日を表す数字がこの21なんだそうですわ。
意外なほどに簡単な意味合いでした…
ちなみに彼、アレッサンドロ・デラクア氏がシグネチャーブランドの時代から拘っていたコンセプトが、スタイリングに活かされているセンシュアル(媚びないけれど滲み出るような色っぽさ)です。
決して媚びてはいないけれども、自然に滲み出てしまう色っぽさって…
難しいです。
が、彼はこれをテーマに常に探究し続けているんですね。
さすがはイタリアを代表するデザイナーの1人です!
そしてレディースラインには、コレにフェミニティー(女らしさ)が加わりますが、メンズラインにもこのフェミニティーらしさは活かされていて、どこか中性的な雰囲気を持っていることも拘りの1つではないかと思います。
実際、彼が作るメンズラインの服には、女性用にしか使われていないような、素材をメンズに活用したりもしてます。
例えばかなり繊細に作られたレース編み素材とか。
まあ実際、私のようななんでもない普通のオヤジがレース編みの服を着たら、色っぽさがにじみ出る前にオカマっぽさが滲み出てしまうとは思いますがね。草
ちなみにアレッサンドロ・デラクア氏が生まれたのはイタリアのナポリだそうです。
出典:地球の歩き方
ナポリはイタリアのどの都市とも違う雰囲気をもっている。輝く太陽、紺碧の海。こう書くと、いかにも、南ヨーロッパの絵ハガキそのものだが、ヴェスヴィオ山を望む雄大な景観の中に広がるオリーブの林、咲き乱れる花々は、その明るさとともに、一瞬息を止めるほどの美しさである。 だがほかの町とはちょっぴり違うナポリの魅力とは、この景色のすばらしさばかりにあるのではない。今でこそ、イタリアきっての観光地として栄えているナポリだが、ギリシアに始まり、ビザンツ、ノルマン、フランスと、次々に支配されてきた歴史を合わせもつ。 そんななかにあっても人々はずっとギリシア式の風俗習慣をもち続け、今もその名残をとどめている。”ナポリ風”という言葉には、そんな歴史も隠されているのだ。
地球の歩き方さん曰く、こーんな感じの街らしいです。
残念ながら私くみちょうはこのナポリには行ったことが無いので詳しくは分かりませんが…
ナポリタン・スパゲッティならわかるんですがね。草
出典:メシ通
これです!
おらが街、名古屋のご当地メシとも言うべきナポリタン。
まあ正確には「鉄板イタリアン」って言うんですけど、全国的にはイタリアンじゃなく、ナポリタンらしいのでオケですね。
ちなみにこの鉄板イタリアン、溶き卵が敷き詰められてるのと、これでもかってくらいの濃い目のケチャップで味付けされてるのが特徴で、この濃いスパゲッティと焼けた卵を一緒に食べるのが、めちゃくちゃ旨いんですよ!!
で、食する際は絶対に古びれた喫茶店で。
それこそが名古屋メシなので。
ちなみに本物のナポリに言っても、このナポリタン・スパゲッティはないらしいのであしからず。
して本物のナポリのグルメと言えば、ピッツァ・マルゲリータでしょう。
出典:たびこふれ
このナポリ、じつはピッツァ発祥の地なんだそうです。
うーん、ぜひナポリで食べてみたいです!
ピザ。
って何故か、名古屋飯と言うか、グルメブログになってしまいましたが、話を戻しまして。
21世紀を担う洋服ヌメロヴェントゥーノですが、デザイナーのアレッサンドロ・デラクア氏が服をデザインする際にインスピレーションを受けているのが、ロッセリーニ、ヴィスコンティなどの40年代から70年代かけたイタリア映画なんだそうです。
出典:フィルマークス
出典:映画.com
ロッセリーニ監督とヴィスコンティ監督の代表作ではないかってもんを上に掲載してみましたが、こういった映画からヒントを得て、服をデザインされてるんですね。
私もこの映画を観たらなんか閃くかなと、どっちの映画も観てみたくなりました。
なんだかヌメロヴェントゥーノってブランドの話ってよりは、普通の世間話を語っただけじゃあなかろうかと思う今日この頃。
って、語りを〆る前に、昨今入ってきたヌメロのアイテムをちょろっとご紹介します。
N°21 ヌメロ ヴェントゥーノ ブラックニットパーカー モヘアウールコンビ
アピールポイントは、左位置に寄っているダブルスター。白い線で編み上げられたダブルスターは、 ベースのヴァージンウールとは異なり、ナイロン&モヘアを編み込んだ仕様。 はめ込み模様をつくる柄編みを”インターシャ”と言います。柔らかくて薄手、やや気持ちザックリと編みあげられたウールニット。
バイザーもほのかに曲線を描き、深すぎない着用感。 浅すぎないので、帽子もしっかり強調し、馴染むアイテムとなっております。 特徴すべきところは、調節コードの長さがブランドらしいデザインであり、コレクションなどにも登場している 垂らしてお使い頂くキャップ。コレクションらしいデザインも盛り込んだタウンユースに活躍するキャップは 存在感もあり、顔だちをはっきりさせくれます。
一見、モードらしくシンプルに見えるデザインですが、左フロントにベースの生地と同色のベージュカラーで ブランドアイコンを施し、裏側にはヌメロヴェントトゥーノの主張となる「21」をツイル織りの生地で貼り付けて、ブランドらしさも取り入れたデザインとなっております。 光に当たるとデザインが浮き出て見えるようなデザインは、ヌメロらしいモードな装いの一着。
コットン天竺クロスにて仕立てられており、さらっとした質感であり、快適に着用して頂けます。 厚手のスウェットシャツでなく、裏起毛でもないので、ロングシーズン楽しむことができ、 上質な肌触りを感じて頂けます。ラグランショルダーとなっている為、肩の動きが制限されず、ノンストレスなのも魅力的な部分。
N°21 ヌメロ ヴェントゥーノ クルーネックニット ウールセーター
大きめなロゴをフロントに表現したクルーネックニット。 袖からフロントにかけてインパクトのあるブランドロゴを走らせたローゲージセーター。 インターシャニットのように、網み地にロゴデザインを組み込み、立体感を出した個性的な一着に仕上がっております。更に、ロゴと同色のカラーで裾部分にラインを惹き、目を惹くような独特デザイン。素材は、羊毛のヴァージンウール100%のニット編み。
どうでしょうか? ヌメロ。
なかなかじゃないですか??
ちなみにこの他にもいろいろとあるんですが、ぜんぶは紹介しきれないので、色々見てみたいって方は↓をどうぞ。
最後に今一度、脱線話を。
アレッサンドロ・デラクア氏が生まれたナポリですが、イタリアに古くからある格言にこんな言葉があるそうです。
「ナポリを見てから死ね」
コレ、かのゲーテが残した言葉のようです!
彼がナポリの温暖な気候、食べ物、陽気なナポリ人、建物、歴史などに感銘を受けて発したようです。
そして、ナポリの町、海、海岸通り、その後ろのヴェスヴィオ山、そこから広がるナポリ郊外の町など、全部見えないとナポリの景色の意味がない!素晴らしさが半減してしまう!とも言っていたんだとか。
ようは死ぬまでに一度はナポリを見てみなさいってことですね。
分かりました!
死ぬまでに1度だけでもイタリアのナポリに出掛けてやりますよ!きっと…
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